【FIBAワールドカップ・NBA】 #AkatsukiJapan のライバルたち、ドイツ戦&フィンランド戦&オーストラリア戦での注目選手とその魅力。/マルカネン、シュルーダー、イングルス、サイブル、ギディー、バグナー

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【FIBAワールドカップ・NBA】 #AkatsukiJapan のライバルたち、ドイツ戦&フィンランド戦&オーストラリア戦での注目選手とその魅力。/マルカネン、シュルーダー、イングルス、サイブル、ギディー、バグナー

敵を知り己を知れば百戦危うからず

孫子

というわけで、ワールドカップで日本と同グループのドイツ&フィンランド&オーストラリアに注目してみましょう。

まずは開幕戦であたるドイツには4人の現役NBA選手がいます。

代表チームは団結しているのが当たり前ですけども、特にドイツは事ある毎にハドルを作りコミュニケーションを取り合っている姿が印象的です。(マキシ・クレバーの出場に関して一悶着はありましたが)

FIBA

NBA選手以外でもマオド・ローやアンドレアス・オブストは決して気の置けない3Pシューターで、フランツ・バグナーを筆頭にカッティングやオフェンシブリバウンドに積極的な選手もいて、色んな意味で目の離せない試合をします。不意を突く驚きに満ちた楽しいオフェンスをします。

あえて注目選手を一人選ぶならフランツ・バグナー。前述の通り、オンボールは勿論オフボールでも積極的な姿勢はドイツ代表でもオーランド・マジックでも重宝されるでしょう。

比較的オールラウンドなシュートスキル。ハイライトスラムもよく見せてくれます。

お兄ちゃんのモー・バグナーと喜び合う姿も是非見たい(日本戦以外で)。

兄弟そろってミシガン大卒でマジック所属。
EuroBasket2022は怪我で出場できなかった分、兄モー・バグナーにも期待です。

追記:本日2023/8/21に行われたアメリカ代表との親善試合では一時16点のリードを奪う内容。
EuroBasket2022で見た時よりもハンドオフアクションなど更に連携が豊富になっていました。連戦の疲れからか終盤相手にオープンショットを許しキャッチミスやシュートが短くなる場面が増え、最後の最後に5-22のランを決められ91-99であえなく敗戦。

アンソニー・エドワーズが天晴れだったのが一番の敗因かも。

悔しい負け方をした分、開幕戦では更に気合が入っているでしょう。

続いてフィンランド。

なんといってもラウリ・マルカネン

Eurobasket2022ベストゲームの一つであり、私が完全に惚れ込むキッカケとなった試合。

言わずと知れたNBA2023シーズンMIP。日本にとって「天敵」となるかもしれない213cmのサイズと3P・ドライブ・プットバック等々広範なスキルセットを持っています。しかも代表ではよく走ります。というか、お国のためなら何でもやります。

今オフ、兵役を務めたマルカネン。
迷彩仕様マルカネン。
素顔は優しいマルカネン。

サス・サリンという好3Pシューターもいて、初のメダル獲得に向けて意気揚々。

NBAでは慣れない起用法に伸び悩み新天地で活躍した矢先にトレードされるなど、若くして紆余曲折なNBAキャリアですし、NBAでも国際大会でも何でもいいから決勝近くの大舞台でマルカネンを見たくてしゃーないです。兵役を糧にバンバン撃って下され(シュートを)

続いてオーストラリア

私が愛してやまないブーマーズ(オーストラリア代表を指す愛称)。

ジョック・ランデールが南スーダン戦で負傷し代表から離脱。

この記事を書いている今もジョシュ・グリーンが負傷する悲しい事態が続きましたが、

リンク
ロッカールームに下がった後ベンチには戻って来ていました。

皆の健康を願いつつ、ブーマーズを紹介。

ブーマーズには現役NBA選手が9人もいます。

なんですけども、前述の通りジョック・ランデールが直前で負傷離脱。ブーマーズには他にデュオプ・リースというトラディショナルなビッグマンもいますが、ブライアン・ゴージャンHCはスモールラインアップも考慮しているそうです。リンク

選考プロセスを疑問視されたり、怪我のアクシデントにも見舞われ、暗雲漂う中、親善試合で強豪フランスに勝利。

東京五輪でもアツい戦いを見せてくれましたし、メダルセレモニーでのパティ・ミルズとアメリカ代表HCグレッグ・ポポビッチの抱擁はこちらの胸もアツくなりました。

Getty Images

以前マティス・サイブルはジョー・イングルスについて「彼がクソ野郎だって事は代表に参加してすぐにわかったよ」と、その飄々っぷりを笑っていましたが

イングルスは東京五輪後に左ひざ前十字靱帯断裂を経験し、その治療を経ての代表カムバック。やっぱりイングルスもめちゃくちゃアツいヤツです。

そこにジョシュ・ギディーの華やかさ、ダイソン・ダニエルズのそつの少ないプレイスタイルも加わるんですから、ブーマーズはやっぱりアツいです。

「アツい」ばっかり言ってて何も具体的じゃないですけど、兎に角良いチームです。好きなんです。

というわけで

日本、ドイツ、フィンランド、オーストラリア、皆頑張れ。超頑張れ。

今回はこの辺で。ではまた。

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