【NBA】NBA2024現時点でのCleaning The Glass各種レーティングWORSTランキングと連勝連敗記録一覧と今一番サプライズなチームと色々。
KD凄いですよね。
あ、ケビン・デュラントじゃなくてクリス・ダンの事です。
というわけで、ジャズがバックスに勝利し、2024/1/10現在の順位表は以下。(本日の試合は未反映)
イースト2位バックスと3位シクサーズ、ウェスト首位ウルブズの3チームが直近10試合で5勝5敗。他上位4チームも最近負けを経験し連勝中のチームはありません。イーストは4位~8位の5チームが全く同じ戦績で並び、ウェストもウルブズが若干の失速を見せクリッパーズが猛追。両カンファレンス、混沌のサインが見られます。
件のジャズはその最たる例と言えるでしょう。ジャズは現在18勝20敗でウェスト11位。しかし、ラウリ・マルカネンの復帰後9試合では7勝2敗、7勝の相手には勝率5割以上のシクサーズ、マーベリックス、ヒート、バックスが含まれます。必ずしも万全ではない状態の相手もいましたが、そういったイレギュラーも含めてのレギュラーシーズンです。今のジャズがホットなチームである事は疑い様がありませぬ。
良いですよね。成績や実績関係なく、熱くハッスルするチームってのは。
今季2024ジャズ選手の出場試合数、スターター出場数、平均出場時間一覧。以下全て2024/1/10時点。
失礼ながら、ジャズのロスターは所謂「タレントに恵まれている」と呼ばれる類のものではありません。
今季2024ジャズ内でのPPG上位10選手のキャリアスタッツ一覧。
All-NBA選手は一人もおらず、オールスター選出もマルカネンの1回のみ。ビクター・ウェンバンヤマのようなトッププロスペクトがいるわけでもありません。むしろ元いたチームから(恐らく)悔しい形でのトレードでジャズへと加入した選手が目立ちます。前述のクリス・ダンもトレードとウェイブ、10デイ契約を複数回経ての加入。
今季ジャズは「勝ちは接戦、負けは大敗」ってパターンが多いのでNetRtg他数字だけで見ると惨憺たる有様です。
今季2024、ワーストNetRtgランキング。引用元: Cleaning The Glass
今季ジャズのポゼッション数TOP5ラインナップのスタッツ一覧。
しかし、昨季から引き続き今季もジャズはサプライズに満ち溢れております。観ていてこんなにドキドキさせてくれるチームはそうありません。誰がヒーローになってもおかしくない試合をします。同時に「ああっ!?」ってミスも沢山します。
直近5試合では、マーベリックスに大勝した後ピストンズとOTまでもつれ込む大熱戦、セルティックスに大敗するもシクサーズのホームでは勝利(エンビードらは不在)。そして昨日のバックス戦では前半で最大33点差をつけるも4Qに7点差まで詰め寄られ結局16点差での勝利。
兎に角アツい。
最後に今季2024の連勝記録と連敗記録一覧。
連勝記録。
今季は未だ二桁連勝記録はありません。現在アクティブな連勝記録はOG・アヌノビー加入後絶好調なニックスの4連勝。トレード相手のラプターズも直近4試合で3勝1敗。良き。
連敗記録。
現在23勝13敗のクリッパーズはシーズン最序盤に6連敗していました。もう遠い昔に感じます。
これ以上書くと、また何かのフラグになりそうなので
今回はこの辺で。ではまた。
余談。
昨日は相次いで悲しいニュースもありました。
タイリース・ハリバートンが昨日の試合中ハムストリングスを痛め途中退場。MRI検査へ。
ジャ・モラントは練習中に肩を痛めMRI検査の結果、今季全休。
彼らのこれまでの活躍に関する記事を書こうかとも思いましたが、どう書いても悲しい気分になるだけだと思いましたので、彼らの少しでも早い復帰を願うに留めておきます。どうかご自愛を。