ジョーダン・プールとアメリカ副大統領と尻派と不思議な踊り。/身長の高さと3Pスキルの相関関係。/クリッパーズとマブスの昨日明日。/カイリー、ドンチッチ、ポルジンギスetc.

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ジョーダン・プールとアメリカ副大統領と尻派と不思議な踊り。/身長の高さと3Pスキルの相関関係。/クリッパーズとマブスの昨日明日。/カイリー、ドンチッチ、ポルジンギスetc.

まずはこちらをご覧ください。

ベイエリアコミュニティや女性の権利について対談を行う左ジョーダン・プールと右カマラ・ハリス米国副大統領。@warriors

ハリス副大統領はウォリアーズのあるカリフォルニア出身でウォリアーズと縁の深い御方。そりゃプールもこんな知性的で綺麗な顔します。

@warriors

しかし、私は騙されません。私は知っています。プールは不思議な踊りが得意な事を↓。

https://twitter.com/50NuancesDeNBA/status/1569324971687481344

“変顔の達人”な事を。

1試合で3度のキャリー/パーミングをコールされた時の表情。
and1を決めた後カメラに向かって“アイーン”な表情のプールさん。

しかも“お尻派”な事も↓。

・・・とまぁ冗談はさておき。

本日2023/3/3、クリッパーズ対ウォリアーズ戦。両チーム共、開幕前の期待通りの成績とは言えない中での対戦。

ウォリアーズがクリッパーズに快勝。

プールは前半FG3/10、3P0/3の9得点。そこから第3Qだけで3P4本含む怒涛の22得点で、第4Qにも追加の1本を決め計34得点。

・・・ほんっとプールはエキサイティングな選手です。

私にとってプールはラッセル・ウェストブルックと似ています。プレイスタイル・実績等々は似ても似つかないですし、比較を不快に思う方もいるかと思いますが、彼らを観ている時の感情のジェットコースターっぷりが、その魅力・楽しさが近い様に感じます。
両選手とも、疑問視したくなるデシジョンメイキングが多くて、ミスが多いのも事実とは思いますけど、そのミスをした直後もミスを恐れず、ビッグプレイを見せてくれる事が沢山あります。

勿論、それがミスの連続になる事も沢山あって、残念ながら今日はラスにとっては“ミスが続いた日”となりました。

近年通しての問題ですが、ウォリアーズのラスへのオープンスペースの与え方は、何というか、残酷でしたね。

今日はイビツァ・ズバッツは欠場でメイソン・プラムリーがスターターでしたが、どちらがスターターで誰がベンチになるにしても、ラスは3Pを全く打たないビッグマンとコートを共有しなければなりません。(スモールラインナップでなければ)
スペーシング問題への対策は今後のクリッパーズの見所だと思います。
最近ポール・ジョージがエラくアウトサイド・ミッドレンジジャンパー頼りなのはチームのスペーシングを意識しての事だったりするのかも?

今日はオフナイトでした。

クリッパーズは明日2023/3/4キングスと対戦。あのダブルOTの熱戦が再び・・・・と期待したいんですけどカワイ・レナードはお休み。

ポール・ジョージは・・・・よくわかりません。

夜寝て起きた後の気分次第だそうです。そりゃそうでしょーけど、ちょっと笑いました。

トレード・バイアウト等々ロスターに変化があった後ってのは注目が集まりますし、良くも悪くも刹那的な声は多くなります。4連敗中のクリッパーズには当然厳しい声が多くなるでしょう。

しかし、マーベリックスだって昨日までは悲観的なムードが目立ちましたが、今日の試合でルカ・ドンチッチとカイリー・アービングが揃って40得点超え。お祭りです。
だから明日のクリッパーズも、きっと多分恐らくお祭りです。

尊い。

ウェストは4位から13位までが団子・・・・てだけじゃなくて、各チーム勝率5割程度での団子状態ですから、各試合の勝敗予想も一層難しくスリリングです。
正直言いまして、インテリアディフェンスに課題のあるマーベリックスはジョエル・エンビードのいるシクサーズには分が悪いと思っていました。シクサーズはSEGABABA(※)とはいえエンビードは昨日休んでいましたし。

※:SEGABABA。セガババ。SEcond GAme of a BAck to BAckの略。二日連続での試合の2試合目。
無駄に連呼したくなるほど語感が好き。

ドンチッチ、カイリー、そして年明け以降3P復調なレジー・ブロック。皆お見事です。

レジー・ブロックの開幕から12月いっぱいまでのスタッツ。3P31.5%と絶不調。
年明け以降の3P%は44.2%で、今季3%は38.2%にまで上昇。

ブロックの素晴らしいのが、ただ%を上げているだけでなく試投数も4.3→6.1に上げている事。シューターは打たなきゃしょうがないとはいえ、調子が悪いシュートを打ち続けるってのは勇気がいるでしょうからね。

Once a hooper, always a hooper.

一度フーパーであったなら、いつだってフーパーだ。

シューターはいつだってシューターとして、ラスはいつだってラスとしてフーパーでいて下され。

今回はこの辺で。ではまた。

おまけ。

3PT Shooting Talent(※)と身長のグラフ。2023/3/3時点。600分以上出場選手対象。

※:ざっくり言うと、3Pの成功数・効率・決めた3Pの難易度などを考慮した3Pの総合的な指標。詳しくはこちら

基本的に3P能力と身長の高さは負の相関関係です。当たり前にビッグマンが3Pを打つ時代とはいえ、まだ身長の低い選手の方が3Pは得意な傾向が見てとれます。

右肩下がりなグラフの中で、外れ値にいるラウリ・マルッカネンとクリスタプス・ポルジンギス。
マルッカネンは度々話題に上りますし、当ブログでも取り上げますけど、ポルジンギスもキャリアハイの22.8PPGとTS%62.7%と目を見張る数字を残しています。
ACL断裂以降は3Pやミッドレンジジャンパーの比重が高まりましたが、今季はダニエル・ギャフォードと出場時間を共にする事も増えて、ある程度インサイドワークを任せられる分、インサイドで高い身長を活かしきれない勿体なさや“じれったさ”を感じる事は少なくなった印象です。時折ド派手なスラムも見せてくれますしね。(今日もありました)

ポルジンギスの今季’23スタッツ一覧。2023/3/3時点。※画像クリックで拡大

・・・・・・・・・それはそうとカール・アンソニー・タウンズが恋しい。

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