【NBA2023プレイオフ】レブロンとステフィン・カリー、ニックスとヒートの好敵手対決にひとまずの決着。惜しくも敗退となったウォリアーズとニックスの契約問題概要。/2024贅沢税への余裕度ランキング。/周囲注意のお宝画像。/レイカーズ、ブランソン
本日2023/5/13の試合結果。
ヒートとレイカーズ、第8シードと第7シードがカンファレンスファイナルへと駒を進める事になりました。(シクサーズには不吉な言い方になりますが、もし明後日セルティックスが勝利した場合、ヒートvsセルティックス、レイカーズvsナゲッツで2020シーズンの再現になりますね)
ニックスとヒートについて。
今季2023シーズンはキングスを筆頭にサプライズチーム・シンデレラチームが多かった印象です。タンク一直線かと思われたユタ・ジャズの奮闘、All-NBA-1stに選ばれたSGA始めヤングスクワッドの躍進でプレイインまで滑りこんだOKC等々。
私にとってニックスはその中で最もサプライズなチームです。
シーズン開幕前、「ニックスは弱い」とまでは思っていませんでしたが、他イーストの面々と比べるとどうしても「タレント不足・ファイヤーパワー(個による打開力)不足なんじゃないか」と思っていました。
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・・・・・・・・・タイムマシンにお願いしたい。
過去に戻って自分をシバきたい。
そしてジェイレン・ブランソンとアイザイア・ハーテンシュタイン(以下ハーティー)に謝りたいです。
ブランソンの今季2023レギュラーシーズンスタッツ一覧。
アイザイア・ハーテンシュタインの今季2023レギュラーシーズンスタッツ一覧。・・・・・はハッキリ言ってハーテンシュタインの良さを100分の1も説明できていませんが一応載せておきます。
「ブランソンもハーティーも堅実な補強ではあるけど、勢力図を覆すほどではないかなぁ」と思ってました。
節穴でした。シーズン成績や結果云々というか、二人が新天地でこんなにも持ち味を発揮して楽しませてくれるとは思っていませんでした。
ブランソンの飛躍はある程度想定内にしてもプレイオフでこうも躍動するとまでは思っていませんでした。
ハーティーは今季2023で5シーズン目で5チーム目。変わらぬリバウンドでのハッスルとフローターやアシストで見せる時折の器用さ。この組み合わせが愛おしかったです。
他にもトム・シボドーHCやジュリアス・ランドル他バウンスバックを全く予期していませんでした。(ランドルはプレイオフでは些か残念な結果でしたがレギュラーシーズンスタッツに関しては◎です)
途中加入のジョシュ・ハート、6OTYファイナリストのイマニュエル・クイックリー、3&Dとして大きく飛躍したクエンティン・グライムズ等々、本来なら誰一人語り漏らしたくない選手ばかりです。そういう勝ち方をしてきたチームだと思います。
今日の試合ではジェイレン・ブランソンがスコアリングでは一人気を吐く結果となりましたが、ニックスはまだまだ若いです。サラリー状況は極めて悩ましいですけど、動かしづらい超高額契約を抱えているわけではなく、MAX未満の高額契約を複数抱えてのキャップ圧迫なので、フロント手腕の見せ所で、選手たちがチーム内でどう生存競争を勝ち抜くか見所でもあります。
2024シーズン:ラグジュアリータックスへのスペースランキング。順位が高いほど余裕がないです。ニックスは4位。2023/5/13時点。
敬意と感謝を持って「お疲れ様でした」と言いたくなる。今季ニックスはそんなチームだったと思います。
そして、そのニックスに勝利したヒート。・・・・・・にはまだ先があるので次の機会に語るとします。(時間がないのでごめんなさい)
ウォリアーズとレイカーズについて。
もうオースティン・リーブスに「可愛い」とか言えません。頼もしいです。
レイカーズが勝利し、ディフェンディングチャンピオンのウォリアーズが敗退となりました。
レイカーズに限らず、カンファレンスファイナルまで進みますとレギュラーシーズンでの動き・成績云々にプレイオフでのソレが加わって、予想・妄想が非常に複雑で楽しくなります。
レイカーズはレギュラーシーズン後半に改善させたディフェンスをプレイオフで更に向上させ、プレイオフ1位のDefRtg。次に対戦するのはプレイオフOffRtg1位のナゲッツ。
正直言いまして10試合程度のサンプルサイズでの指標は、指針・予想にはあまり役立ちません。
ただ、レイカーズのディフェンスの良さとナゲッツのオフェンスの良さは、その試合内容でしっかりと裏打ちされたものですから非常に楽しみです。
「ヨキッチvsアンソニー・デイビス」のように個人対個人のマッチアップにフォーカスするも良し。
「ヨキッチを中心としたボール&オフボールムーブメントの多いハーフコートオフェンスvsアンソニー・デイビスを中心としたブロックと厳しいショットコンテストの多いハーフコートディフェンス」のようにチームとしての完成度にフォーカスするも良し。
今からワクワクが止まりません。
少し私見を述べさせてもらえば、「ヨキッチvsアンソニー・デイビス」が勝敗の重要なファクターにはならないんじゃないかと思います。ヨキッチは自身の1on1やスコアリングにこだわっている選手ではありませんから、他に有利なマッチアップがあればソレを活かしたプレイメイキングをするでしょうし、ルディ・ゴベアのいるウルブズとのシリーズではそういった長所も活かして勝ち上がったわけですし。
ヨキッチの対ウルブズシリーズ5試合での平均スタッツ。
ジャマール・マレーの対ウルブズシリーズ5試合での平均スタッツ。僅かではありますがPPGもFGAもマレーの方が多いです。
もしADがヨキッチに上手くシュートを打たせなかったとしても、ADがヨキッチにつくという事はヨキッチが高い位置やハイポストでプレイメイクをする際にレイカーズの重要なリムプロテクターをゴール下から遠ざけられるわけで、レイカーズのプレイオフローテーションプレイヤーの中には他にビッグマンはいません。
そうなればアーロン・ゴードンを始めとしたカッターは
長くなりそうで時間もないので省略。
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・・・・・・・・シクサーズがPJ・タッカーをヨキッチにつけてジョエル・エンビードをあくまでヘルパー・リムプロテクターとして機能させたのと似たような事をレイカーズもするかも?
レブロンやジャレッド・バンダービルトをヨキッチにつけるかも?
まさかのモー・バンバやウェニェン・ガブリエルやトリスタン・トンプソンが?
そうなったらヨキッチが1on1でやりたい放題に?
いやいやADが一人でヨキッチの1on1とプレイメイキング両方抑え込む超絶ディフェンスをみせるかも?
やっぱり妄想が止まりませぬ。
前項でニックスにお疲れ様を告げましたが、ウォリアーズもまた違った意味でお疲れ様です。
前述のラグジュアリータックスへのスペースランキングに関連した、非常に差し迫った課題が控えています。
来季プレイヤーオプションとなるドレイモンド・グリーンの去就・発言には早速注目が集まっています。オプション行使するにしても、破棄して新しく契約を結ぶにしても、どこかでサラリーは削らなければなりません。「オーナーのジョー・レイコブは4億ドルを超える支払いには不安を感じている」との記事もThe Athleticにありました。リンク(有料ページですのでThe Athletic会員以外は見れないです、ごめんなさい)
ステフィン・カリーはまずアンタッチャブルとして、他のドレイモンド、ジョーダン・プール、クレイ・トンプソン、アンドリュー・ウィギンズといった高額契約選手を全員維持しようと思えばケボン・ルーニー、GPⅡ、ダンテ・ディンビンチェンゾといった重要なロールプレイヤーを多く失い、層の厚さは損なわれるでしょうし、そうした事がプレイオフでの早期敗退に繋がったチームも最近いくつか見ました。
レイコブオーナーの支払い能力・意志がどの程度のものなのかが不確かなのでテキトーな事しか言えませんけど、「コアメンバーの誰かはトレードになるか、ドレイモンドが別チームと契約する事になるのかな」と思います。・・・・・トレードに出すとしたらプールになっちゃうのかなぁ。相手チームが納得して成立する事ですし、難しいです。
プレイオフで殆ど出場時間を得られなかったジョナサン・クミンガも近々ウォリアーズでの将来についてフロントと面談予定だそうで。
さらに、その契約関係の舵取り役ボブ・マイヤーズGMもウォリアーズに留まるかが不確かな状況。
レイコブオーナー大忙しですね。
というか書いといてなんですけど、あんまり楽しい話題じゃないですね。ごめんなさい。
なにはともあれ
ウォリアーズ、お疲れ様でした。シーズン開幕前から最後まで紆余曲折の多いシーズンだったと思いますが、その試合はいつだって面白かったです。
今回はこの辺で。ではまた。
余談。というか謝罪というか言い訳。
今日はいつにもまして時間がなくて推敲する時間も少なくて色々勢いに任せて書きすぎました。
お詫びにとっても可愛いJK画像。
とっても可愛いJonathan Kumingaジョナサン・クミンガ画像ですけど何か?
ついでにとっても魅力的なJC画像。
いや、本当に時間ないんです。では。