【NBA】NBA史上“止められない”シュートを持っていた選手たち。2024プルアップPPG&FG%ランキング。被ブロック回数ワーストランキング他。/ドンチッチ、マブス、セルティックス、ペイサーズ、ウルブズ、サンズ、ブッカー、ブランソン、ニックス

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NBA史上“止められない”シュートを持っていた選手たち。2024プルアップPPG&FG%ランキング。被ブロック回数ワーストランキング他。

昨日2024/5/25の試合結果。

ルカ・ドンチッチ!

ドンチッチのディフェンダーがジェイデン・マクダニエルズからルディ・ゴベアへとスイッチした瞬間、世界中の誰もが「あ、これは来るな」とステップバック3を予測・警戒したでしょう。

で、本当に決めちゃうんですからね。

そしてこの顔である。

ドンチッチのステップバック3は歴史上で見ても「最もブロックの難しいシュート」の一つだと思います。

カリーム・アブドゥル・ジャバーのスカイフック。

マイケル・ジョーダンやダーク・ノビツキーのフェイダウェイ。

ケビン・デュラントのプルアップ。

ニコラ・ヨキッチやラリー・バードのトレビュシェット。

トレビュシェットとは“投石機”の事です。頭の真上や後ろからリリースされるようなシュートフォームを指します。
ほぼ跳ばずに打つので相手はタイミングが取りづらく、反応してきた相手にはドライブで対応しやすくなります。問題は決めるのが超ムズイ。

そして、ドンチッチやジェームズ・ハーデンのステップバック。

ステップバックやフェイダウェイは最早珍しくなく、いたるところで見られますが、それだけに各々微妙な違いや個性が出ていて面白いです。ハーデンのステップバックはドンチッチほど高さがない分フリースローも量産しておりました。

ちなみにドンチッチは今季2024レギュラーシーズン1試合平均プルアップでの得点数ぶっちぎりの1位。%もキャッチ&シュートよりも高い数値を記録するなど、プルアップ(ステップバック含む)の王です。

2024レギュラーシーズン1試合平均プルアップでの得点数ランキング。プルアップFG%/キャッチ&シュートFG%他併記。

一般的にキャッチ&シュートの方が難易度は低いとされていますが、そっちの方が不得手な選手も少なくないです。

ついでに今季2024レギュラーシーズン、被ブロック回数ワーストランキング。

ドンチッチがブロックされた回数はたった50回で75位。その試投数の多さに対して非常に少ないです。エンド1の方が大幅に多いくらいです。

今季ドンチッチの被ブロック回数/オンオフ/ファウル内訳他。

2024レギュラーシーズン、ドンチッチのトゥルーシューティングチャート(フリースローをもらった位置含むショットチャート)。

赤か濃いほどリーグ平均よりも効率的。青が濃いほど非効率。
ドンチッチはタフ3Pを多く打ちながら平均以上の3P効率、かつペイント内が真っ赤。

「今度こそナズ・リードについて語るチャンス!」とも思ったんですが、それは次回に持ち越しとしましょう。いやー惜しかった。

ナズ・リードもまた魅力的なシュートフォームを持っております。

今回はこの辺で。ではまた。

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