【NBAの流行語・ミーム】「○○製ステフィン・カリー」「○○のジョーダン」「ベイビー・○○」等々、名選手と期待の若手に付きものなアダ名一覧と四方山話。
NBAの流行語・ミームシリーズ第6弾。
“○○のジョーダン”みたいなアダ名はよく聞きます。
世界各国の3Pが上手い選手にステフィン・カリーの名が冠せられているのもよく見ます。
他にも
おまけに
まぁ兎に角沢山です。
そんな「○○の誰々」系ニックネームにおいて異質なモノがあります。
“White Larry Bird”「白人のラリー・バード」
です。
特定の選手がそう呼ばれているわけではなく、シュートとパスの上手い白人選手への誉め言葉として偶に聞かれます。
・・・・・はい、御存じの通り、オリジナルのラリー・バードは白人です。おかしな褒め言葉ですよね。
この誉め言葉には元ネタがございまして、それは映画「スペース・ジャム」でのマイケル・ジョーダンとビル・マーレイのやり取り。
「僕が白人だからプレイできないって言うのか?」と駄々をこねるビル・マーレイにジョーダンは「ラリー・バードだって白人だ。それは関係ない」と答え、更にビル・マーレイはこう答えます。
Larry Isn’t White, He’s Clear.
ラリーは白人じゃない。彼はクリアーだ。
この返答はダブルミーニングになっていまして、ラリー・バードが「白人の中でも特に白く透き通った肌と髪色の持ち主」な事と「人種の範疇に収まらないほどの名選手」である事を絶妙に面白おかしく表している名台詞として今も愛されております。件のシーンへのリンク
そんなわけで、シュートとパスの上手い白人選手はしばしば“White Larry Bird”と呼ばれ、“Larry is White”とツッコミが入り、“Larry Isn’t White, He’s Clear.”という名台詞で締めるテンプレが極稀に生まれたりします。予定調和なんですけど、何度見聞きしてもフフッってなっちゃいます。
ラリー・バードと言えばマジック・ジョンソンとのライバル関係・フレンドシップが有名ですが、マイケル・ジョーダンとのソレも互いの個性が出ていて非常に尊いです。
キャリアスタッツ一覧。2024/2/13時点。
今回のNBAの流行語・ミームシリーズはこの辺で。ではまた。