【またも緊急事態】ヨキッチ不在&ジャマール・マレー途中退場のナゲッツ対ロンゾ不在のブルズ。ブルズで次に飛躍する選手は?気になるマレーの状態は?etc.【NBA近況】

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【またも緊急事態】ヨキッチ不在&ジャマール・マレー途中退場のナゲッツ対ロンゾ不在のブルズ。ブルズで次に飛躍する選手は?気になるマレーの状態は?etc.【NBA近況】

・ナゲッツ対ブルズ

ナゲッツ。
ニコラ・ヨキッチは「手首の状態に少し不安があるので、それを良くしたい」とのことでお休み。
さらに、この試合第2Q1:27にジャマール・マレーが左ハムストリングを抑えながらベンチへ戻り、そのままお休み。
非っ常に心配ですが、昨季ナゲッツはヨキッチのいない時間帯で非常に苦労していたので、この試合を一つの糧にしたいところです。
個人的にも「ヨキッチ/プレイメイカーのいないスターターラインナップと、そこからのローテーション」が、どういったモノになるのか、どういったオフェンス/ディフェンスをするのか、気になります。

結論から言うと「アカン」でした。

ナゲッツファンの気持ちを代弁する過去のヨキッチ。



ざっくり言うと、オフェンスは人とボールを動かしはしますがギャップ/スペースは作れず、結局は個人技頼みに。
ディフェンスは練度/強度不足でスムーズなボールムーブメントやオープンショットを多く許してしまいました。強度が不足するのは「プレシーズンだから」である程度許容できると思います。
練度もヨキッチやマレーが急遽離脱&復帰者&新加入選手が多いのでまぁ致し方なし・・・・で済めば良いんですけど、どうなんでしょ?
とにかく、ブルズオフェンスにFG50/83の60.2%、3P15/28の53.6%とやりたい放題されてしまいました。デマー・デローザンこそFG9/15の22ptsと一人突出していますが、他に二桁FGを放った選手はいないにもかかわらず、他5選手が二桁得点でバランスよくチームスコアリング。如何に自由に攻められていたか、よくわかります。

ディアンドレ・ジョーダンは「メンター的な役割で契約したのかな」とも思いましたが、この試合ヨキッチに代わりスターターを務め22分出場7pts,10reb・・・・は良いんですけど4tovやボールに手がついていない/跳べていないシーンが目立っていて、やはり少し不安です。今後の成長/期待も込めてジーク・ナジの時間をもっと見たいような・・・・いやいやディアンドレ・ジョーダンの奮起にも期待です。

しかし好材料もあります。
マイケル・ポーターJr(以下MPJ)が非常に積極的でした。昨季離脱前から見られた傾向ですが、「シューター」としてだけでなく「ハンドリング」にも躊躇わない姿勢も見せております。良いカッティングもありました。
シュートやプレイの選択/デシジョンメイキングには、まだ些か疑問を感じさせるシーンもありますが、多少の無茶やコンテストをものともせず決めきるシューティングがMPJの長所であり魅力で、この試合で存分に発揮していました。222分出場でFG8/17,3P4/8で20pts。
ディフェンス面ではザック・ラビーンへ良いディフェンスを見せるシーンもありました。オフボールディフェンスでのポジショニングは・・・・これからですかね?
セカンドユニットではボーンズ・ハイランドの1on1/2メンゲームからのショットクリエイトが目立っていました。22分出場のFG7/14,3P4/8で24pts。

新加入選手が、あまり他選手と絡めていないのは少し「アカン」気はしますが、まぁ上記2選手のシュートタッチが相変わらずなのは良い事でしょう。最終盤6分のみの出場でしたが、ルーキーのペイトン・ワトソンも良かったです、元気一杯で。

ブルズ。
前述の通り、バランスよくバラエティに富んだオフェンスを展開しておりました。実況解説のアダム・アミン&ステイシー・キングも終始ご満悦。
昨季ロンゾ離脱以降のブルズは攻守で「選択肢の少なさ」が問題になっていましたから、大きな収穫になったのではないでしょうか。
特にアヨ・ドスンムとジャボンテ・グリーンが3Pに積極的だったのが好印象でしたね。ドスンムは一見幼く、線も細いですが粘り強いディフェンスもしますし、ジャボンテは良いカッターでダンカ―でもあります。そこに3P/チームにスペースをもたらす能力が加われば・・・・・・

昨季前半ブルズの“ワクワク感”再現に向けて、「うはー夢が広がりんぐ」ってヤツです。

試合結果は113-131でブルズ勝利。

で、気になるのはマレーの状態です。

ナゲッツのビートライター、デンバー・ポスト紙のマイク・シンガー記者は

マレーがアリーナを離れる前に直接話し「大丈夫、深刻ではないよ」と告げられたそうです。

デンバー地元放送局のケイティ・ウィンジィは

「マイケル・マローンHCとマレーは数日前から綿密に状態を確認し合っている事」と「マローンHCはマレーがハムストリングスを抑えているのを見て、直ぐに今夜の試合に戻さない事を決めた」旨を伝えています。「病院に向かった」とのニュースもないので「痛み」「強烈な違和感」みたいなものはない、と思いたいです。

ついでにマローンHCは、オフェンスは問題視してないようで、ディフェンスの改善/努力が見られなかったことに御立腹。

ブルズが勝利したのにナゲッツの事ばかりになって申し訳ない、どーしてもマレーの事が気になってしまいました。

今回はこの辺で。ではまた。

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