【ボーヤン・ボグダノビッチ⇔ケリー・オリニク&セイバン・リー】先行き不透明なユタ・ジャズ選手たち、希望はそこにあるのか。ラウリ・マルッカネン、コリン・セクストン、ジョーダン・クラークソン、シモーネ・フォンテッチオetc.
「希望はそこにあるのか?」
あります。めっちゃあります。選手たちの心情はわかりませんけども、私は来季ユタ・ジャズを超楽しみにしてます。
私の期待はひとまず置いといて、最近のジャズ絡みのニュース。
元ホーネッツ(とちょっとだけブレイザーズ)のコディ・ゼラーと契約。
24歳のGリーガー(昨季ピストンズと10日間契約も)、マイカ・ポッターと2way契約。
ボーヤン・ボグダノビッチがケリー・オリニク/セイバン・リーとトレード。
他にもマイク・コンリーやジョーダン・クラークソンなどのトレード案は湯水のように湧いて出てきますし、トレード可能な選手であれば今のジャズにアンタッチャブルな存在はいないと思われます。ドノバン・ミッチェルとルディ・ゴベアを放出し解体&再建の道を選んだわけですから、今更ですね。
正直言いまして私も「来季ジャズはプレイオフに進出する」とまでは思っていません。来季西は、昨季の強豪は元より伸び盛りのチーム、主力が怪我から復帰するチームと積み重なっています。そこに割って入るのは並大抵のことではありません。
しかし「来季ジャズの試合を見る理由」は山ほどあります。
まずラウリ・マルッカネンとシモーネ・フォンテッチオ。(フォンテッ“チ”オとフォンテッ“キ”オ、どちらで表記するかいまだに迷います)
EuroBasket2022でそれぞれフィンランドとイタリア代表のエースとして名勝負を繰り広げていました。
両チーム共下馬評が高かったわけではありませんが、決勝トーナメントでフィンランドはズバッツ/ボーヤン/サリッチのいるクロアチアを、イタリアはヨキッチ/ユーロリーグMVPミシッチのいるセルビアを撃破しています。
ショッキング過ぎて見てて叫びました。惚れました。
勿論両選手ともジャズでの役割は代表時とは違ったものになるでしょう。そのチーム内競争を含めて楽しみなのです。
コリン・セクストンやテイレン・ホートン・タッカーらも元居たチームでは一時将来の中心選手として期待されながらの放出。ジャレッド・バンダービルト、マリーク・ビーズリーは昨季ウルブズ躍進に大きく貢献してからの放出。悔しくないはずがありません。
そして今後も選手の入れ替えが続くと思われる難儀なチームを指揮するのは34歳の新人ヘッドコーチ:ウィル・ハーディー。
タフです。選手にとっても新人ヘッドコーチにとってもどう考えてもタフな状況です。(ダニ―・エインジはニッコリでしょうが)
だから気になります。来季注目しています。
それに「来季ジャズはプレイオフに進出するとは思っていない」と書きましたがほぼ毎年リーグを面白く引っ掻き回すシンデレラチームは出てきます。
そのリーグを引っ掻き回す存在は、(なんか悪魔的なものを召喚しそうな)このジョーダン・クラークソンのいるユタ・ジャズかもしれません。
クラークソンは’24まで27.6M(13.34M、14.26M)、マイク・コンリーは’24まで47M(22.68M、24.36M)の契約が残っています。
再建チームだからって若い選手ばっかり集めてプレイタイム得られない若い選手を腐らすよりは、メンターや限られた役割を受け入れられるベテランもいた方が良い気もしますしトレードしてほしくないんですけど、相手次第でしょうしどうなることやら。
今こそ街角インタビューで色々聞いてみたいです。
今回はこの辺で。ではまた。