【NBA】皮肉なファイナルMVPの歴史とMVPのアレコレ。NBAスーパースターは“やられ役”になりがち?/ナゲッツ、レブロン、チェンバレン、ヨキッチ、ニックス、ペイサーズ、ウルブズ、カリーム、セルティックス、レイカーズ、ボバン、テイタム、ゴベア

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皮肉なファイナルMVPの歴史とMVPのアレコレ。NBAスーパースターは“やられ役”になりがち?

昨日2024/5/10の試合結果。

両試合第1戦とは真逆のような結果。ホームコートアドバンテージが逆転する事になりました。

プレイオフ期間中は忙しいので以下テキトーに。(というか本記事は書きダメしておいたものを手直しただけです。その点ご留意を)

先日、ニコラ・ヨキッチが今季2024MVPに決まりました。おめでとうございます。

シーズンMVP複数回受賞者のファイナルMVP・優勝回数一覧。

ファイナルMVPのトロフィーにはビル・ラッセルの名が冠せられていますが、ビル・ラッセル本人は受賞経験がありません。

ファイナルMVPは1969シーズンからの賞なので、そもそも受賞機会が「ほぼ」なかったんですね。

1969シーズンはビル・ラッセルの現役ラストイヤーです。なので1度だけ受賞機会がありました。そしてセルティックスはその年優勝しました。にもかかわらずビル・ラッセルは選ばれませんでした。

じゃあ誰が選ばれたのか?ジョン・ハブリチェック?

NBA史上最も有名なスティールと実況の一つ。1987ラリー・バードのスティールも有名ですし、セルティックスを相手にした時はインバウンズパスに要注意です。

史上初のファイナルMVPは史上唯一「負けたチーム」のレイカーズから選ばれました。

The Logoことジェリー・ウェストです。

1969ファイナルでのジェリー・ウェストのスタッツ。

ちなみにこの年のレイカーズにはジェリー・ウェストの他にウィルト・チェンバレン、エルジン・ベイラーがいました。恐らくは「元祖にして史上最も豪華なスーパーチーム」。

1969ファイナルにいたレジェンドたちのキャリアスタッツ&受賞歴。

すげーメンツ。
ちなみにエルジン・ベイラーは記録上は優勝1回となっていますが、レイカーズが優勝したシーズンの開幕直後に引退したので、よく「悲運のスーパースター」云々とも言われます。

ファイナルMVP複数回受賞者。

話をヨキッチに戻しまして・・・・・・と言っても当ブログはヨキッチについて頻繁に取り上げてますので、ここでは少し違った観点を。

クラブで美女をはべらすヨキッチ。

と事情を説明しないとビックリする人もいそうな画像でございますが、この画像に映る金髪の女性はヨキッチの奥様。黒髪の御方はボバン・マリヤノビッチの奥様で、この画像をSNSにアップしたのもこの御方。2022年ボグダン・ボグダノビッチのお誕生日会での一コマ。

はしゃぎ方も可愛いヨキッチ&ボバン。
嬉しそうなボグダン・ボグダノビッチ。

前述したように当ブログでは頻繁にヨキッチを取り上げております。ただ、意識的にそうしてるわけではないんです。NBAのスタッツやら面白い出来事を漁ってると兎に角出現率が高いんです。

私は試合視聴中一時停止して、気になる選手の気になる部分・スタッツをチェックする事があるんですけど、細かい分野のスタッツでもランキング上位にいる事が多いんですね。これはNBA入り直後からそうです。一般的なPer Gameスタッツやシュート効率の時点で特筆すべき数値を残していましたが、それすらもヨキッチの魅力の僅かな部分でしかなかったです。

というか今も同じ。ヨキッチは多くの分野で優秀な数値・スタッツを残していますし、今回のMVP含め受賞歴も史上屈指です。

MVP初受賞の2021シーズン以降、20PPG以上選手対象のTS%ランキング。PPG/APG他併記。以下全て2024/5/10時点。

シュート・パス他プレイ関与の頻度に対してターンオーバーも非常に少ないです。

2021シーズン以降トータルプラスマイナスランキング。

ジャマール・マレーとマイケル・ポーターJr長期欠場のシーズンも含みながら、ぶっちぎりの1位。これだけの長いスパン、ロスターに変化がありながらチームにアドバンテージを与え続けられた選手は史上超稀。スキルは勿論コンディショニングも超素晴らしい。

現役対象キャリアトータルプラスマイナスランキング。

プラスマイナス、オンコートNetRtg、オンオフNetRtgは小さなサンプルサイズや短いスパンでは有意なデータとは見なしづらい等々要注意なスタッツではありますが、歴代レジェンドたちのキャリアプラスマイナスやオンコートNetRtg他は大抵高数値です。あくまで「数ある評価基準の内の一つ」ですけどね。

やっぱりヨキッチの一番の魅力はその試合です。それこそがヨキッチ最大の魅力です。まぁ見返したくなる試合をします。エキサイティングなパスや尋常じゃないショットメイキングは勿論、“意思決定”だとか“インテンシティのメリハリ”だとか、「何故そのプレイを選んだんだろう?何故そうなったんだろう?」って事も多いんです。

・・・・・時間がないのでこの辺にしておきます。

今回はこの辺で。ではまた。

おまけ。

仲睦まじいボバン夫妻。

引用元:Instagram / @mrsbobi

仲睦まじいのはヨキッチ夫妻も同様。

2012年、若かりしヨキッチ夫妻。

最近映画CM出演で話題になりましたけど↓

是非ともキアヌ・リーブスにボバンの復讐をして頂きたい。


『ジョン・ウィック:パラベラム』
より。

映画関係者からするとNBA選手は大きくて“やられ役”として映えるんですかね。

ブルース・リーと戦ったカリーム・アブドゥル・ジャバー。『死亡遊戯』より。
昨年この時のTシャツ着てウェンビーと対談してましたね。
アーノルド・シュワルツェネッガーと戦ったウィルト・チェンバレン。『キング・オブ・デストロイヤー/コナンPART2』より。

やられてばっかでちょっと悲しい。

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