【NBA】海外選手数推移と出身大学別ランキング。国際化の進むNBA2024大注目の遅れてきた大物ルーキー二人。/KAT、ミシッチ、サーシャ、ジャマール・マレー、八村塁、渡邊雄太、レブロン、エムバペ、ネイマール、ヴォルカノフスキー、ウォリアーズ、レイカーズ

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【NBA】海外選手数推移と出身大学別ランキング。国際化の進むNBA2024大注目の遅れてきた大物ルーキー二人。

2023シーズン開幕時、NBAには40ヶ国から120名の海外選手が在籍していました。フルリストへのリンク

カナダから22名、オーストラリアから10名、フランスから9名、ドイツから6名、ナイジェリア・セルビア・スペインから5名づつ。そして日本からは2名。ありがたい時代です。

2021シーズンは41ヶ国から107名、2022シーズンは39ヶ国107名でしたので、また少し増えてきました。

1997~2019シーズンの推移。

今オフには海外リーグからビッグネームもNBAに参戦。

OKCサンダーにセルビアのヴァシリエ・ミシッチが加入。

ミシッチのキャリアスタッツ&実績。

キングスにはブルガリアのアレクサンダー“サーシャ”ヴェゼンコフが加入。

キプロスとギリシャ国籍も持っています。

サーシャのキャリアスタッツ&実績。

ミシッチは2014ドラフトでシクサーズから全体52位、サーシャは2017ドラフトでネッツから全体57位指名をされていましたが、何度かのドラフト権トレードと成長を経て2024に満を持してのNBA参戦。

もしこの二人がNBAでも大活躍したのなら、若い海外リーグ選手をとりあえず指名しておいて、成長を見届けてからNBAへ参加させる形の“青田狩り”が新たな流行りとなるかもしれませんね。(以前からあるにはあります)

ちなみに2023シーズン開幕時、選手の出身大学内訳はこんな感じでした。

ケンタッキー大学ワイルドキャッツからは27名、11年連続で1位の数です。

2023シーズンのケンタッキー大学出身選手スタッツ(一部)。

ヘッドコーチのジョン・カリパリさんは人望も厚く、2022年にケンタッキー州がひどい洪水被害に遭った際、アンソニー・デイビスは直ぐにカリパリHCに連絡を寄越し35万ドル(現在のレートで約5000万円)を寄付。

カール・アンソニー・タウンズやジャマール・マレーも慕っていました。

写真だけ見ると「ただの気さくなオジサン」みたいですが、教え子たちのNBA入り後の活躍にも度々祝福の声を送る殿堂入り名コーチです。

最近は選手だけでなくコーチやチ―ムスタッフも国境・カレッジ・スポーツの垣根を越えてNBAチームへと加入していますし、スポーツを通じて世界中でポジティブな交流が生まれたら嬉しい限りです。

先日、リオネル・メッシのマイアミデビュー戦に駆けつけたレブロンが話題となりましたが、過去にも様々なアスリートとリスペクトを分かち合っています。
UFCフェザー級王者アレクサンダー・ヴォルカノフスキーの勝利を祝うシャキール・オニールとジャマール・マレー。
ヴォルカノフスキーとマレーの共同トレーニングへのリンク
バレエダンス振付師のアロンゾ・キングと対談するスティーブ・カー。
リンク

ワールドカップも楽しみ。

今回はこの辺で。ではまた。

おまけ。

2023シーズン、デューク大出身選手スタッツ。

2023シーズン、UCLA出身選手スタッツ。

2023シーズン、ノースカロナイナ大(UNC)出身選手スタッツ。

2023シーズン、サザンカリフォルニア大(USC)出身選手スタッツ。

2023シーズン、アリゾナ大出身選手スタッツ。

2023シーズン、カンザス大出身選手スタッツ。

2023シーズン、テキサス大出身選手スタッツ。

2023シーズン、八村塁が在籍していたゴンザガ大出身選手スタッツ。

2023シーズン、渡邊雄太が在籍していたジョージワシントン大出身選手は渡邊雄太のみなので、今までのジョージワシントン大出身選手のキャリアスタッツ。

3番目のマイク・ブラウンは現キングスHCのマイク・ブラウンとは別人です。

結論、日本だけでなく母校を代表する選手となるべく八村塁&渡邊雄太がんばれ。

そしてケンタッキー大はズルい(冗談です)。

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