【NBA】各距離毎の効率的な選手と非効率的な選手の一覧表。ボリュームスコアラーと最高効率スコアラーTOP20ランキング。/エンビード、ドンチッチ、ステフィン・カリー、ポルジンギス、ヨキッチ、キスパート、ペイサーズ、ウォリアーズ、マーベリックス、サンズ、ナゲッツ

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【NBA】各距離毎の効率的な選手と非効率的な選手の一覧表。ボリュームスコアラーと最高効率スコアラーTOP20ランキング。

Automaticが「2023シーズン距離毎(1ft毎)の最も効率的なシューターと非効率的なシューター」をtweet。

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見やすくしたもの。

各距離毎に最低試投数条件を設けています。

効率的な選手の方に注目して得た雑な第一印象。

0-3ft内ではロブキャッチャーやダンプオフをよく受け取る選手。

4-10ftでは「スロウ」と言われがちだけども器用でフローターをよく打つ選手。

11-23ftではIsoや1on1をよくやる選手。

24-30+ft(3Pラインが23フィート9インチ)では文字通り「3Pシューター」。

「でしょうね」とか「言われてみれば」とか「意外」とか、様々な感想の出る名前があって面白いです。

意外と言ったら失礼ですけど、クリスタプス・ポルジンギスはピック&ポップでディープ3をよく打ってる印象はありましたが、ここまで高効率とは思っていませんでした。どうしてもデイミアン・リラードやステフィン・カリーの印象が強いですし。2024セルティックスでのショットセレクションにも大注目です。

コーリー・キスパートの名前があるのも嬉しいです。開幕前のJapan Gamesで左足首を捻挫し開幕後8試合を欠場。しかし、その後は1試合も欠場する事なく、3P%は2022の35.0%から42.4%へ大幅アップ(TS%は58.6%→65.7%)。

試合中の表情も1年目よりキリっとしてた印象あります。

オフコートでの表情は「気のいい兄ちゃん」って感じです。
セルフクリエイトでの3Pは少ないですが、各種3P確率はどれもエリートな数字。より警戒されるであろう来季に大注目。

非効率的な方に注目してみますと、0-3ft内は最も非効率な選手でも50%近くあるんですからやっぱり効率的です。フリースローを得るチャンスも多いですし。

トレイ・ヤング、クリスタプス・ポルジンギス、ルカ・ドンチッチ、ジェイレン・ブラウンの4人は効率的・非効率的両方に名前が載っております。

本田選手もこう言ってるし良い事です。

Todd Whitehead氏による「NBA2023レギュラーシーズンの距離毎の得点リーダー」を併せて見てみましょう。

見やすくしたもの。

何度見てもカッコいい画像。毎年どころか毎月作って欲しいです。

ヨキッチとドンチッチのフローター、トレイ・ヤングの10-11ft、デマー・デローザンの21-22ft、ステフのディープ3Pあたりは量と効率を最高峰に兼ね備えております。

今回はこの辺で。ではまた。

おまけ。

2023レギュラーシーズンのPPGとTS%で見る「量と効率と兼ね備えたスコアラーTOP20ランキング」。

20PPG以上選手のTS%トップ20ランキング。1試合平均2P/3P/FT試投数を併記。

出場時間で最低条件を設定してます。

TS%60%以上選手のPPGトップ20ランキング。1試合平均2P/3P/FT試投数を併記。

こちらも出場時間で最低条件を設定してます。
条件を無視するとザイオン・ウィリアムソンは29試合出出場ながら26.0PPG/65.2TS%と非常に優秀です。

2023のリーグ平均TS%は58.1%だったんですけど、10年前2013シーズンは54.1%しかありませんでした。

入団以来ステフの各種シューティング%とリーグ平均の比較。右端列の数字がリーグ平均TS%です。

20年前の2003はさらに低く51.9%でした。

レジー・ミラーの各種シューティング%とリーグ平均の比較。
レジーは当時リーグ内で非常に突出した超エリートシューターでオフボールムーブの鬼でもあり、PPGやTS%以上の貢献をなしていました。最近の数字と比べると大人しく見えちゃうんですけどね。

ペースやルールの変化も著しいですし、TS%の変化だけで「最近のNBAは~~」云々とは言えませんが、とりあえずシュートスキルは全体的に上昇傾向です。

いずれ3P%50%超えで30PPGの選手とか出てくるんでしょうかね?

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