現役選手「シーズンMVP投票得票率」TOP41ランキング、上より下の方にいる名前が面白い。エンビード、カワイ、レブロン、ハーデン、KD、ヨキッチ、ヤニス、CP3、ステフetc.
データサイトBBRの “MVP Award Shares”を見ていってみましょう。
“MVP Award Shares”とはシーズンMVPを決めるための投票の得票率/得票ptsを表した数字です。例.満票なら1.000になります。今回のランキングはその通算です。
では現役選手の通算“MVP Award Shares”TOP41ランキング。2022/9/17時点。
「恋愛とMVPはタイミング」ですな。
不運と言ったら失礼ですが、不運としか言いようがないのはクリス・ポール。1.805と高い数字を持っていますが受賞回数は0。
史上屈指のWS/48(※)を記録したりするんですけど、そういう年に限ってレブロンやコービー、KDに阻まれてしまっています。とはいえPoint Godには変わりありません。
※:総合指標の1つ。Win Sharesを48分換算したもの。ざっくり言うと、48分あたりでの「勝利への貢献度」。過去10シーズン中9シーズンはその年のWS/48リーダーがMVPを受賞しています。
ただし投票者は「WS/48もしくは○○が高いからMVPはコイツ」なんて単純な決め方はしません。投票者全員を確認してるわけではありませんが、私の知る限りでは皆豊富な知識と深い洞察で熟考に熟考を重ねて1位から5位票を決めています。・・・たまーに「なんでこの人選なのか全くわからん、説明聞いてもわからん」って事もあります。Win Sharesの詳しい説明はこちら
ドワイト・ハワードやカワイも1.000超えで、その働きや貢献は他MVP受賞者と比べても遜色ありません。カワイは2度のファイナルMVPがありますし、こだわりなさそうです。
エンビードはまだまだ先がありますから怪我無くヨキッチと切磋琢磨していってほしいです。昨季直接対決後の雰囲気は画面越しに感じられるくらい和やかでした。
今回はここまで。ではまた。