NBA全チームから選ぶ「最も印象的な選手」&2か月前から評価を逆転させた「バウンスバックを果たした選手」。/開幕前得点王予測と現在の差。/ドンチッチ、ヤニス、エンビード、テイタムetc.
Slam(米バスケ誌SLAMとは別)が選ぶ2023/1/12時点での“Every Team’s Most Impressive Player”「NBA各チームの印象的な選手」は以下。
挙げられている名前を見るに「期待以上の活躍をしている選手」という意味合いが強い選出だと思います。
ジェイソン・テイタム、ラウリ・マルッカネンやタイリース・ハリバートンら全国的な注目を集めている選手もいますが、各チームのファンから「ホントよくやってくれてる」って感想を持たれるような選手が多い印象です。
・・・・・・・・唯一フェニックス・サンズは選出なし。
・・・・・・・・・サンズにだってデイミオン・リーとかジョック・ランデールとかいるやろがい!
デイミオン・リーとジョック・ランデールの今季スタッツ一覧。2023/1/13時点。※画像クリックで拡大
二人とも今のサンズの苦しい状況、ブッカーや多くのローテーションプレイヤー不在の状況をひっくり返すほどの影響力があるとまでは思いませんが、2M未満のやっすいサラリーで「よくやってくれてる」と思います。(一般的な日本人の感覚では2億円以上って「やっすいサラリー」ではないんですけどね)
試合観戦中は「サラリー云々」を考える事はあまりないんですけど、それ抜きでも良い選手です。
デイミオン・リーは3P%46.8%でリーグ2位、ジョック・ランデールもTS%60%超えで36分あたりでは、ほぼダブルダブルとわかりやすい長所も持っています。
今後のサンズ共々、要注目です。
で、それはさておき。
Slamは約2か月前の2022/11/7にも“Every Team’s Biggest Disapointment”「各チームの最もガッカリな選手」を選出してまして。
マーベリックスのクリスチャン・ウッドとウルブズのアンソニー・エドワーズは2か月前に「最もガッカリな選手」に選ばれながら、その2か月後には「最も印象的な選手」に選出されております。名前が載っている他の選手にも、現在見事なバウンスバックを見せてくれている選手は多いです。
NBAは良くも悪くも「一寸先は闇」であります。
今回はこの辺で。ではまた。
おまけ。
今季開幕前2022/8/22にBasketball ReferenceのSimple Projection Systemを用いて予測した’23シーズンPPGリーダーたち。
実際のPPGリーダーは現在こんな感じ。2023/1/12時点。
上記予測では名前のないテイタムとSGAがTOP5入り。立派。