【NBA】MVPに引けを取らない(?)若手ビッグマンたちの36分あたりスタッツ一覧と現時点で一番のサプライズとIST二日目の雑感と色々。/ホーネッツ、ロケッツ、レイカーズ、マーベリックス、ペリカンズ、スパーズ、ドンチッチ、マーク・ウィリアムズ、ヨキッチ

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【NBA】MVPに引けを取らない(?)若手ビッグマンたちの36分あたりスタッツ一覧と現時点で一番のサプライズとIST二日目の雑感と色々。

昨日2023/11/11はインシーズントーナメント二日目。熱戦が繰り広げられまして、いくつかピックアップ。

まずはマーベリックスvsクリッパーズ。

結果から言うと、ルカ・ドンチッチがまたも大爆発。最終スコア144-126以上の印象がある大勝となりました。

試合前のマーべリックスアナウンサーによるスピーチも大きな話題となりましたが

ジェームズ・ハーデンに対して2分間にわたるメッセージ。「君はビアードじゃないし、システムでもない。君はプロブレムだ」と痛烈に締めくくりました。リンク

試合後はドンチッチの“クリッパーズ・キラー”っぷりが更に大きな話題に。

対戦相手毎のPPGでドンチッチ対クリッパーズでの33.2PPGは歴代7位だそうです。プレイオフ含む最少25試合以上対象。

ドンチッチのこれまでのクリッパーズ戦スタッツ。得点順。

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公平を期すために言っておきますと、クリッパーズも決してやられっぱなしだったわけではございません。勝敗数で言えばクリッパーズが勝ち越していますしね。

次のマーベリックスvsクリッパーズ戦は日本時間11月26日午後12:30から。カレンダーに赤丸つけときましょう。・・・・その日クリッパーズはバックトゥバックの二日目なんですよね。まぁ多分皆プレイしてくれるでしょう恐らく絶対。

次。

レイカーズvsサンズ。

現状期待通りとは言えないものの優勝候補同士の対戦であり、レブロン・ジェームズvsケビン・デュラント世紀のスーパースター対決でもあり、我々日本人にとっては八村塁vs渡邊雄太でもある夢のマッチアップ。

ところがどっこい、私に大声を上げさせたのは・・・

キャム・レディッシュ!

悔しい思いが続いたであろう中での大活躍。

もうね、終盤は豊玉の金平監督状態でした。

そんなレディッシュと入れ替わる形でベンチからの出場となったオースティン・リーブスもしっかりと貢献。

KDの38分出場38得点が報われなかったのは残念ですけど、“Revenge is sweet”「復讐は甘美である」とも言いますし、今度こそKD&デビン・ブッカー&ブラッドリー・ビール揃い踏み対決に期待です。(現在レイカーズの2勝0敗で1月と2月に1試合づづ試合が残っています)

次。

ペリカンズvsロケッツ。というかロケッツについて。

いいですか皆さん。今季ロケッツのスターティングメンバーのキャリアスタッツ&受賞歴はこんなもんです↓。

キャリア20PPG超えは一人もいませんし、All-NBA経験者もいません。フレッド・バンブリートとディロン・ブルックスがオールスターとAll-D-2ndに一度選出されたのみです。その二人だって今季新加入したばかりでケミストリー構築に時間がかかって当然のはずなんです。

だがしかし

この人たちがいるチーム↓よりも

あの人たちがいるチーム↓よりも

こーんなMVP揃いなチーム↓よりも

2023/11/12現在ロケッツは順位が上なんですよ。現在5連勝中なんですよ。もう各チーム「シーズン始まったばかりは嚙み合わなくても仕方がない」なんて言ってる場合じゃごいざいません。全てのNBAチームはロケッツを見習うべきです・・・・・はい。冗談です。(気を悪くされたであろう上記チームファンの皆様申し訳ありません)

冗談ですけど、これまでのロケッツが面白くて素晴らしいのはホントです。

2023/11/11時点ウェストの順位表

私はシーズン序盤の出来事を「まだ始まったばかりだから」で片付けるのが昔から苦手で、良くも悪くも大袈裟に一喜一憂しておりまして、ロケッツは今のところ今季一番の楽しいサプライズです。昨季ユタ・ジャズを見ている時と似た感覚です。「誰がどういうシチュエーションでどの程度の役割を担うのか」がわからなくて、試合がビックリ箱です。

昨日の試合で言うと、バンブリートが値千金2本連続3P&2FTを決めましたが

各試合各場面でヒーローはバラバラ。ディロン・ブルックスが“愛されヴィラン”になったり、ジェイレン・グリーンがゴム毬みたいな躍動感を見せてくれたり、アルペラン・シェングンがアシストのみならず“逞しさ”の成長も見せてくれたり。

他にも、丸刈りになったジェフ・グリーンがAnd1レイアップを決めてハシャいでいたり、ボバンはバックボードに引っかかったボールをつつくのに駆り出されたり、やっぱりチームの調子が良い時は何事も楽しく見えちゃいます。

例えそれが一時的なものだとしても、大袈裟に捉えて楽しむのが私の性に合っております。

とは言え、「例えそれが一時的なものだとしても」と書いている通り、ロケッツへ疑惑の念も抱いていまして。

と言いますのも、ロケッツは21勝61敗だった2022シーズン、7連勝も経験していたんです↓。

当時記事で「もしかしたらこの7連勝が優勝への伏線かも」とまた無責任な事をのたまっていましたが、今度こそ?

それはこれからのお楽しみという事で。

ロケッツの今季これまでとこれからのスケジュール。

今後約3週間9試合中ナゲッツと3試合、雪辱に燃えているであろうレイカーズとも2試合、現在上位のマーベリックスやウォリアーズ戦もあって6試合はロード。タフな日程ですが、今後を占うにはもってこいの相手とも言えます。要注目です。

また長くなったので最後は手短に昨日の個人的MVPを紹介。

ホーネッツの2年目ビッグマン、マーク・ウィリアムズ。

ニックネームは「コンドル」だそうで。その由来となった名実況がこちら↓。

ホーネッツ実況エリック・コリンズさんの実況は喜ぶ時も悔しい時も全力で素晴らしいです。以下音量注意

「あんたの実況も大概インクレディブルだわ」と笑っちゃいました。

今回はこの辺で。ではまた。

おまけ。

今季2024、10PPG.9RPG以上選手対象TS%ランキング。2023/11/11時点。

上記ランキングに36分あたりでの得点数とリバウンド数を併記したもの。

左側が36分あたりでの数字

マーク・ウィリアムズは36分あたりでは21.6pts、13.9reb、TS%74.1%の超エリートビッグマンに。

長い時間ハイパフォーマンスを維持するのは、それ自体に高い能力が要されますので、“36分あたり”とか○○ポゼッションあたり”のスタッツも過信は禁物ですが、ウェンビーやチェットらと同じく超期待の新世代ビッグマンである事に違いはないです。

ついでに今季ルーキー中5PPG4RPG以上選手にTS%と36分あたりでの得点数とリバウンド数を併記したもの。

36分あたりでなくPerGameでアサ―・トンプソンはルーキー中唯一のダブルダブル平均を記録。スモールフォワード登録にもかかわらず。

ジョーダン・ホーキンスは3Pバカスカ決めてる印象あるのでTS%53.5%が意外に低く感じちゃいます。というかルーキーでありながら今ペリカンズで一番多く3P打ってますし出場時間も一番多いですね。

あ、キリないのでこの辺で寝ます。では。

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