NBA’22シーズン“今思えばアレはいったい何だったのか”大賞、決まる。

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NBA’22シーズン“今思えばアレはいったい何だったのか”大賞、決まる。

後世に語り継がれるわけではないけれど、誰かに言われた時に「そういえばあったね、そんな事」となる出来事ってありますよね。

私にとってのそれが本記事の主題です。

大賞なんて銘打っておきながら、私がふと思い出したってだけです。ごめんなさい。で、その出来事ですが

昨季’22序盤ヒューストン・ロケッツの7連勝って何だったのかな?って。

「7連勝ぐらいよくあるだろ」と御思いの方、正解です。よくあります、ただし強豪なら。

昨季ヒューストン・ロケッツは最下位です。戦績は20勝62敗。つまり勝ち星の3分の1以上をこの7連勝、11月24日から12月8日の2週間ちょっとで記録というか、結果として“消費”した事になります。(どーせなら数少ない勝利はバラけた方が心情的に楽そうな気がしますので“消費”という言い方に)

7連勝の相手は順にブルズ、ホーネッツ、OKC×2、マジック、ペリカンズ、ネッツ。
対戦時ブルズはロンゾ離脱前で12勝7敗とノリノリだった時で、ロケッツは2勝16敗と逆噴射スタートダッシュ真っ只中でした。ブルズに限らず、後に最下位となる事を鑑みれば7連勝全てアップセットみたいなもんです。
その7連勝の要因ですが、誰か一人が引っ張ったというものではなく複数選手が効率よくスコアを重ね、チームは高いOffRtgを記録していました。

細かな試合内容は覚えてないんですけど、とりあえずギャリソン・マシューズが“ギャリー・バード”って呼ばれてたのは覚えてます。

雑ぅ。

昨季7連勝以上を記録したチームは以下。

ロケッツ以外はサンズ、グリスリーズ、セルティックス、ウォリアーズ、ブルズ、ラプターズ、ジャズ、バックス。ホークス、シクサーズ、クリッパーズ。
クリッパーズ以外は全てプレイオフ出場チーム。クリッパーズも7連勝を記録した時はポール・ジョージ離脱前でした。

もう一度言います。昨季ヒューストン・ロケッツは20勝62敗でNBA全30チーム中最下位でした。

なんとも不思議。

今オフにチーム内PPGリーダーだったクリスチャン・ウッドを放出し、来季ロケッツは本格的に若手へバトンタッチする事となります。

昨季後半徐々に得点量と効率を伸ばしたジェイレン・グリーン、ヨキッチを思わせるパスセンスも披露するアルペレン・シェングン、ドラフト3位指名新加入ジャバリ・スミスetc.この2年で1巡目指名が7選手と「可能性の芽」は充分に揃って見えます。

もしかしたら昨季の7連勝が優勝への「伏線」なのかもしれません。それがいつかは・・・神のみぞ知る、です。

今回はこの辺で。ではまた。

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