過去5年間での「1試合最多得点選手」ランキング、結構な人数の選手が50得点超えると「もういいや」感を出す。ハーデン、リラード、ステフィン・カリー、ケビン・デュラント、レブロン、ビール、テイタムetc.
今回はタイトルそのままわかりやすいランキング。
過去5年間レギュラーシーズン・プレイオフ含めての1試合最多得点選手TOP101ランキング。区切りの良い50点まで載せたらTOP101になってしまいました。なのでリストが長いです。2022/9/17時点。※画像クリックで拡大
複数回50得点超えした選手は以下。
ヤニス・アデトクンボ4回、ブラッドリー・ビール5回、デビン・ブッカー2回、ステフィン・カリー5回、アンソニー・デイビス2回、デマー・デローザン2回、ケビン・デュラント6回、ジョエル・エンビード2回、ジェームズ・ハーデン18回、カイリー・アービング4回、レブロン・ジェームズ5回、デイミアン・リラード11回、ドノバン・ミッチェル2回、ジャマール・マレー3回、ジェイソン・テイタム5回、カール・アンソニー・タウンズ2回、トレイ・ヤング2回。
エリートカンパニーですな。
調べて面白いと思ったのは「ピッタリ50得点と51得点の多さ」です。50得点以上の101例中36例がちょうど50得点。51得点は18。52になるとガッツリ下がって5例。画像に載せていませんが49得点は17例。48得点も17例。
やっぱり「50得点」ってのが大きな節目で狙える時は狙うけど、そこを超えると「今日はもういいかな」ってなるんでしょうかね。
キャリア通算ですとハーデンは23回、リラードは14回、KDは10回、50得点超えを経験してます。
余談。
「今日はもういいかな」で失敗したのが80年代ボストン・セルティックスの名選手ケビン・マクヘイル。
マクヘイルは1985年3月3日の対デトロイト・ピストンズ戦で当時セルティックスのフランチャイズレコード、56得点を記録します。
セルティックスの勝利が確実になっていたのもあり、試合終了数分前に会場中からの拍手を受けながらベンチへと下がります。
それを見たチームメイトのラリー・バードはこう言います、「正気か?」
そして試合終了後には「君は60点を狙うべきだった」とも。
オチは皆様おわかりですね。
わずか9日後、1985年3月12日の対アトランタ・ホークス戦。
ラリー・バードは60得点を記録し、マクヘイルのフランチャイズレコードを瞬く間に塗り替えるのでした。
今回はこの辺で。ではまた。