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言ったもん勝ち!?ケビン・デュラントの移籍先に浮上する泡沫候補たち。
KDとドノバン・ミッチェルのトレード交渉が難航してるせいか、FA選手の動きも少なくNBAチームオフィス全体の動きに停滞感があります。選手たちは各々トレーニングに励んで進んでいますけどね。
各メディアもそんな状況に飽き飽きなのか、色々と無茶にも思える移籍先の提案をしてくれています。書いてる記者本人が「可能性は低い」としながらも、読んでて結構面白いです。該当チームのファンの方からすればたまったもんじゃないかもしれませんが、まぁちょっとした思考実験です。
そんなわけでbasketballnews.comのEvan Sidery記者の記事からケビン・デュラントの移籍先を紹介。説明文はESPNトレードマシーンを用いた私によるファン目線での勝手な解釈です。
- フィラデルフィア・セブンティシクサーズ
エンビードはアンタッチャブル、ハーデンも契約したばかりで移動不可。となるとサイブル、マキシー、トバイアス・ハリスが中心のパッケージになります。ピックは１巡目は’29くらいしか用意できず。
仮にこれが実現して出来上がるネッツのメンツは’21シクサーズの劣化バージョンな気がします。シクサーズ側もスコアラー過多で層は薄くなるで勿体ない気がします。エンビードにしろハーデンにしろKDにしろ沢山プレイを見たいですし。 - ニューオーリンズ・ペリカンズ
既にChristian Clark記者から「ペリカンズはイングラム放出に否定的」との報道は出ていますが、もしKDをとるのであれば当然パッケージはイングラム中心になります。
マッカラムもサラリーフィラー(トレードのサラリー条件を満たせる、またはその助けになる選手)にはなりますがシモンズとセスがいるネッツがそこまで欲しがるとは思えません。
で＋アルファが誰になるかですが、ペリカンズはサラリーもそこそこで魅力的な選手が多いんですよね。
リーグ全体で供給不足なビッグマンのバランチュナス、良いロールプレイヤーになれるナンスJr、更なる成長も期待できるマルチディフェンダーのハーブ・ジョーンズetc.。
KDは嫌がりそうですけど、ペリカンズがその気になれば意外といけるかも？ - シカゴ・ブルズ
デローザンがパッケージの中心になるでしょうけど・・嫌です。ラプターズの時も悲しかったですし。
しかし、どんなトレードにだって悲しむ人は必ずいますから、そんな事で口を閉ざしていたら話も進みません。
というわけでデローザン＋ブーチorロンゾ。もしくはブーチ＋ロンゾが考えられる中ではある程度現実的なパッケージ。
前者はデローザンは兎も角、ブーチは昨季苦戦しましたしロンゾはシモンズと被る(3P以外)で魅力的とは言えず。
後者もネッツが確実にYesとは言わないでしょう。ブルズはピックもほぼ用意出来ません、ブーチとデローザン獲得で使ってしまったので。
なんにしろファン目線でも双方魅力的ではないかなー、と。 - アトランタ・ホークス
ペリカンズと同じくホークスはその気になれば豊富な選択肢のあるチームだと思います。
ポジションとサラリー的にジョン・コリンズが中心になるでしょうが、18M前後でカペラ、ボグダン・ボグダノビッチ、デジャンテと実績のあるサラリーフィラーが多くいます。
ハンターやオコングなど期待の若手もいます。
KD騒動がさらに長引いて開幕後ホークスの成績が振るわなかったら意外とありえるかも？
ヤングとKDはタイムラインが合わなさすぎますし、私はコリンズとヤングのデュオが大好きなので見たくはないです。 - ミルウォーキー・バックス
Evan Sidery記者・・・「言ったもん勝ち」「言ってみただけ」すぎる提案です。
一応ミドルトン一人で成立はします。ただ100％ネッツが了承しないのでもう一人か二人魅力的な選手を加える必要がありますが、ホリデーは加えるとサラリーが大幅アップしすぎてネッツ側が色々足さなきゃいけなくなります、セスを追加しても足りない。
なのでミドルトンとホリデー両方獲得はネッツとバックス双方にとってあまり良いことないと思います。
というかこれ以外でもネッツとバックス間で魅力的なトレードは思いつかないです。うーん、この２チーム間のトレードも見たくはないかなぁ。
以上。
私は基本的にトレード案に胸を躍らせるタチではないんですけど、こういうのもオフシーズンの嗜みの一つですし偶には良いもんです。
色々無責任なことを書きましたし不快に思われた方もいらっしゃるとは思いますが、暇人の戯れ言だと思って御容赦いただければ幸いです。
では。
