ヤニス&ヨキッチ&ドンチッチEuroBasket2022BIG3に次ぐ第4の男?フランツ・バグナーは来季ジェイソン・テイタムになれるのか。’22ルーキーたちのスタッツ一覧付き。

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ヤニス&ヨキッチ&ドンチッチEuroBasket2022BIG3に次ぐ第4の男?フランツ・バグナーは来季ジェイソン・テイタムになれるのか。’22ルーキーたちのスタッツ一覧付き。

テキトーにフランツ・バグナーのスタッツその他諸々を見てみましょう※画像クリックで拡大

昨季のトラディショナルスタッツ。

良い意味で“ルーキーらしさのない”数字が並んでいます。最近はルーキーに限らずシーズンフル出場する選手が少ない中、79試合スターター出場は立派の一言。206cmルーキーフォワードで3P%35.4%、FT%86.3%も素晴らしいです。

一部アドバンスドスタッツ。

TS%は55.9%とリーグ平均56.6%より僅かに低く、ルーキーSFとしては高い数字。WSもチーム内3位。

トゥルーシューティングチャート。

©Positive Residual

3Pとリムへのアタックが中心でクセがない。右ミッドレンジと左コーナ3を除けば効率は万遍なくリーグ平均より少し悪いといった感じ。

EuroBasket2022グループ戦でのスタッツ。

5試合のみとは言え効率良く1試合平均試投数11.2の16.2PPG。デニス・シュルーダー(1試合平均試投数18.8で18.3PPG)やマオド・ロー(1試合平均試投数8.6中6.6が3Pで14.4PPG)と一緒にプレイしていてこの数字はエラい。シュルーダーやローがガツガツ行って随所でバグナー、またはその逆。相手ディフェンスの注意を散漫にさせる良い働きを見せています。正直「もう少しバグナー見せて」とか思いますけども。

データサイト“538”の将来予想。

左が今後7年間の市場価値やWAR(※)予測。右が来季に同程度の活躍が期待できる選手の名前。
あくまで予想ですが「過去のデータを参照したら来季バグナーは’20のテイタムに近い活躍するかもよ」って結果です。

※ざっくり言うと、同ポジションベンチの選手たちと比べての選手価値。

昨季ルーキーたちのスタッツ諸々。

前述の79試合スターター出場はルーキー中1位で全選手中でも7位、時間ではルーキー中2位(1位はスコッティ・バーンズ)

とりあえず以上。

「スコアリングに関しては現時点でもよくまとまってる」って印象です。
来季もオーランド・マジックはパオロ・バンケロ始め若い選手が中心になります。皆が皆「粗削りで成長に期待」なんて事では時間がいくらあっても足りませんから、バグナーの早熟さはマジックにとっても有難いのではないでしょうか。

勿論バグナー自身の成長もまだまだ期待できます。
具体案も出さずに簡単に言いますが、得点量とシュート全体の効率をもう少しだけでも上げられればエリートの仲間入りです。
昨季リーグ9位の被ブロック数も要改善でしょうか。アシストやリバウンドもまだ増やせそうです。
でも被ブロックを嫌ってリムへ消極的になられても困りますし、スコアラーとしても大成してほしいし、リバウンドよりトランジッションバスケにより適応した方が良いのかも。うーん、難しい。

そういった大きな御世話に頭を悩ませながらEuroBasket決勝トーナメント、来季NBAのフランツ・バグナーを楽しもうと思います。お兄ちゃんもね。

Instagram @franz_weasley

仲良し。

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