【NBA】「セルフショットクリエイト」ランキングと総得点数&総アシスト数ランキングとNBAスターたちの幼少時代とレイカーズ&ウィザーズの未来とその他。/ドンチッチ、トレイ・ヤング、ウォリアーズ、デュラント、レブロン、リーブス、八村塁、テイタム、渡邊雄太

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【NBA】「セルフショットクリエイト」ランキングと総得点数&総アシスト数ランキングとNBAスターたちの幼少時代とレイカーズ&ウィザーズの未来とその他。

過去当ブログでは何度か「プレイメイキングの奥深さ」「プレイメイキングという用語の曖昧さ」についての記事を書きました。

一例↓。

アシスト数に偏りがちな「プレイメイキング評価」を別の観点、“スクリーン”“オフボールムーブメント”等からも評価してみたのが過去記事でのアプローチでした。

本記事では更に別の観点、“セルフショットクリエイト”で見てみましょう。

「プレイメイキング」を余計にややこしくしてる気もしますが、(ほぼ)独力でシュートを打つ機会を作っているのなら、それもまた「プレイメイキングの一種」ってことで御容赦を。まぁ“セルフショットクリエイト”について語るための方便みたいなもんです。

というわけで

まずは昨季2023シーズンのFGM%UAST(全FGM中アシストされていないFGMの割合)ランキング。40試合以上出場選手対象。

ルカ・ドンチッチが84.7%で1位。2位SGA79.0%。3位トレイ・ヤング78.7%。以下見やすくしたもの↓。

所謂「ハンドラー」、特にPGとされる選手ばかりですね。

ドンチッチとヤングはセルフクリエイトによる得点量とアシスト数の両方でリーグTOPクラス。2023シーズン総得点数と総アシスト数両方でTOP10入りしたのはドンチッチとヤングだけです。超立派。

2023総得点数ランキング。ドンチッチは3位、ヤングは9位。
2023総アシスト数ランキング。ドンチッチは8位、ヤングは1位。
狂おしい程好きなやりとり。

FGM%UASTでケビン・デュラントが入っていないのは少し意外でしたね(49.9%で100位前後)。どうしたってその超卓越したIso・1on1スコアリングの印象は強いですけど、今までラス、ハーデン、ステフ、カイリー、ブッカーらとプレイしてきましたからキャッチ&シュートスキルもバッチリです。(2023シーズンのキャッチ&シュートeFG%は62.4%と優秀な数値)

ちなみにデータサイトBBall Indexの指標“Self Created Shot Making”ではぶっちぎりの1位。

BBall IndexのShot Making系の指標はタフショットの成功数を重視する傾向にあるので、その点留意しておくとよろしいかと。用語説明へのリンク

正直ダニエル・ギャフォードにセルフクリエイトの印象はないんですけど、8位にランクイン。

ウィザーズではギャフォードがある程度インサイドワークを引き受けた事でクリスタプス・ポルジンギス(以下KP)の復調・キャリアイヤーを促した面は少なからずあると思いますので、KPのセルティックス移籍は少し残念でした。

ギャフォードとKPが一緒にコートにいた1000ポゼッションではNetRtgも5.6とプラス。特にOffRtg、eFG%は優秀な数字でした。

来季2024ウィザーズにいる所謂「プレイメイカー」「ファシリテータ―」はタイアス・ジョーンズくらいです。そのタイアス・ジョーンズもスターター経験は少ないですから、もし本当にギャフォードのセルフクリエイトショットメイキングが優れているならウィザーズにとって大きな助けになると思います。カイル・クズマ、ジョーダン・プールとどう機会をシェアするかって点も含め要注目です。3Pシューターとして成長中のコーリー・キスパートもいますし悩ましいですな。

2023シーズン、キャッチ&シュート3P%ランキング。1試合平均2本成功、40試合以上出場選手対象。

キスパートは42.9%で3位。
ちなみに1試合平均1本以上に対象を広げると渡邊雄太が成功数1.0の45.7%で3位にランクインします。1位は1.9の52.6%でルーク・ケナード。

話をセルフクリエイトに戻しまして

私にとって上記“Self Created Shot Making”ランキングで最も印象的なのは11位のオースティン・リーブス。

ドラフト外入団の24歳がレブロン、ADたちスター選手がいて全世界から注目を集めるレイカーズでセルフクリエイト・タフショットも辞さずにシュートを決めてるってんですから頭が上がりませぬ。

昨季2023レイカーズ内でのFGM%UAST(全FGM中アシストされていないFGMの割合)ランキング。17試合以上出場選手対象(ある程度の出場時間かつトレードデッドラインに加入した選手も含める為に17試合で設定してます)。

リーブスは44.4%でチーム内5位。

キャッチ&シュートeFG%でも60.4%でチーム内3位。

ちなみに八村塁のプレイオフでのキャッチ&シュートeFG%は74.4%、リーブスは70.0%。是非とも来季レギュラーシーズンに引き継いでもらいましょう。

こんなアパートの隣人から晩御飯の“お裾分け”もらってそうな青年なのに頼もしい限りです。

来季レブロンはまた「プレイメイカー」としてのプレイを増やすのも面白いかもしれませんね。来季レイカーズはレブロン自身は勿論AD、リーブス、ディアンジェロ・ラッセル、八村塁、クリスチャン・ウッドら他にもスコアリングオプションは豊富ですから。そこら辺の役割配分も要注目です。

以上。

セルフクリエイトについて書くために、いつも以上に取っ散らかった記事になってしまいました。冒頭の「プレイメイキング」云々は余計でしたね。(書き直すのもメンドイのでごめんなさい)

お詫びのお宝画像(?)。

今回はこの辺で。ではまた。

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