NBA’23各チームの総サラリーとベンチ+/-ランキングとスターターのサラリーとetc./ステフィン・カリー、ラッセル・ウェストブルック、CJ・マッカラム、レブロン・ジェームズetc.

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NBA’23各チームの総サラリーとベンチ+/-ランキングとスターターのサラリーとetc./ステフィン・カリー、ラッセル・ウェストブルック、CJ・マッカラム、レブロン・ジェームズetc.

漠然とした書き方で恐縮ですが、強豪チームやMVP候補/絶対的な中心選手がいるチームはベンチユニットの時間帯に悩まされる傾向にある気がします。「ベンチがなぁ・・・・」なんて嘆きの声をよく聞く気がします。

「MVP候補や絶対的な中心選手≒サラリーが高い≒ベンチユニットにまでお金がかけられない」てな具合に、どーしても層が薄くなりがちで、中心選手やスターターがアドバンテージをとるほどベンチユニットの不出来が目立つ事にもなるのでしょうか。

2022/12/27時点での各チームのベンチ+/-ランキング(ベンチ出場選手の1試合平均得失点差)を見てみましょう。※画像クリックで拡大

2022/12/28時点22勝11敗のナゲッツがベンチ+/-ではリーグ最下位です。29位のウォリアーズは勝敗数では16勝18敗でリーグ18位。

次にスターターの+/-ランキングを見てみましょう。

ナゲッツはリーグ3位、ウォリアーズは9位にまで順位を上げます。
両チームの共通点を挙げますと、「スターターにヨキッチとステフというシステムの根幹をなす中心選手がいる事」と「スターターに多くのサラリーを費やしている事」があります。

ナゲッツはスターターだけで130M、ウォリアーズは157Mものお金を費やしています。今季’23のサラリーキャップは123.7M、ラグジュアリータックス発生の閾値は150.3M(小数点第二以下四捨五入)。

開幕戦でのスターターのサラリー一覧。ネッツやセルティックスも高め。レイカーズも148Mと高額ですが後に47Mのラスがベンチユニットへ。

+/-だけで選手やラインナップの出来不出来は計れませんし、これだけで「スターターのサラリー額とベンチユニットの出来には相関関係や因果関係がある」とは言えませんが、何というか「ある種の慰め」にはなるデータかなと思います。ベンチの時間帯でリードを奪われるのは必ずしもベンチだけの問題ではない、と言いますか。スターターに費やしているサラリー、勿論コーチングや欠場者の問題も関係してくるでしょうしね。

そんなこんなで今季’23のチームサラリー総額ランキング。サラリーはインセンティブがあったりで色々と複雑で調べるサイトによって微妙に違いもありますが今回はSpotracのものです。

選手のサラリーランキング。画像はBBRからですけど数字はSpotracと同じです。

右端のGuaranteedは保証された残りの契約額(プレイヤーオプションやチームオプションを含んでいない額)

29位のCJ・マッカラム(背番号3)のサラリー、33,333,333ドルを見るたび思い出す。

©YOSHIMOTO KOGYO CO.,LTD

今回はこの辺で。ではまた。

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