NBA過去数年のベスト1,2パンチ。「P&Rデュオ」と「Iso/1on1プレイヤー2枚看板」と「2wayウィングコンボ」とetc./ハーデン&エンビード、KD&カイリー、AD&レブロン、JB&テイタム、ヨキッチ&マレー

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NBA過去数年のベスト1,2パンチ。「P&Rデュオ」と「Iso/1on1プレイヤー2枚看板」と「2wayウィングコンボ」とetc./ハーデン&エンビード、KD&カイリー、AD&レブロン、JB&テイタム、ヨキッチ&マレー

BBall Indexから。

過去数年間のO-LEBRON(※)の推移から見るベストオフェンシブ1,2パンチたち。

※:ざっくり言うと、100ポゼッションあたりでのチームオフェンスへの影響度を表した指標。

詳しく知りたい方はこちらへ

まずはニコラ・ヨキッチ&ジャマール・マレー。

ヨキッチはルーキーの頃から効率やon/off関係のスタッツは優秀でしたが、特に’20から’21の伸びが凄まじいです。
マレーはルーキーの頃こそマイナス数値ですが、その後は怪我で全休となった’22を除いて一貫して高い数値です。(ヨキッチと並べると低く見えるかもしれませんが、グラフの黒点は他の選手を表していて、マレーは他選手と比べ高く位置しています)。
今季マレーはヨキッチ不在の試合でキャリア初のトリプルダブルをするなど、かつての調子を取り戻していくのと同時に新しいチームメイトと新しいプレイも見せてくれて、一石二鳥、一石三鳥な見所に溢れていると思います。
アーロン・ゴードンもヨキッチ他との相性の良さと共に自身のスキルアップとスラムダンカーっぷりを示していて10点満点です。・・・・・9点じゃなくて10点満点です。

余談ですが、デビュー直後に苦戦しているルーキーを見るたび、マレーのルーキーイヤーを思い出します。
マレーはルーキーイヤー開幕4試合でFG0/16でトータル僅か2得点。

それが後にコレですもんね↓。

’20プレーオフ1stラウンド第6戦までのスタッツ。
2021/2/19、対キャバリアーズ戦で記録したフリースロー0での史上最多得点記録。

当たり前ですけど、ルーキーは長い目で見た方が良さそうです。

次。ジェームズ・ハーデン&ジョエル・エンビード。

まだデュオ結成2年目ですが、双方高い数値を記録しています。エンビードはここ3シーズンでスコアリングに更に磨きをかけましたが、今季からもハーデンとの相性は日に日に良くなってきているようです。エンビードのショートロールへのポケットパスは勿論、ハーデンが随所で見せるステップバック3も相変わらずで嬉しい。

次。アンソニー・デイビス&レブロン・ジェームズとケビン・デュラント&カイリー・アービング。

もっと沢山見たいと切に思う。

いや、カワイ・レナード&ポール・ジョージもそうですけど、お預け状態が多くてヤキモキしてしまいます。誰を責めるべきでもないので、尚更やるせないと言いますか。

今後はどうか健康でありますように。

最後。ジェイレン・ブラウン&ジェイソン・テイタム。

このグラフはO-LEBRON、つまりオフェンスだけに焦点を当てたものですけど、このデュオの真価は両者が共に「攻守に優れたマルチポジション2wayウィング」な事だと思います。ある程度の高さと機動性を兼ね備えているので、ディフェンスでスイッチによるミスマッチが生まれにくく、ローテーション(選手起用)も幅広く運用可能な事は対応策の豊富さを生み、長いシーズンで大きなアドバンテージになると思います。

セルティックスのポジションエスティメイト↓。2023/1/25時点。

皆マルチロールで、「起用法に安定感がない」とも言えるかもしれませんが、それでいて2023/1/25現在リーグ1位の戦績です。

・・・・・でもオーランド・マジックだけは勘弁な!(今季1勝3敗)

今回はこの辺で。ではまた。

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