【NBAドラフト】NBA全チーム“チーム史上最も重要なドラフト産選手たち”。
先日のコレ↓に引き続き、Synergy SportsのTodd Whiteheadさんが「自チームでドラフトされた最も重要な選手たち」をドラフト指名順位を添えて公開。
見やすくしたもの。
必ずしも「そのチームで最も偉大な選手・ベストプレイヤー」ではなく、「ドラフトされた後在籍期間中にもたらした成功と個人成績」を基に決められています。
当然ながら、各々異論反論一家言お持ちの事と思われます。前回に引き続き、Twitter上でアンケートも行われていました。
30チーム中11チームが1位指名選手。
同じく11チームが2~5位指名選手。
7チームが6~14位指名選手。
ナゲッツは唯一のロッタリーピック外選手です。
そう考えると、「タンク」はチームビルディング上有効な戦略と言わざるを得ませんね。
・・・・・・けど嫌。
以下は第一稿。
アンケートでも票が割れているように、私個人としても一番悩むのはブレイザーズです。
候補は3人いてビル・ウォルトンとクライド・ドレクスラーとデイミアン・リラード。
唯一の優勝経験者でFMVPも獲得したビル・ウォルトン。ただ、ブレイザーズでの出場試合数は4シーズンでプレイオフ含め230試合のみ。
得点でのフランチャイズリーダーのデイミアン・リラード。ただ、候補の中で唯一ファイナル進出経験がない。
出場試合が最も多く2度ファイナル進出もしているクライド・ドレクスラー。ただ、ロケッツで優勝したため「ブレイザーズ史上最も重要だった選手」と呼ぶには若干違和感が。
うーん、私が選ぶならドレクスラーにします。
理由は、島本和彦氏が言っていた「予定の時間に遅れて来て謝られたNBA選手はドレクスラーだけ」ってエピソードがなんとなく好きだから。(大昔の話でうろ覚え)
ブレイザーズ選手のキャリア総得点ランキング。レギュラーシーズンのみ。2023/6/27時点。
もう候補3人で
今回はこの辺で。ではまた。
余談。
今回の記事に限らず、当ブログでは様々なNBAアナリスト・ライター・データサイトの御世話になっています。
本記事の引用元Todd WhiteheadさんはSynergy Sports(※)で分析やグラフィック作成を手掛けている方です。
※:Synergy Sports。詳細なトラッキングデータを数多く揃えるデータサイト。月額40ドルとお値段もスポーツデータサイトの中で超高額な部類なので、コーチ、スカウト、メディア等のスポーツを仕事としている方向けだと思います。ただ、私の様な1ファンが見ても十分楽しいです。
似たようなデータサイトにSecond Spectrumというのもあります。
「アナリティクスを基礎から学び直そう」と思い、統計学・確率論やら論理学の本を読んでいても思いますが、優れたアナリストや学者様には映像センスや文学的才能も備わっているように感じます。
少ないスペース・1枚の画像にわかりやすく美しく情報を配置するのが非常にお上手。
現代はインターネッツのおかげもあって、一般人でもNBAの統計的データや情報のインプットには然程困らない時代です。前述のSynergy Sports以外にもデータサイトは山ほどあります。
ただ、インプットしてからの情報処理能力・アウトプットの仕方には、プロとアマチュアの間で天と地ほどの差を感じます。
アナリストと一言で言っても色々なタイプのアナリストがいて、そこに貴賎の差はないはずですが、Todd WhiteheadさんやBen Taylorさんのような、私がNBAを見始めた頃には存在しなかったタイプのアナリストを見ると、NBAには多くの分野の才能が集まっていて、日に日に進化を遂げているんだなと改めて感じます。
試合から得る興奮や感動は今も昔も変わりません。とはいえ、確実に世界もNBAも変化をしています。好きになれない変化も間違いなくあります。変化・進化をする際、誰かから嫌悪感を抱かれる事は避けられない事態でしょう。
しかし、新しいアナリストや新しい評価方法の出現は私にとって非常に有難い変化です。観たい試合・選手が無限に増えます。アナリストのおかげで好きになれない変化への見方が変わる事もあります(極端なドローファウルは今でも「好き」とまでは言えませんが、興味深く見る様にはなりました)。
たまには、ちゃんと引用元の方々にお礼を言いたくなりまして、こうして駄文を綴っております。
いつもありがとう。世のNBAアナリスト、データサイト、メディアの皆々様。
「そーいうのは本人に直接言え」って?
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