【NBA】2004~2024の各総合指標のランキング推移&総合指標で見る各オリンピックの“豪華さ”。マニアックな2024シーズンデータ他。/レブロン、ステフィン・カリー、ヨキッチ、ヤニス、ドンチッチ、ヤニス、エンビード、SGA

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2004~2024の各総合指標のランキング推移&総合指標で見る各オリンピックの“豪華さ”。マニアックな2024シーズンデータ他。

以下の画像はオリンピック開催年のNBAでの総合指標VORP(※)のTOP20ランキングを国籍で表示したもの。

※:Value Over Replacement Player。直訳すると「控え選手以上の価値度」となりますかね。雑に説明するとボックススコア上での貢献度を控え選手と比較して数値化した総合指標です。詳しくはコチラ

2024シーズンのVORPのTOP5は全員アメリカ以外の選手でした。1992シーズンはTOP20全てアメリカ人選手で、TOP8が全員オリンピック参加。対戦相手も試合前に諦めちゃうくらいアメリカ一強でした。

1992ドリームチームを率いたチャック・デイリーHCは「我々に(勝てると思って)立ち向かってきたのは世界中でドラゼン・ペトロビッチ唯一人だった」とコメント。実際どうだったかはわかりませんが、素人目にもアメリカに対して明らかに競争心のない選手はいました。

2024シーズンはTOP5にこそアメリカ人選手はいませんが、それでも上位のアメリカ人選手はほぼ参加し(アメリカ人TOPの6位ジェイレン・ブランソンは不参加)、何よりレブロン・ジェームズやステフィン・カリーらプレイオフという大舞台・短期決戦でも本領を発揮してきた選手がいました。

総合指標を戦力や本気度の参考にするのは適切とは言えませんが、アメリカ以外の選手も含めて「大会に参加した選手の豪華さ」で言えばパリオリンピックは「史上最高」と言って良いと個人的に思います。内容的にも見応え抜群でした。この面子の中でルカ・ドンチッチが見れなかったのは少し寂しかったですけど、その分我らが日本代表がいましたのでやっぱり「史上最高」です(?)

長くなるので試合についての感想は省略。一言「喜怒哀楽全てが私史上最高でした」とだけ。

以下はテキトーに各総合指標のランキングでも載せておきます。各指標についての説明はコチラ

2004~2024VORPのTOP5。

2004~2024WS/48のTOP5。

2004~2024BPM(Box Plus/Minus)のTOP5。

2004~2024WSのTOP5。

2004~2024PERのTOP5。

昨季2024EPMのランキング。EPMについての説明はコチラ

昨季2024LEBRONのランキング。LEBRONについての説明はコチラ

昨季2024BPM(Backpicks Box Plus-Minus)のランキング。Backpicks Box plus-minusについての説明はコチラ

「 NBA Impact Metrics」「NBA all in one metrics」で検索すれば総合指標は他にも山ほどありますんで気になる方はどうぞ。

個人的にはこーいう細っかいデータやスタッツの方が好みだったりします↓。

昨季2024にコールされたキックボールの箇所をまとめた画像↓。

上記画像引用元のTodd Whiteheadさん(※)は敬意をこめて変態だと思う。

※:NBA公式のNBA/com/statsにもデータを提供しているSynergy Basketballというスポーツ分析専門企業のディレクター。Xアカウントではマイナーからメジャーなデータをわかりやすく画像にまとめて紹介してくれているのでオススメです。当ブログでも度々引用させてもらっております。Todd WhiteheadのXアカウントへのリンク

今回はこの辺で。ではまた。

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