NBA’23BPGランキングとファウル数ランキング。/ジブリ&スラムダンク大好き選手の賢さ。/クリッパーズの救世主兼ハン・ソロの相棒兼ラッパーを務める男etc.

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NBA’23BPGランキングとファウル数ランキング。/ディズニー&スラムダンク大好き選手の賢さ。/クリッパーズの救世主兼ハン・ソロの相棒兼ラッパーを務める男etc.

先日クリッパーズのイビツァ・ズバッツが対ペイサーズ戦にて31pts,29reb,FG14/17と大活躍。(と6ファウル)

ズバッツの今季’23スタッツ一覧。※画像クリックで拡大

2022/11/28現在、平均出場時間.RPG,BPGでキャリアハイを記録。
カワイ・レナード、ポール・ジョージ、ルーク・ケナードなど欠場者が続出するクリッパーズの中で、チーム1位の出場試合数/時間と気を吐いております。
最近のクリッパーズの試合を観ていると、どーしても本調子カワイ&ポール・ジョージ不在を痛感してしまうシーンは多いです。
7選手が二桁PPGってのはバランスよくて良いんですけど、チームトップPPGが不在で2番手3番手が15PPG以下となるとやはり大事な場面で迷いが生まれ、決め手にも欠けててしまいがちです。

そんな中でのズバッツによるヒストリカルな大活躍。これを毎試合続ければ全て解決ってもんです。

無理?

ズーバッカなら出来ます。

The雑コラ。

ズーパックでも可。

https://twitter.com/LawMurrayTheNU/status/1597010012328820736

冗談はさておき。クリッパーズはズバッツらが何とか踏ん張って2022/11/28現在12勝9敗。正直言いまして不安はあります。しかし悲観すべきでない成績なのもまた事実だと思います。

ポール・ジョージとルーク・ケナードは次ロード2試合欠場。カワイは未定。

皆早く健康を取り戻せますように。パーフェクトな形でLAダービーマッチも見たいですしね。



話題を変えましてミルウォーキー・バックスのブルック・ロペス。

早くもDPOYを噂される活躍を見せてくれています。昨季終盤に背中の手術から復帰したことを踏まえると、一際その活躍が素晴らしく思えます。

ブルック・ロペスの今季’23スタッツ一覧。※画像クリックで拡大

ロペスの長所は雑に言えば「ハッスル」と「スマート」を両立させているところです。
ネッツ時代は優秀なポストスコアラーでオールスター経験もありながら変化を恐れず3Pを打つようになり、やるべき役割を受け入れながら献身を続けています。

ズバッツとロペス二人とも同時期にレイカーズにいたんですよね、そういえば。というか今見返したらKCP、ロンゾ、GP2、カルーソ、ジョシュ・ハートと「未来の良いディフェンダー」揃いでした。当時と今では能力も状況も違いますから言ってもしょうがないんですけど。

リバウンドの数は多くありませんが、それはロペスが「自分がリバウンドをとる事」よりもボックスアウトをしっかりして「相手にリバウンドをとらせない事」「より良いトランジッションを生む事」を意識しているからだと思います。
ハンドラーにとらせる、もしくはヤニスにとらせて走らせた方がオフェンスはスムーズになりますからね。長期離脱した昨季以外バックスのREB%は、ロペス加入以降常にTOP5で今季は1位。加入前年は28位。
ちなみに今季REB%2位は似た長所を持つスティーブン・アダムズのいるグリズリーズです。(2022/11/28時点)

2.9BPG、Contested Shots(※)も1試合平均17.8で2位ズバッツ12.9、3位クリスタプス・ポルジンギス12.6に大きく差をつけての1位。Contested Shotsは’19’20’21も2位に大差をつけての1位。

※:クローズアウトしながら(相手へと距離を詰めながら)手をあげてシュートを阻止しようとした回数。

ロペスが「スマート」なのは、それを1試合平均僅か2.3回のファウル数でやってのけているところです。
ファウルがかさめば自身はコートに留まれなくなりゲームプランは崩れ、それがクォーターの早い時間であれば相手の自動フリースローに繋がり、結果的にインテンシティ(強度)のあるチームディフェンスがしづらくなります。

以前記事にしたので、これ以上詳しくは述べませんが、ロペスは兎に角固い上にスムーズに攻撃へ繋げられる攻守兼ね備えたディフェンスを可能にしてくれています。

ブルック・ロペス、ドリュー・ホリデー、ヤニス・アデトクンボ。同一チームに3人もAll-Def-Team経験者&今季有力候補がいるとか・・・・・・

今回はこの辺で。ではまた。

おまけ。

今季BPGランキングとSPGランキングと36分あたりファウル数ランキングにそれぞれを併記したもの。

BPGとSPGだけでディフェンス評価は出来ませんが、「BPGやSPGの高さ」と「ファウルの少なさ」を両立させることは難しく、それを成し遂げているロペスの凄さを僅かなりとも物語っているランキングだと思います。


・・・・・・・

そして何度でも貼りたい良い写真。

2022年8月某日。ブルック・ロペス、プロポーズ。

末永く爆発しろ。

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