【NBA】NBA全チームのスター選手一覧表とコートでの走行距離ランキングとNBA全チームのInjury Reportをまとめた便利なページと。/バックス、レイカーズ、ナゲッツ、ザイオン、ヤニス、ヨキッチ、エンビード、キングス、ウォリアーズ、ウルブズ

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【NBA】NBA全チームのスター選手一覧表とコートでの走行距離ランキングとNBA全チームのInjury Reportをまとめた便利なページと。/バックス、レイカーズ、ナゲッツ、ザイオン、ヤニス、ヨキッチ、エンビード、キングス、ウォリアーズ、ウルブズ

今季も新しい試みが色々ありまして、その内の一つに“player participation policy”「選手参加方針」があります。有体に言えば「スター選手の欠場・ロードマネージメントを減らそうとする施策」ですね。

雑にまとめると「スター選手(過去3年間でオールスターやAll-NBAに選ばれた選手)は目玉となる試合には出来るだけ出場してください」「ロードマネージメント目的で複数のスター選手を同時に休ませたり長く休ませないで下さい」といった内容です。

そうは言っても、選手の怪我・欠場はあるわけで、いざ試合を観始めたら「見たかった選手がいない」とガッカリする事もあるわけです。

ガッカリするジミー・バトラー。
(ホントは2020NBAファイナル第5戦で疲労困憊なジミー・バトラー。47分出場35/12/11のトリプルダブルを記録)

いちいちガッカリするのも嫌なので、私はESPNのNBA Injuriesページをちょいちょい覗いております(全チームのInjury Reportをまとめてくれています。便利。気なる方はリンク先へどうぞ)。

Injury Reportを見慣れていない方に説明しますと、probable(出場する可能性が高い)、 questionable(五分五分)、 doubtful(欠場する可能性が高い)、out(欠場)といった感じです。Day to Dayは「その日次第」みたいな意味です。(アンソニー・デイビスは一時期このDay to Dayが非常に多かったのでAnthony Day to Davisなんて揶揄されたりもしてました)

2023/10/29時点の画像。詳細のコメント付きで掲載されています。

以前と比べると、やはり欠場は増え1試合平均の出場時間も減っています。

10年前2014シーズンと昨季2023シーズンを比べると、よりハッキリします。

昨季2023レギュラーシーズンの1試合平均出場時間ランキング。以下全て58試合以上出場者対象。

10年前2014レギュラーシーズンの1試合平均出場時間ランキング。

2014シーズンは80試合以上出場選手が74名いたのに対し、昨季2023は15名です。

いや別に選手とロードマネージメントを責めてるわけじゃあないんですよ。当時と今では色々と違いがありますからね。

以前記事を書きましたので↓、

ここでグタグタ言いませんが少しだけ。

2023レギュラーシーズン、1試合平均走行距離ランキング。

2014レギュラーシーズン、1試合平均走行距離ランキング。

2023シーズンの方が1試合平均出場時間は減ってるにもかかわらず、1試合平均の走行距離は増えております。

特に大変なのは、体重が重くエネルギー効率の悪い傾向にあるセンター登録の選手たちです。(わかりやすく言うと、重い選手は軽い選手よりも体を動かすのにスタミナを多く必要とします)

2023レギュラーシーズン、センター登録選手の1試合平均走行距離ランキング

2014レギュラーシーズン、センター登録選手の1試合平均走行距離ランキング

275ポンド(約125kg)以上で走り回っている彼ら↓はとんでもない“頑張り屋さん”と言って良いかと思います。

ん?「痩せろ」って?

・・・・・・

・・・・・・・・・

恨めしそうに見ている147kgの某一般男性(シャック)

真面目な話、コンディショニングってのは「単純に体重や筋肉量を増減すれば良い」ってものではありませんから非常に難しいです。興味のある方はNBSCA(NBA内のストレングス&コンディショニング協会)と各チームのコーチがコンディショニング&育成ドリルを公開していますので是非。NBSCAホームページへのリンク(↓の方たちのインタビューもあります)

コービーとも親交があり、ヤニスの鋼の肉体に一役買ったコンディショニングコーチ、マイケル・デイビーさん。
ヨキッチから「彼をガッカリさせたくないから、カラダに悪いモノは食べない」とまで言われるフェリペ・アイヘンバーガーさん。2022NBSCAコーチ・オブ・ザ・イヤー受賞。

今回はこの辺で。ではまた。

おまけ。

過去記事からの流用ですが各チームのスター選手(過去3年間でオールスターやAll-NBAに選ばれた選手)リスト。2023/11/2時点。

イースト
ブルズ:デマー・デローザン、ザック・ラビーン、ニコラ・ブーチェビッチ

バックス:ヤニス・アデトクンボ、クリス・ミドルトン、デイミアン・リラード

セルティックス:ジェイソン・テイタム、ジェイレン・ブラウン、ドリュー・ホリデー

キャバリアーズ:ドノバン・ミッチェル、ダリアス・ガーランド、ジャレット・アレン

ホークス:トレイ・ヤング、デジャンテ・マレー

シクサーズ:ジョエル・エンビード

ヒート:ジミー・バトラー、バム・アデバヨ

ネッツ:ベン・シモンズ

ニックス:ジュリアス・ランドル

ラプターズ:パスカル・シアカム

ペイサーズ:タイリース・ハリバートン

ホーネッツ:ラメロ・ボール

該当者なし:マジック、ピストンズ、ウィザーズ

ウェスト

ウォリアーズ:ステフィン・カリー、アンドリュー・ウィギンズ、ドレイモンド・グリーン、クリス・ポール

ウルブズ:カール・アンソニー・タウンズ、ルディ・ゴベア、アンソニー・エドワーズ、マイク・コンリー

サンズ:ケビン・デュラント、ブラッドリー・ビール、デビン・ブッカー

レイカーズ:レブロン・ジェームズ、アンソニー・デイビス

クリッパーズ:カワイ・レナード、ポール・ジョージ、ジェームズ・ハーデン

キングス:ディアロン・フォックス、ドマンタス・サボニス

マーベリックス:ルカ・ドンチッチ、カイリー・アービング

グリズリーズ:ジャ・モラント、ジェイレン・ジャクソンJr

ナゲッツ:ニコラ・ヨキッチ

OKCサンダー:シェイ・ギルジャス・アレキアンダー

ジャズ:ラウリ・マルカネン

ロケッツ:フレッド・バンブリート

ペリカンズ:ブランドン・イングラム

該当者なし:スパーズ、ブレイザーズ

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