数字と指標で見る、NBA’23オールスターサタデーナイトに呼ばれずとも優秀なスラムダンカーと3Pシューターたち。/ブログドン、ドンチッチ、渡邊雄太、アーロン・ゴードン、KCP、アイザイア・ジョーetc.

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数字と指標で見る、NBA’23オールスターサタデーナイトに呼ばれずとも優秀なスラムダンカーと3Pシューターたち。/ブログドン、ドンチッチ、渡邊雄太、アーロン・ゴードン、KCP、アイザイア・ジョーetc.

興奮冷めやらぬオールスターサタデーナイト。

おめでとう、マック・マクラング。シクサーズでの躍動を期待しております。

とは言いつつも近年はダンクコンテストへ積極的に参加してくれる選手も少なくなり、倦怠感のような雰囲気も漂っております。観ている最中は、あんまり気にならないんですけどね。

サッカーのFIFAプスカシュ賞(年間ベストゴール賞)みたいに前年の試合中で起きた最優秀ダンクを決めるのとか面白そうだと思うんですけど、どうでしょ。何だったら年間最優秀アシスト賞とかも。
NBAの公式YouTubeチャンネルが毎シーズン・毎年ランキング作ってますけど、オールスター前までは控えてもらって、オールスター会場でドデカいモニターなり何やかんや用意してもらってノミネートプレイを発表、その後投票もしくは採点で年間最優秀スラムダンクないしスラムダンカーを決定する。

オールスターの催しでなくても、FIFAプスカシュ賞的な存在があったら面白そうですし、新しいファンを呼び込むのにも役立ちそうです。

ま、余計な御世話・提案はここまでにしておきまして、今季’23ここまでのダンク回数ランキングでも見てみましょう。2023/2/18時点。※画像クリックで拡大

右端の数字が回数、%FGAは全てのFGA内のダンクの割合。

ちなみに昨季’22はこんな感じでルディ・ゴベアが233回で2位ヤニス・アデトクンボの179回に大差をつけての1位でした。

“ダンク=ゴール下”で極めて得点期待値の高いショットですから、増えればチームとしてもファンとしても嬉しい限りなんですけど、そこへ至るまでの過程が難しいわけでして。
ランキング内の名前を見てみますと「セルフクリエイトに長けている」というよりはロブキャッチャーやリムローラー/リムランナーとして優れている選手が多いです。
ダンクコンテスト向きなのはアーロン・ゴードンですが・・・・・・・まぁ、色々ありましたんで今後出場してくれるかは謎です。(今季「オールスター本戦出場できたらダンクコンテスト出るかも」といった旨の発言はありました)

NBAの公式YouTubeチャンネルが選んだ2022年ベストダンク↓。TOP100ランキングはこちら

ついでに3P関連のスタッツ/指標も見てみましょう。

まずはシンプルな3P%ランキング。2023/2/18時点。※画像クリックで拡大

渡邊雄太は規定数にわずかに届かずランキング入りならず。とはいえ52/108で48.1%ですから超優秀な事に違いはありません。

コーナー3P%とキャッチ&シュート3P%。3P試投数50以上、出場時間600分以上選手対象。

3Pショットメイキングと3Pショットクオリティ※。3P試投数50以上、出場時間600分以上選手対象。

※:ざっくり説明しますと、3Pショットメイキングは「期待値よりも3Pを効率良く決められているか」を示す指標、3Pショットクオリティは「期待値の高い3Pを打てているか」を表す指標です。詳しくはこちら

毎回ルカ・ドンチッチの位置に笑ってしまいます。打つ3Pほぼ全てプルアップ3、半数以上がステップバック3。なので必然的に3Pショットクオリティは低くなります。それでいて3P%は34.9%を記録していますから凄いです。

ドンチッチは今季今のところ137/392の34.9%で3Pを決めていて、内117/343がプルアップ、キャッチ&シュート3Pは僅か19/42。ステップバックは75/209。

ただキックアウトやスイングパスをもらった後に「いや、そこは打たないんかい!普段打ってる3Pより簡単そうですけど!?」ってシーンもチラホラ。ドリブルでリズムをとってから打つのが好きだし得意って事でしょうかね。
カイリー・アービングと上手くケミストリー形成できればオープンになる機会/イージーな機会は増えるでしょうし、更なるハイスコアリングを楽しみにしましょう。

けどステップバック3もやめないで。是非沢山打って頂きたい。相手の「はいはい」「やってらんねぇ」みたいなボディランゲージ大好きなので。

テキトーに思いつきましたけど、3Pコンテストもプルアップ部門とかステップバック部門とか作ったら面白いかも?

シューターの前にボル・ボルの等身大パネル置いたりして。

今回はこの辺で。ではまた。

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