NBA「アイソレーション/1on1プレイヤー」TOP25ランキング、なんか変な選手が混ざってる。ステフィン・カリー、ジェームズ・ハーデン、デマー・デローザン、KD、ルカ・ドンチッチetc.
NBAの試合で“1on1”なんてないです。必ず他の8選手の影響/干渉を受けます。「1on1」と「5vs5の中での1on1」では求められるスキルにも大きな違いがありま
そんな細かい事は置いといて、Iso/アイソレーションでの昨季スタッツ/指標をいくつか見てみましょう。2022/10/2時点。
Isoと1on1もまた違うものですけど、兎に角「こまけぇこたぁいいんだよ」の精神で御覧になって頂ければ。
まずはNBA.comでのIsoでのPPP(ポイント パー ポゼッション、1回あたりの得点)ランキング。(82回以上Isoした選手対象)
次はBBall IndexのStable Isolation PPP(※1)の’22TOP25ランキング。右列はTotal Isolation/75(※2)。※画像クリックで拡大
※1:アイソレーションでの得点期待値。試行回数等を考慮して実際のPPP(ポイント パー ポゼッション、1回あたりの得点)数値から調整されている。
※2:75ポゼッションあたりでのアイソレーション回数。ペリメーター/3Pライン近辺でのアイソレーションだけでなくポストでのアイソレーションも含まれている。
上記指標をグラフ化したもの。
Isoと言えばジェームズ・ハーデン、ケビン・デュラント、デマー・デローザンあたりがまず頭に浮かびます。最近ですとルカ・ドンチッチもですね。
NBA.comとBBall Index両方で上記選手たちは高い位置にいます。ただポストでのIsoを含めるとジョエル・エンビードやヤニス・アデトクンボも多くの試行回数/頻度を持っているようです。
「Isoプレイヤー」って印象は薄いですがステフィン・カリーやカール・アンソニー・タウンズ(以下KAT)も“Stable Iso PPP”「試行回数等を加味したIso一回あたりでの得点期待値」で優秀な数字を残しています。
昨季ステフは3Pやオフボールスクリーンからのスコアリング等々オフェンスに関する指標では相変わらず高い数値を残しています。(それでも例年の数値と比べると低めです)
それはさておき、この手のランキングやグラフでハンドラーやウィングの中にさりげなくKATが混ざってるの狂おしいほど好き。
最後にBBall Indexの“One On One Talent ”TOP25ランキング。とO-LEBRON(影響指標の1つ、超ざっくり言えばオフェンスへの影響度)を組み合わせたグラフ。
“One On One Talent ”という指標ですけどIso関係の指標とはまた違った結果です。色々と複雑。
今回はこの辺で。ではまた。