【NBA】気の早すぎる「残り日程の過酷さ」ランキング。二つのSOSランキングで占う今後のNBA2024シーズン。
NBAは30チームあります。アメリカ全土とトロント、30チームが広大な範囲にわたり本拠地を置いているわけですから、その移動や日程は大変です。
実際に移動するチームメンバーは勿論、公平性・エンターテインメント性・安全性の全てを兼ねたスケジュールを考えるリーグ関係者も頭を悩ませている事でしょう。
昨日順位表を見ていて、そんな事をふと思いまして。
どうしてもシーズン途中では総試合数・ホームorアウェイ数・バックトゥバックでの試合数その他に差が出ます。
以下は2023/12/15時点での順位表・各種勝敗表。
2023/12/15時点で総試合数が1番多いのはブルズとナゲッツで26試合。少ないのはロケッツの21試合。ナゲッツは開幕日に試合をした4チームの内の一つですが、それを差し引いても過密日程だったと言えるでしょう。26試合中15試合がアウェイですしね。ブルズは言うに及ばすです。
となると、その分この先は比較的緩やかな日程となります。現時点で試合数の少ないチームはその逆です。
「残り日程の過酷さ」を表す“Strength of Schedule”(以下SOS)を見てみましょう。
SOSは色々なサイトが独自の計算式で公開しています。今回紹介するのは、相手勝率の他に相手との休息日差・移動距離・標高等も考慮したPositive ResidualのSOSです。詳しい説明はこちらリンク先へ
Positive ResidualのSOSランキング。(順位が高いほど残り日程が楽)
チーム名表記だけで見やすくしたもの。左上ほど楽。
・・・・・ピストンズは“泣きっ面に蜂”ですね。蜂と言えばホーネッツも些か苦労しそうです。蜂と言えば蜂蜜、蜂蜜と言えば熊のプーさん、熊と言えばグリズリーズも以下略。
アホみたいな“こじつけ”は置いといて、雑感をば。
あくまでPositive ResidualでのSOSランキングではありますが、上位チームのファンの方は若干心に余裕を持ってもよろしいのではないかと。
下位チームのファンの方も「負けてもともと、勝てば嬉しさ百倍」と思えば悪かないです。
ついでにNBA TankathonのSOSランキングも見てみましょう。こちらのSOSは相手勝率によって決められる割とシンプルなSOSです。(こちらは順位が高いほど残り日程が過酷)
Positive Residualのものとはそこそこ違いがありますね。
共通してるのはセルティックス、ナゲッツ、キャバリアーズ、ブルズ、ウォリアーズあたりは「残り日程が緩やか」な評価。逆にピストンズ、サンズ、ニックス、グリズリーズ、クリッパーズは「残り日程が厳しめ」な評価です。
身も蓋もない話、この時期に相手勝率や残り日程云々を気にして凹んでもしゃーないですし、いずれにしても過信は禁物ですが、ちょっとした話のタネにでも。
今回はこの辺で。ではまた。
