1989年以降2巡目指名選手たちの平均得点TOP40ランキング、やっぱり懐かしい。トッド・マカロック、クーコッチ、ジノビリ、ヨキッチ、アリーナス、ルイス・スコラetc.

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1989年以降2巡目指名選手たちの平均得点TOP40ランキング、やっぱり懐かしい。トッド・マカロック、クーコッチ、ジノビリ、ヨキッチ、アリーナス、ルイス・スコラetc.

前回は「歴代」で今回は「1989年以降」に絞ったランキング。「1989年以降」の理由は1989年に今と同じ2巡指名制になりましたし、最近NBAを見始めた方にも馴染み深い名前が多くて「良い区切りかな」と思いましたので。

では早速、1989年以降2巡目指名選手の平均得点TOP40ランキング。2022/9/5時点。※画像クリックで拡大

当初は20位までの予定でしたが、ジノビリとかクーコッチとかルイス・スコラと見逃せない選手がいるので40位までに。この3人含め40人中13人が海外選手ですね。2巡目の海外選手には期待を大にして良いのかも?

その最たる例が2位ニコラ・ヨキッチ。
アシストとリバウンドでも2位です。その高いアベレージを7年間毎年70試合以上出場して記録してます。
WS/48は.239。2巡目に限らない全選手中で史上6位と時間当たりでの貢献度/効率も抜群。
現在進行形で大活躍の選手で今後も語る機会は腐るほどあるでしょうから以下略。

1位はギルバート“エージェントゼロ”アリーナス。
どうしても「銃持ち込み事件」みたいなエキセントリックな面が語られがちで、最近はヤニスへのディスリスペクト発言が話題になりましたが、そんな炎上芸に頼らずに自身の短いけど“ごんぶと”なキャリアを誇ったらええんです。大きなお世話ですけど。
「(活躍が)3年続いたらホンモノ」って俗説がありますが、その意味でも間違いなくホンモノでした。

25位マヌ・ジノビリ。
ジノビリは砂糖です。そのスィートなプレイがポポビッチのブラックコーヒーのようなキリっとしたバスケットと上手くマッチして上質なカフェオ・・・・下手な例えは余計わかりづらくなるっていう例。とにかく好きでした。
25位ですがベンチ出場が主だったことを考慮するとさらに素晴らしい順位です。36分換算するとキャリアPPGは18.8まで上昇します。
来季スパーズのホーム開幕戦に、殿堂入りの御祝いのために来場するそうなので要チェックです。

34位ルイス・スコラ。
東京五輪でのアルゼンチン代表引退試合終了間際にベンチに戻る際、観客はほぼいませんでしたが、それでもレフェリーが粋な計らいをして、長い時間をかけて会場中がルイス・スコラにスタンディングオベーションを贈っていました。
東京五輪はルイス・スコラとあの時あの会場にいた全ての人たちのおかげで「リスペクトは美しい」と再確認できた大会でもありました。
前述同国出身のジノビリも感動と感謝の意を表しています。

39位トニー・クーコッチ。
ストレッチ4or3のパイオニア(当時ブルズは採用してるシステム上ポジションの概念があやふやだったので、SF/PF扱いするのも若干変なんですけど)の一人でスキルとメンタルタフネスを兼ね備えた名選手。ブルズの一員として語られる事が多いですが国際大会の実績も素晴らしく、ブルズとのケミストリー構築もその苦労が窺えるものでした。(主にジョーダン・ピッペンとフロントのいざこざのせいで)。殿堂入りのプレゼンターはジョーダンが務め、クーコッチのスピーチも真面目かつ丁寧に感謝の言葉を並べていて素晴らしかったです。

以上。

総評/感想。

得点ランキングだけでも思い出深い選手が沢山です。
2巡目指名選手は良いロールプレイヤーとして貢献する選手が多い傾向にあるのでランキングの下の下の方に「うわー懐かしい」って名前があります。ちょうど200位にトッド・マカロックがいて、ちょっと感動しました。410位にはナゲッツの新POBO(バスケットボール運営社長)カルビン・ブースもいました。

当初は前回と同じくアシストとリバウンドも併記しようとしたんですが長くなりすぎたので、それはまた別の機会に。ではまた。

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