【NBA】NBA2024プレイオフ&プレイイン直前に確認したいRSの各種チームスタッツランキングまとめとTOP5チームの素晴らしいデータ他。/セルティックス、レイカーズ、OKCサンダー、マイアミ・ヒート、ナゲッツ、ニックス、ウルブズ、テイタム、ナズ・リード、KAT

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NBA2024プレイオフ&プレイイン直前に確認したいRSの各種チームスタッツランキングまとめとTOP5チームの素晴らしいデータ他。

本日2024/4/17、NBA2024ポストシーズンが開幕されます。

その前に今季2024レギュラーシーズンの各チームスタッツを振り返ってみましょう。

今季2024NetRtgランキング。Cleaning the Glass準拠(ガベージタイムを省いたスタッツ)。以下全て2024/4/17時点。

今季2024OffRtgランキング。

今季2024DefRtgランキング。

NetRtgトップ5は順にセルティックス、OKC、ウルブズ、ナゲッツ、ニックス。以下それぞれについての雑感とデータをば。

NetRtg1位セルティックス。

OffRtgで1位、DefRtgで3位。両カテゴリでトップ3内。戦績も64勝18敗で断トツの1位。

下馬評通りかつ盤石過ぎたため負けた時の方がクローズアップされがちで、そういう意味では気の毒な気すらしました。その中心のジェイソン・テイタム、若くして5シーズン以上にわたり大きな怪我もなく攻守エリートであり続ける事はNBA史上でも稀です。

2020~2024レギュラーシーズンの総出場時間ランキング。その間でのPPG/年齢/TS%他併記。

NetRtg2位OKCサンダー。

2024開幕時リーグで2番目の若さだったにもかかわらず、OffRtg3位・DefRtg4位と両方でトップ5入り。

ルーキーのチェット・ホルムグレンとケイソン・ウォレス始め、レギュラーシーズンを欠場少なく戦い抜き首位で終えた事は多大な称賛に値します。

一部OKC選手の今季スタッツ。

全員25歳以下70試合以上出場。ルーキー二人は82試合欠場なし。

NetRtg3位ウルブズ。

DefRtg1位に対しOffRtgは16位、「長所と短所がハッキリしている」とも言える成績。

しかし、ウルブズはオフェンスでも稀有なタレントを持っております。アンソニー・エドワーズは勿論、カール・アンソニー・タウンズ(以下KAT)とナズ・リードは史上屈指のシューティングビッグです。

今季2024センター登録選手対象、1試合平均3P成功数ランキング。3P%/PPG他併記。

今季2024パワーフォワード登録選手対象、1試合平均3P成功数ランキング。3P%/PPG他併記。

ポジション登録は明確に「こういう選手ならセンターで、ああいう選手はパワーフォワード」と定義化・カテゴライズされてわけではありませんので参考程度に。

NetRtg4位ナゲッツ。

昨季優勝チームとしての期待と共に、その疲労やブルース・ブラウンとジェフ・グリーンを失った事によるベンチ層の薄さも懸念されましたが、終わってみれば昨季レギュラーシーズンよりも勝ち星とベンチスタッツを伸ばしました。

今季2024、各チームのベンチ±ランキング。

ナゲッツは昨季29位から今季22位に。それでもまだマイナスで平均以下ではありますが、スターターに大金を投じているナゲッツにとって今季のベンチ選手、特にペイトン・ワトソンとクリスチャン・ブラウン若手二人の躍動は非常にありがたいでしょう。どんだけ活躍しても今後2年は格安契約(ルーキー契約)ですからね。

レギュラーシーズンでのNetRtgでは4位ですが、スターターの出場時間が増えるプレイオフでの破壊力は実証済みです。

昨季2023ポストシーズン(プレイイン含む)NetRtgランキング。

「優勝したチームがプレイオフNetRtgで1位になるのは当たり前」と思われるかもしれませんが、「優勝チーム≒タフな試合を多く経験したチーム」でもあるので、優勝チームがプレイオフNetRtgで1位にならなかった事例もいくつか存在します。近年では2016、2019、2021がそうですね。
レイカーズとヒートはレギュラーシーズンの成績から見事にジャンプアップ。

NetRtg5位ニックス。

悲しい事ですが、どのチームも長いシーズン多かれ少なかれ怪我に泣かされるのがNBAです。ニックスはシーズン中盤にミッチェル・ロビンソン、後半にジュリアス・ランドルが長期欠場、見事なフィットを見せたOG・アヌノビーもトレード加入後に27試合欠場。

それでも泣かなかったのが今季ニックス。

今季2024レギュラーシーズン、ニックス選手の出場試合数一覧。

ジェイレン・ブランソン、ジョシュ・ハート、ダンテ・ディビンチェンゾ、デュース・マクブライド、プレシャス・アチウワは平均出場時間こそ普通に見えますが、接戦や大事な試合では40分以上の出場も珍しくありませんでした。

今季ニックス選手の40分以上出場試合数。

アイザイア・ハーテンシュタインも獅子奮迅の奮闘ぶりでしたが、如何せんファウルトラブルで出場時間が制限される事も多かったので2試合のみ。

今季2024レギュラーシーズン、1試合最多出場時間ランキング。

とりあえず以上。

NetRtgランキングにかこつけて素晴らしいチームと素晴らしい選手たちの素晴らしいスタッツと素晴らしいデータをいくつか紹介してみました。

他にも山程ありますので、また折を見て紹介しとうございます。

今回はこの辺で。ではまた。

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