過去25年間での1試合平均ゴール下FGA(試投数)ランキング。/ザイオン・ウィリアムソンの成長と期待と乱闘騒ぎとetc./レブロン、シャック、ラッセル・ウェストブルック、ヤニスetc.

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過去25年間での1試合平均ゴール下FGA(試投数)ランキング。/ザイオン・ウィリアムソンの成長と期待と乱闘騒ぎとetc./レブロン、シャック、ラッセル・ウェストブルック、ヤニスetc.

昨日2022/12/29のペリカンズ対ティンバーウルブズ戦でペリカンズが勝利。これでペリカンズはナゲッツと勝敗数で並び首位。昨季後半から引き続き、勢いを加速させています。

この試合でザイオン・ウィリアムソンが43得点でキャリアハイを更新しました(クラッチスティール付き)。昨季の苦難を思うと感慨深いものがあります。

’21と今季’23ザイオンのスタッツ一覧。2022/12/30時点。※画像クリックで拡大

21と’23のスタッツを比較すると、ほぼ横ばいに見えます。

ところがどっこい、トゥルーシューティングチャート(シューティングファウルをもらった位置も含んだチャート)を比べてみますと

’21ザイオン

今季’23ザイオン

Restricted Area(ゴール下・ノーチャージエリア)での効率の良さを更に向上させつつ、若干ではありますがミドル・ロングレンジにも成長の兆しが見られます。ワクワクしますね。

ザイオンもこう言っております。

はい。

ついでに過去25年間での1試合平均Restricted Area内FGA(試投数)ランキング。今季含まず。※画像クリックで拡大

グラフ上部の表記ではpaintになっていますがNBA.comと照らし合わせて確認してみた結果Restricted Areaのみでの数字でした。人/サイトによってはペイント内全てをRestricted Areaと表記する事もあったりで色々とややこしいです。

今回はこの辺で。ではまた。

注意:以下NBAとは直接関係ない話題を含み、人によっては不快・ショッキング・後味の悪い記述があると思われます。

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・・・・・・・昨日のオーランド・マジック対ピストンズ戦にて乱闘騒ぎがありました。本日その処分内容が公開されました。

「もっと重くするべきor軽くするべき云々」は私にはわかりませんし、キリアン・ヘイズとモー・バグナー他両チームの選手を断罪するつもりもありません。取り上げようか迷いましたが、少しだけ。

カッとしても遊びでも後頭部への打撃は絶対にしてはいけません。大袈裟でなく人を殺します。殺さずとも後の生活に障害を残す可能性があります。

MMAやプロ格闘技で後頭部への打撃が禁止されているのにはしっかりと理由があります。スポーツエンターテインメントの負の部分なので語られる事は少ないですが、毎年試合中や練習中の頭部へのダメージが原因で死者や重大な障害を残す事例が出ています。時間を置いてから症状が出るケースも珍しくありません。

かつてオーストラリアでは後頭部への打撃を通称で“King Hit”と呼んでいました。「大昔の王様への背後からの暗殺」が由来らしいですが、その“King Hit”の犠牲になった現代の人間の遺族たちや政府が更なる悲劇を起こさないよう、その危険性を周知・抑制するため“King Hit”という通称を使う事を止めて、“Coward Punch”「臆病者のパンチ」と呼ぶようにキャンぺーンを行いました。

昨年、元UFC王者イスラエル・アデンサヤの25歳のトレーニングパートナーFau Vakeは深夜遅くに暴行に遭い“Coward Punch”「臆病者のパンチ」の犠牲者となり、七日間の昏睡の末、亡くなりました。

健康で屈強な若者ですら簡単に死に至らしめます。

繰り返しになりますが、だからと言って「キリアン・ヘイズへの処分はもっと重くするべき」とか「ヘイズが悪い、モー・バグナーは悪くない」「○○は悪い奴」なんて事が言いたいんじゃないです。個人的に思うところもあるので、その危険性を周知したかっただけです。

NBAと関係なくて申し訳ありません。明日からはまたいつも通り、明るい話題を取り上げます。

とにかく明るいギャリソン・マシューズ。
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