【NBA】プレイイン・プレイオフ争いの鍵となり得る“3P記録ランキング&グラフ”。とあるスター選手の苦戦は「後退」なのか「産みの苦しみ」なのか。/ウォリアーズ、レイカーズ、キングス、OKC、セルティックス、マーベリックス、ハリバートン、サボニス、フォックス

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【NBA】プレイイン・プレイオフ争いの鍵となり得る“3P記録ランキング&グラフ”。とあるスター選手の苦戦は「後退」なのか「産みの苦しみ」なのか。

各チーム残り2,3試合となりましての順位表。以下全て2024/4/10終了時点。

アツい試合が繰り広げられております。

昨日2024/4/10のウォリアーズ対レイカーズ戦。ウォリアーズは勝利と共に「史上最高の3P試合」とも言える記録を達成。26/41で3P63.4%。25本以上成功で史上最高の3P%です。

ウォリアーズのショットチャート。

歴代レギュラーシーズン1試合3P25本以上成功チーム対象3P%ランキング。

もう一試合。OKC対キングス戦。キングスは史上18位タイの3P試投数でした。

歴代レギュラーシーズン1試合での最多3P試投数ランキング。

昨季から引き続き今季もキングスは3Pの多いチームです。

今季2024、100ポゼッションあたりでの3P試投数とアシストされての3P得点数グラフ。

ドマンタス・サボニス(以下ドマス)のハンドオフやエルボーアクションから派生しての3Pが非常に多いわけですけども

今季3Pアシスト数ランキング。(見辛くて申し訳ない)

ドマスが1位。

今季100ポゼッションあたりでの3Pアシスト数ランキング。1000分以上出場選手対象。

ドマスは3位。

ドマスのアシストはハンドオフからの3Pシューターへのアシストが中心です。

今季ドマスのアシストネットワーク(ドマスが誰にどれだけアシストしたかの図)

もう一人の大黒柱ディアロン・フォックスへ出したアシスト数は4番目。

にもかかわらず、今季フォックスの3P試投数は昨季5.0→今季7.9へと大幅に増加しました。

3P%も昨季32.4%→今季36.7%へと向上しているので「良し」としたいところなんですが、ドライブレイアップやショートミッドレンジ他は頻度も効率も軒並み低下し、結果TS%は下がってしまいました。

TS%はリーグ平均以上だった昨季59.9%から平均以下の56.3%へ低下。ドライブが減った事でFTr(FGAに対するFTA割合)も低下。

昨季2023フォックスのトゥルーシューティングチャート。

赤が濃いほどリーグ平均よりも効率的。青が濃いほど非効率。
昨季フォックスはリム近辺・ペイント内で非常に効率よく決めてFTももらっていました。

今季2024フォックスのトゥルーシューティングチャート。

特に増えたのはプルアップ3Pの試投数です。昨季2.7から今季4.6と約2本も増やしています。

昨季2023フォックス。

今季2024フォックス。

個人的に、この傾向は非常に興味深いです。何故かというと“2020~2022頃のヤニス・アデトクンボ”を思い起こすんです。ヤニスもフォックスも元々強力なドライブを持っている選手です。ヤニスは2020~2022頃にかけて3P試投数こそほぼ据え置きでしたがロングミドル等リム近辺以外の試投数やスイングパスを増やし、ある程度独力でのスペース確保を成功させ、結果チームオフェンスの向上にも繋げていました。

2014~2024ヤニスのショット分布と確率。

2023からはまた下がっちゃいました。だからといって「選手として後退した」ってわけではないんですが、少し寂しい。

正直今季だけで見るとフォックスは「躍進した」とは言えません。ただ「産みの苦しみ」「成長痛」を感じさせるシーズンだとも思っております。決して保証は出来ませんが、早ければ今季プレイインorプレイオフで花開く可能性だって勿論あるでしょう。3Pの多さが布石として役立つ事もあるやも知れません。

どーしても3Pの連投は雑に見えもしますので、ヤキモキもさせられますがソレはソレ。泣いても笑ってもポストシーズンはもう間近。どーせならポジティブでいるが吉です。

・・・・でもやっぱ難しい。ポジティブでいるのって。

贔屓が上手くいってない時のTVの前の私。
上手くいってる時の私。

今回はこの辺で。ではまた。

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