NBA’23、気になって夜しか眠れない“9つの大きな疑問”。/最高のオフェンスは?All-NBA-1stガードは?ウォリアーズは眠れる巨人?etc.

目次

NBA’23、気になって夜しか眠れない“9つの大きな疑問”。/最高のオフェンスは?All-NBA-1stガードは?ウォリアーズは眠れる巨人?etc.

The RingerMichael Pinaが面白い記事を書いていたので紹介。

“Nine Big Questions for the NBA’s Stretch Run”「NBAレギュラーシーズン終了前の9つの疑問」と題して、現NBAでの大きな関心事・見所を上げています。

簡単な感想を添えながら見ていってみましょう。

1.グリズリーズとジャ・モラントはどうなるのか?

どうでしょう?

どうやったって明るい話題にはなりませんし、法律・警察も介入する問題ですから迂闊な事は言わずにおきます。

ブランドン・クラークがアキレス腱損傷でシーズン終了となった直後の出来事なのもあって、余計に悲しいです。

いつになるにせよ、またエキサイティングで仲良さげな雰囲気を楽しみに待っています。

2.イーストで首位になるのはどのチーム?

Michael Pinaが元記事で指摘しているのは、「バックスはセルティックスにホームコートアドバンテージを譲るべきではない」という事。
首位を目指すべきなのは当たり前ですが、特にバックスは昨季’22プレイオフ第7戦でセルティックスのホームアリーナで敗れています。
2位のチームはジョエル・エンビード、ジェームズ・ハーデンらがいるシクサーズとカンファレンスセミファイナルであたる可能性も高いです。
まぁキャバリアーズも楽観視して良いチームではありませんから、結局は組み合わせ関係なく首位を目指すべきな気がします。

ウェストはナゲッツの1位が盤石になってきましたけど、こちらも気になります。
常日頃負担の大きいニコラ・ヨキッチ、大怪我明けのジャマール・マレー&マイケル・ポーターJr、最近Ribあばらの怪我で休みがちだったアーロン・ゴードンら主力たちは残りレギュラーシーズンの試合でどの程度稼働させるんでしょう?
カンファレンスファイナルまでのホームコートアドバンテージはほぼ確保できましたが、目指すは優勝ですからNBAファイナルでのホームコートアドバンテージが欲しければ、勝ちを重ねる必要があります。
プレイオフまである程度温存するのか、それともファイナルを見据えてレギュラーシーズン最高勝率を目指すのか。
ナゲッツに限らず、ここら辺の判断/バランスは難しそうですよね。

・・・・・めんどくさいから全試合出て下され。なおかつ怪我もしないで下され。

3.タイ・ルーHCがクリッパーズのローテーション(選手起用法)を決定するのはいつ?

これは私も非常に気になる疑問です。
クリッパーズは“GM Survey”開幕前NBAフロント関係者アンケートでも高い評価を受けていました。それだけ「タレントが豊富」とされていました。

NBA各チームフロントたちの優勝予想。
ウェストチームランキング。

現在34勝33敗でウェスト8位。

成績は期待通りとは言えませんが、選手一人一人を見ると、やっぱり「タレントは豊富」に思えます。

カワイ・レナードとポール・ジョージの二人は長い出場時間を得るとして、伸び盛りかつ堅実な貢献を続けてきたテレンス・マン、ラッセル・ウェストブルックやエリック・ゴードンら新加入バックコート陣、6OTY候補ノーマン・パウエル、チーム2番目のスターター出場数もスコアリング以外での貢献は少ないマーカス・モリス、逆に今までの出場時間は少ないがディフェンスで貢献できるロバート・コヴィントン、超重要選手だけどラスと併用するとスペーシングに支障が出そうな3Pを打てないイビツァ・ズバッツとメイソン・プラムリー、その3Pは得意だけどスモールラインナップでインサイドワークをやらせるには心許ないニコラ・バトゥーム等々

どの時間帯で、どう組み合わせて起用していくのか、非常に楽しみ。

プレイオフで出場時間を得るのは難しいでしょうが、ボーンズ・ハイランドが3P以外での貢献方法を開発できるかにも注目しています。ここのところファウルが増えているのも、ディフェンスをどうにかしようとしている表れでもあるでしょうしね。

4.フェニックス・サンズはNBAで最高のオフェンスになるのか?

ケビン・デュラントとデビン・ブッカーの1.2パンチは間違いなく相手チームにとって意識せざるを得ないでしょう。

直近のマーベリックス戦ではKDとブッカーは高効率スコアリングをしただけでなく、ダブルチームやクイックヘルプに対してよくパスをさばけていましたし、クリス・ポールも二人に寄ったディフェンスの隙をつくプレイメイキングをしていました。
マーベリックス戦ではキャッチ&シュート3Pの確率は良くなかったですけど、今季’23今までのサンズのキャッチ&シュート3P%・コーナー3P%は超エリートです。

ミカル・ブリッジズ、キャム・ジョンソン、ダリオ・サリッチは現在いませんが、それを差し引いても優秀。

最高のオフェンスになるかどうかは・・・・・・うーん。KDは兎も角、基本的にオープンでも3Pやミッドレンジジャンパーの確率はバラツキが大きいですから、短いスパンでの数字は予想しづらいです。
高い3P%を出しつつペイント内でも効率良く、ハーフコートオフェンスで誰でもどこからでもスコアリング出来るナゲッツスターターのオフェンスの方が安定感は高い気がします。
OffRtgではキングスの方が高いんですけどね。

OffRtgランキング。2023/3/7時点。

© Cleaning The Glass

キングスのラインナップスタッツ。OffRtgの高い順。2023/3/7時点。

ベンチからマリーク・モンクが入ると超強力になります。

ナゲッツのラインナップスタッツ。OffRtgの高い順。2023/3/7時点。

正直書き飽きましたし、見飽きた方も多いでしょうが、「コートにヨキッチがいると強い、いないと・・・」って数字です。

サンズのラインナップスタッツ。OffRtgの高い順。2023/3/7時点。

まだ100ポゼッションだけですがKDを含んだラインナップは94パーセンタイルのOffRtgと高水準。サンズは怪我も多くて、一番多いラインナップでも491ポゼッションしか経験していないので読みづらいです。

(記事が冗長になってきたので以下は手短(テキトー)に済ませます。元記事は読み応えたっぷりです。リンク)

5.ラプターズは動きの少なかったトレードデッドラインを後悔する事になるのか?

ヤコブ・パートルは背が大きいから大丈夫!

6.ウォリアーズは眠れる巨人なのか?

眠れる巨人だと思いますけど、ホームゲームだけでなくアウェイでもいい加減起きなきゃいけないし、レギュラーシーズンで眠ってた巨人がプレイオフになってから急に起きた事は少ないです。

各シード毎の優勝回数・割合。2022年4月時点での画像。昨季’22は第3シードのウォリアーズが優勝。

7.デイミアン・リラードはAll-NBA-1stに選出される?

わからん!

エリートガードたちの今季’23影響指標でも載せておきます。(影響指標が良い選手が選ばれるべきと言いたいわけではありません)

LEBRON。PG、SG対象。

RAPTOR。PG対象。

RAPTOR。SG対象。

EPM。PG、SG対象。

8. シカゴ・ブルズは史上最高のスターター5を見つけた?

Michael Pinaは皮肉を込めて書いていますが、デマー・デローザンのミッドレンジもザック・ラビーンのダンクも

ニコラ・ブーチェビッチの中指も史上最高ですけど?

勿論罰金!F**k Yeah!

9.レイカーズを諦めるのは早すぎる?

某先生がこう言ってます。

©集英社

間違えた、こっち↓。

©集英社

以上。9つの疑問でした。

元記事にはMichael Pinaの見解・考察がしっかりと添えられていてオススメです。リンク

今回はこの辺で。ではまた。

  • URLをコピーしました!
目次