八村塁はサムライではなくSLAMURAI。/KP&ラメロ&プラムリー&ボーンズが途中退場。/不在を感じさせない盛り上がりを見せた劇的な展開etc.【NBA近況】
・ウィザーズ対ホーネッツ
ホーネッツはケリー・ウーブレJr(左ふくらはぎの痛み)、コディ・マーティン(左ひざ腱鞘炎)、PJ・ワシントン(右足首捻挫)etc.が欠場。
ウィザーズはブラッドリー・ビール(プロトコル)、コーリー・キスパート(左足首捻挫)デニ・アヴディア(鼠径部の怪我)etc.が欠場。
まずはアホ程どうでもよいことから。ホーネッツの名物実況者エリック・コリンズが以前から一貫して八村を「ハチミュラ」って発音するのが気になる。なんか可愛い感じになっとる。
試合はウィザーズ新加入モンテ・モリスのアシストからカイル・クズマの“幼馴染デュオ”コーナー3Pで開幕。
残念ながら八村塁はベンチスタートでしたが、ウィザーズスターターは前半3Pが良く決まっていて、モンテ7astもファシリテーターとして上手くフィットしているように見えました。(ただモンテはシュートがFG0/8と絶不調でした)
クリスタプス・ポルジンギスは相変わらずのピック&ポップ3Pで15分のみの出場ながらFG5/10,3P3/4,FT7/7でチームハイ20pts。カイル・クズマFG5/10,3P3/6で15pts。バートンFG4/10の10pts,6ast。
八村塁はスターターを除けば最長出場の24分でFG6/12で15pts。序盤スターターと一緒の時は3Pを躊躇うシーンも見られましたが、よくミッドレンジゲームの上手さを披露してくれました。ナイスカットからのスラムも素晴らしかったです。
ホーネッツは昨季プレイインからブロウアウトでの敗北が多く、嫌な流れを断ち切りたいはずなのですが、中々上手くいかず。
特に昨季11位指名で今季2年目を迎えるジェームズ・ブックナイトの苦戦が目立ちます。この試合も24分出場FG4/10の8pts,4tov。昨季にはド派手なダンクも見せてくれましたし、奮起を期待したいです。
テリー・ロジアーはFG8/13,3P3/4の24ptsと軽やかな動きを披露していました。
この試合ホーネッツはチーム全体で僅か15ast。スティーブ・クリフォード新HCも「僅かな時間も無駄にできない」との考えの様で、試合終了まで残り20秒9点ビハインドの場面でタイムアウト。しかし、その後のオフェンスはパスミスによるターンオーバー。
成長/ケミストリー構築に時間がかかるのは当たり前ですし、ある種の「気概」のようなタイムアウトが見れたのは良い事だと思います。
試合結果は116-107でウィザーズ勝利。
メイソン・プラムリーとクリスタプス・ポルジンギス(足首)、ラメロ・ボール(足首)3人が足を痛め途中退場、そのまま試合には戻ってこず。その容態が心配されます。
・サンズ対ナゲッツ
ニコラ・ヨキッチがプレシーズン初戦後に手首の不調を訴え欠場。前試合はジャマール・マレーがハムストリングに異常を感じ途中退場となりました。・・・・で、今試合で今度はボーンズ・ハイランドが足首を痛めてベンチへ。なんでナゲッツは怪我が重なるのか・・・。幸い、ボーンズの足も深刻なものではなさそうです。
試合の方は手短に・・・・・・
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イシュ・スミスYeahhhh!!
上記活躍に加え、クラッチショット2本が炸裂。
セルフクリエイトに長けているので、とりあえずオフェンスを見られる形にしてくれます。「昨季ナゲッツベンチにいたらなぁ」とか野暮な事を思ってしまいました。
同じベテラン、サンズのクリス・ポールも試合後イシュと楽しそうに談笑しとりました。というかチーム関係なく皆祝福しとりました。ここらの人望もイシュ需要の高さの要因なのかもしれませんね。(今まで13チーム在籍、NBA記録)
ブルース・ブラウンもFG4/9,3P2/5の12pts。数字以上にスマートな動きが目立つ貢献。スクリーンナビゲイト、トランジッションで一呼吸置いてからのジェフ・グリーンへのアシストとか攻守お見事です。超好き。
サンズはディアンド・エイトンがFG9/12の19pts,11reb。内容も“しなやか”なミッドレンジジャンパーがあったりで頼もしいものでした。モンティ・ウィリアムズHCとの事ばかり取り沙汰されてしまうのは少し気の毒です。
試合結果は105-107でナゲッツ勝利。ボーンズの足は心配ですが、観客のみならず双方ベンチも大盛り上がりの好試合でした。
今回はこの辺で。ではまた。