ロングミッドレンジ四銃士と歴代&2024ロングミッドレンジ最強ランキング。新生ブレイザーズの楽しみ他。
前回記事でショートミッドレンジを取り上げましたので今回はロングミッドレンジ(14feet~22feetのシュート。以下LMR)を。
歴代(1997シーズン以降)のLMR最多成功数ランキング。試投数/%他併記。以下全て2024年9月時点。
1位はダーク・ノビツキー。2位はショートミッドレンジに引き続きケビン・ガーネット。
歴代ショートミッドレンジ成功数での1位ティム・ダンカンを加えたこのパワーフォワード3人の対決は非常に絵になりました。
3人の対戦成績&受賞歴。
3人合わせて4376試合出場(レギュラーシーズンのみ)。MVP4回。All-NBA36回。オールスター選出44回。まさに時代を築きました。
続いて、歴代LMR FG%ランキング。FG成功数500以上対象。
SMRの時も思ったんですけど意外とケビン・デュラントが高くないんですよね。
それもそのはず。
KDは2015頃を境に%が大幅に上昇しました。
2008~2015KDのミッドレンジ(4feet~22feet)スタッツ。
2016~2024KDのミッドレンジ(4feet~22feet)スタッツ。
2016以前と以降では10%も違います。
「KDも昔はそこまで上手くなかったんだから○○も上達するはず」ってのは割と無茶な期待ではありますが、励みにしても罰は当たらないでしょう。
昨季2024のLMR最多成功数ランキング。
続いて昨季2024のLMR FG%ランキング。FG成功数50以上対象。
というわけで、KDはやはりKD。194本を53.4%の高効率で決めております。
ただやっぱり全体的に数は控え目ですね。成功数50以上の選手は45人だけでした。(SMRは144人)
個人的に注目したいのはディアンドレ・エイトン。元々SMRの上手い選手でしたが昨季はLMRも頻度が増え高確率に。
エイトンの距離毎のFGA割合と確率。
もしチームメイトのロバート・ウィリアムズⅢが本格復帰するとなると、ロバート・ウィリアムズⅢは強力なロブキャッチャーかつオフェンシブリバウンダーでしたから同時出場するにせよ入れ替わりになるにせよ、ブレイザーズのオフェンスにバリエーションが出て面白そうです。
“グレート・バリア・リース”ことデュオプ・リースもいますし楽しみ。
今回はこの辺で。ではまた。