【NBA’23飛躍のサイン?】複数スタッツTOP20ランキングと振り返るEuroBasket2022、喜怒哀楽。セルジオ・スカリオロ、ラウリ・マルッカネン、ニコラ・ヨキッチ、ヤニス・アデトクンボ、フランツ・バグナーetc

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【NBA’23飛躍のサイン?】複数スタッツTOP20ランキングと振り返るEuroBasket2022、喜怒哀楽。セルジオ・スカリオロ、ラウリ・マルッカネン、ニコラ・ヨキッチ、ヤニス・アデトクンボ、フランツ・バグナーetc

雑感というか総括というか各種スタッツを眺めながらEuroBasket2022をテキトーに振り返ってみようと思います。

まずは個人平均得点ランキング。※画像クリックで拡大

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ヤニス、ドンチッチ、ヨキッチらPPGでも上位にいる有力選手が準々決勝までに姿を消すという衝撃的展開。

こうやって見返すとやっぱり「ヨキッチ/セルビアもったいなーい」と未練がましく思ってしまいます。平均25分出場、6位の21.7PPGでFG66.2%,3P46.2%,FT90.9%。「ヨキッチがもっと出場してたらイタリアに勝ってた」なんて事はわかりっこないし言うべきでもないです。ただもっと見たかった。29分しか出場しなかったイタリア戦でも、その前も、その後も、ミシッチ、カリニッチ皆。「無理させないで、出場時間制限してね」みたいな約束がナゲッツとの間にあったんしょうか。なんにせよ後の祭り、滅多なことは言うもんじゃあないですね。

ラウリ・マルッカネンには完全に惚れちゃいました。フランツ・バグナーと並んで今大会最大の収穫と言えます、「新しく発見した来季の楽しみ」って意味で。

優勝したスペインからは20位中10位にビリー・エルナンゴメスと20位にロレンツォ・ブラウンのみ。オフェンスが同じ試合の中でも変幻自在でしたね。相手ディフェンスに合わせてヒーローがとっかえひっかえ出てきました。「負けたら終わりのトーナメントでは1人に依存しすぎると、その選手が不調の時に致命的な事になる」って考えると合理的に思えます(言うは易し)。コーチングの評価は私には難しすぎますけど、とりあえずスカリオロHCはカッコいいです。

チームの平均得点ランキング。

チームの平均得点だけみて何か語れるわけでもないんですけど、やっぱり上位を見るとタレント揃いのチームが並んでいて、その中にいるスペインの異質さが際立ちます。

3位ドイツは見てて楽しかったというか微笑ましかったですね。事あるごとにハドル(コート上で集まったりする動き)を作って団結力を感じさせるシーンも多かったです。それでいてシュルーダー、フランツ・バグナー、マオド・ロー、アンドレアス・オブストらはしっかり「個の持ち味」を発揮していて「ボールが二つあれば良いのに」状態でした。
バグナーは思っていた以上に良いオフボールプレイヤーでもありました。ノリノリな時でもコーナー待機してて「え?ボール持たせて。もっと見せて。」とか思ったりもしたんでけど、隙をつくバックドアカットや「合わせ」がお上手でした。涼しい顔してエモーショナルなのも◎。

最後に、どーしても気になったので。

チームのターンオーバーランキング。

やっぱり15.8でフランスが1位。

15.8がどれくらい多いかと言うと、昨季NBAで一番多かったヒューストン・ロケッツのターンオーバーが40分換算で13.7です。フランスは決勝トーナメントに限ると平均18.5にもなります。まぁ準優勝ですし、勝ちゃ良いんですけど。
「レアな展開見せてくれた」って意味では今大会ナンバー1です。とにかくお疲れ様でした。

今回はこの辺で。ではまた。

私もよりバスケ好きに、ヤニス好きになりました。

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