【キングスファンの方は閲覧注意】サクラメント・キングスの逃した魚は大きく、ゴールデンステイト・ウォリアーズは漁夫の利?ステフィン・カリー、カワイ・レナード、デイミアン・リラード、クレイ・トンプソンetc.
先日2018年ドラフトについての記事を上げました。
そして本記事でとり上げるのは「史上トップクラスの豊作年になるかも」とまで言われる2018年ドラフトで「史上トップクラスのミス」をしてしまったサクラメント・キングスです。
結果論?うーん、そうとは言いづらい実績をいくつか紹介。
失礼ながらサクラメント・キングスフロントのドラフト手腕や人事決定は疑問視される事が非常に多いです。昨季ハリバートントレードの答えを出すのはまだ早いですが、近年のドラフトで最大のミスは↓画像。
キングスはルカ・ドンチッチ、トレイ・ヤング、ジェイレン・ジャクソンJr(以下JJJ)をスルーしてマービン・バグリー3世を2位指名しました。
以下【キングスファンの方は閲覧注意】です。
ドンチッチは既にAll-NBA-1st3回でマーベリックスは’22カンファレンスファイナル進出。ヤングは’22All-NBA-3rdに選出され総得点数と総アシスト数の2冠、ホークスは’21カンファレンスファイナル進出。JJJは’22All-Def-1stに選出されブロック王、グリズリーズは’22カンファレンスセミファイナル進出。
バグリー?プレイオフはおろか昨季トレードで放出され現在キングスに在籍すらしてないです。トレードで得たダンテ・ディビンチェンゾ、ジョシュ・ジャクソンももう在籍しておらず、実質得たのはトレイ・ライルズと2024年の2巡目指名権だけです。
つまりサクラメント・キングスは2018年ドラフトで
ドンチッチ、ヤング、JJJ、SGA、ミカル・ブリッジズ、ロバート・ウィリアムズ3世 、アンファニー・サイモンズ、MPJ、ウェンデル・カーターJr、コリン・セクストン、ジェイレン・ブランソン、ブルース・ブラウン、ゲイリー・トレントJr、ミッチェル・ロビンソン、ジャレッド・ヴァンダービルト
上記選手たちをスルーして、結果得たものはトレイ・ライルズと2024年の2巡目指名権。・・・・あの・・・ブラデ・ディバッツさん?(2018年当時GM)
まぁ、どのチームにもそういう年はあります。ミネソタ・ティンバーウルブズだって2009年に5位指名6位指名でステフィン・カリーを指名するチャンスが2度もありながらスルーした事で有名です。
・・・・・・4位指名でキングスもステフをスルーしてますね。いや、代わりに指名したタイリーク・エバンスは新人王とりましたし、これはしょうがない。
ん?
まぁ・・・ちょっと“うっかりさん”なのかな?
上記以外ここ10年。
2013年はマッカラム、ヤニス、ゴベアをスルーして7位指名でベン・マクレモア指名。2014年はザック・ラビーン、ユスフ・ヌルキッチ、ボグダン・ボグダノビッチ、クリント・カペラ、ニコラ・ヨキッチ(これはしょうがない)をスルーして8位指名でニック・スタウスカス指名。2015年はデビン・ブッカー、マイルズ・ターナーをスルーして6位指名でウィリー・コーリー・スタイン指名。
・・・・アウチ!
まぁ今こんな事を書くのは何気に来季キングスを楽しみにしてるからでもあります。言い訳ではなく。
フラグというか、飛躍のキッカケは充分あると思うんです。昨季終盤フォックスの好調、サボニスとのケミストリー構築、ウォリアーズから優勝経験豊富かつキングスに必要なディフェンシブなマイク・ブラウン新HC(ステフやクレイ譲ったんだからACくらいはね?)、デイビオン・ミッチェル/キーガン・マレー2年連続サマーリーグMVP輩出etc.
「来季キングスは優勝する」とは言いませんが見所には困りませんし、近年のキングスは勝率と比べてやたら劇的な試合をする事でも有名です(それを示す画像があったんですけど私のPCの海に埋もれて見つからない、ごめんなさい)。
アップセットや下克上はいつだってワクワクさせられます。
来季キングスに期待するのも、きっと間違いではないはずです。
今回はこの辺で。ではまた。