【NBA】続・選手へのアンケート調査。「最もケンカしたくない選手は誰?」「選手から人気のあるヘッドコーチとないコーチは?」
2023年4月にThe Athleticが選手へ実施したアンケートをいくつか見返してみましょう。元記事へのリンク
まずは先日の記事でも紹介した、「最も過小評価されてる選手は誰?」
続いて「過大評価されてる選手は誰?」
The Athleticは総勢108名の選手にアンケートを実施しました。リーグ全体の4分の1から5分の1くらいの人数ですね。答えづらい質問には無回答や匿名での回答も許可しています。なので「過小評価されているのは誰?」の回答者数97名に対して「過大評価されているのは誰?」は54名のみ。回答結果よりそっちの方が面白かったです、「皆優しいのね」って感じで。
「過大評価はされているのは誰?」の1位はトレイ・ヤングですけど、54名の14.8%って事は8人がそう答えたってだけです。以下の内容にも同じ事が言えますが、本アンケートの内容は「リーグの実情や選手たちの総意」と捉えるより「単なる面白Q&A」と捉える方がよろしいかと思います。総勢108名と言っても中身は千差万別でしょうしね。
トレイ・ヤングが1位なのは「誰に対しても引かない負けん気の強さと相手をカッカさせるクレバーなドローファウルや競争心の表れ」と私は解釈しております。
次。
「ケンカの相手にしたくないのは誰?」
1位はジェームズ・ジョンソン。
空手黒帯キックボクシング20戦MMA7戦無敗のNBA界パウンドフォーパウンド。
単に強いってだけでなく、頼りがいのある存在感が伴っての1位41.1%だと思います。
ルーキー時代のデリック・ローズが幽霊が出ると噂のホテルに泊まった際、ボディガードとして同室に呼んだそうですからね。記事へのリンク
2位はスティーブン・アダムズ。
こちらも言わずと知れた最強の漢。
ジミー・バトラーも「スクリーンされた時、マジで『人生終わった』と思ったよ。ヤツはクリプトン出身(スーパーマンの故郷)かなんかだ」と褒めてるんだかなんだかよくわからないコメントを残すほどです。
次。
「自チームを除く現在のコーチの中で、最もプレイしたいのは誰?」
「自チームを除く現在のコーチの中で、最もプレイしたくないのは誰?」
とりあえずグレッグ・ポポヴィッチHCが一番人気。よし、皆スパーズに集まろう。なんだったらティム・ダンカンとデビット・ロビンソンも現役復帰しちゃおう。トリプルタワー結成しちゃおう。
冗談はさておき。ポップはスパーズと5年の延長契約もしましたし、今後様々な選手たちがポップのもとでどうなっていくかが非常に楽しみです。
逆に不人気となったのはトム・ティボドーHC。コーチとしての手腕とは別に、はたから見てる選手から人気がないのはしょーがない気がします。
なんせ、使う選手は長時間使い、使わない選手は高サラリーでも全くと言ってよいほど使わない。「試してみる」とか「トレード価値を高めるため」とか「モチベーション維持のため」とか気を使っての選手起用が非常に少ない印象です。だからこその規律でしょうから、勿論それが悪いってんじゃないですけど、よその選手や試合に出れない自チーム選手からはどうしても人気が下がっちゃうのかなと。
大方の予想を覆しカンファレンスセミファイナルまで進んだんですから責められやしませんが、オビ・トッピンの飛躍は地元ニューヨークで見たかったので少し残念でした。
ニックスがタイムアウトを取った時はまずティボドーさんの表情を確認しちゃいます。
大体こんな感じ↑ですけど、100回に1回くらいの激レア演出でこういう時↓もあるらしいですよ。
逆に怖いか。
今回はこの辺で。ではまた。