【NBA】2024ポジション別最も走った選手ランキングと頑張り屋さんな選手とトリプルダブル巧者たち他。/シクサーズ、マブス、ペリカンズ、ナゲッツ、ホーネッツ、キングス、ホークス、ラプターズ、ウルブズ、レイカーズ、サボニス、ゴベア、ヤニス、ドンチッチ

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2024ポジション別最も走った選手ランキングと頑張り屋さんなNBA選手他。

先日の記事でチームの走行距離を取り上げたので今回は選手のモノを見てみましょう。

2024レギュラーシーズン、選手の1試合平均走行距離ランキング。

1位タイリース・マクシーと3位ディアロン・フォックスはある意味イメージ通りですね。なんたって速い。ドライブやスプリントの速さがそのまま走行距離の多さに結びつくわけではありませんが、両者元気一杯にコートを走っている印象あります。

そういった意味では意外なのが7位のドマンタス・サボニス。デカい選手や重い選手というのは、ある意味脆いです。同じ距離を走るのにエネルギー消費がより激しくなり、関節にかかる負荷も大きくなります。それでもドマスは82試合出場。つまりドマスは超えらい。何気にトリプルダブル回数も昨季1位。

2012~2024レギュラーシーズンのトリプルダブル回数TOP3。

ちなみに、1位となった回数が一番多いのはラッセル・ウェストブルック(6回)ではなく、オスカー・ロバートソン(6回)でもなく、ジェイソン・キッド(10回)でもなく、マジック・ジョンソンの11回です。どーしたってアシストのイメージが強いですけど、プレイオフでの通算トリプルダブル回数も歴代1位。

歴代プレイオフ通算トリプルダブル回数ランキング。2024/8/24時点。

話を走行距離に戻しまして

2024センター登録選手対象の1試合平均走行距離ランキング。

センター登録に違和感あるかもしれませんが、センター登録経験のある選手を全てカウントするNBA.com基準ですので「そういうもん」と思って頂ければ。

2024フォワード登録選手対象の1試合平均走行距離ランキング。

2024ガード登録選手対象の1試合平均走行距離ランキング。

こう並べると意外な事実も見つけやすいです。

トランジッションオフェンスの鬼ヤニス・アデトクンボよりもゴール下の守護神ルディ・ゴベアの方が走行距離が多くなっています。

これはディフェンス側にも3秒ルールがあるNBAの特徴が出ている気がしますね。ゴール下を守るにはペイント内をマメに出入りする必要があります。ゴール下で強力な分、ペリメーターに引きずり出されたりもします。(主にルカ・ドンチッチによって)

https://twitter.com/NationMffl/status/1824261072636776923
「スイッチしたらやられる」とジェイデン・マクダニエルズ含む誰しもが思い、案の定クラッチショットを決めるドンチッチ。

1試合平均でなく、2024レギュラーシーズントータルでの走行距離ランキング。

この走行距離(Distance)ってスタッツは2014シーズンから公式に計測/公開され始めたスタッツで、注目される事の少ないスタッツですけども、その分意外な発見が多くて面白いです。決してイコールではないんですけど、「走行距離の多い選手≒頑張り屋さん」な気がすると言いますか、応援したくなっちゃいます。

ちなみにCJ・マッカラムはトータルDistanceで4回も1位になった事があり、尚且つNBA選手会(NBPA)にも深く携わってきた、まごうことなき頑張り屋さんです。

NBPA役員

クリス・ポールの跡を継ぎ2021年からCJ・マッカラムは会長。
NBPAホームページへのリンク

各チームの代表者

代表者も代理も不在なチームがチラホラ。会議の出席やらチームメイトへの報告やらで面倒そうですし、好んでやる選手は少なそうです。

NBPAのホームページはCBA(労使協定)も載っていますし、NBA選手のコート外での社会貢献の様子も載っていてこれまたオススメです。

今回はこの辺で。ではまた。

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