【NBA】全チームIsoランキングとトランジッションオフェンスランキング。パシフィック&ノースウェストチームの指標上での強みと弱み一覧。/OKCサンダー、クリッパーズ、サンズ、ウルブズ、ナゲッツ、レイカーズ、ウォリアーズ、キングス、ハーデン、ドンチッチ

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全チームIsoランキングとトランジッションオフェンスランキング。パシフィック&ノースウェストチームの指標上での強みと弱み一覧。

2025シーズン開幕までおよそ一ヶ月。テキトーに各チームの昨季までのプレイスタイル等を振り返ってみましょう。

2024レギュラーシーズン、トランジッションオフェンス頻度ランキング。

2024レギュラーシーズン、トランジッションオフェンスPPP(1回あたりの得点)ランキング。

PPPが極端に低いブレイザーズでも1.01。他は皆1.09以上で高いチームは1.20近くにもなります。以下で他プレイタイプについて見てもらえればわかるようにトランジッションオフェンスは相当効率の良いプレイと言えます。試合展開にもよりますが、どのチームにとっても積極的に狙いたいプレイでしょう。

ただ、プレイオフではその強みが若干薄れがちです。ディフェンスのインテンシティが上がって戻りが速くなり、攻守慎重にもなるんで、レギュラーシーズンよりもトランジッションの機会やペースは下がります。

2024プレイオフ、トランジッションオフェンス頻度ランキング。

ここ10年のレギュラーシーズンのリーグ平均スタッツ。右端がペース。

ここ10年のプレイオフのリーグ平均スタッツ。

2016以降全てのシーズンでプレイオフではペースが下がり、特に昨季は98.5→92.7へと大きく下降。

2024レギュラーシーズン、アイソレーション頻度ランキング。

2024レギュラーシーズン、アイソレーションPPPランキング。

基本的にアイソ自体のPPP(得点効率)は他プレイと比べ低くなります。加えてセルフィッシュなプレイにも見えてしまう様で、アイソヘビーなオフェンスはファンからは嫌われがちな印象です。ただ、ロケッツ時代ハーデンやルカ・ドンチッチのようなキックアウトの上手いアイソプレイヤーをスポットアップシューターで囲むと、効率の良いキャッチ&シュートを打つ機会は増えます。オフェンスではアイソプレイヤーに負担が集中する分、他選手がディフェンスに注力しやすくもなります。どのプレイタイプにも言えますが結局は良し悪しですね。

聞き飽きたor見飽きた方も多いでしょうが、何度でも載せたい2019ロケッツ時代ハーデンのアンブレイカブルレコード↓。2019レギュラーシーズン、選手のアイソレーション総ポゼッション数ランキング。

2位の3倍以上となる1280回のアイソを1.10PPPという高効率で実現。昨季2024のランキング↓と比較しても異次元。

とりあえず今回は以上。他プレイタイプについては後日。

ここからはデータサイトBBall Indexによる各チームの昨季の強み弱みを見てみましょう。今回はノースウェストとパシフィックディビジョンのチーム。各指標についての説明はこちら

ノースウェストディビジョン。

パシフィックディビジョン。

各チームどう改善・変化していくかの一つの目安にでもして頂ければ。

今回はこの辺で。ではまた。

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