【NBA】NBAドラフト2024後に改めて確認したい「ルーキーの指名順位毎の期待度&最初の4シーズンでの役割グラフ」。2巡目指名出身選手の各種ランキング。/ヨキッチ、ナゲッツ、ホーナセック、ユタ・ジャズ、スパーズ、マブス、ウォリアーズ、ニックス

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NBAドラフト2024後に改めて確認したい「ルーキーの指名順位毎の期待度&最初の4シーズンでの役割グラフ」。2巡目指名出身選手の各種ランキング。

ドラフトが終わりドラフト外での契約も一段落。

否が応でも期待は高まっている事でしょう。

以下は1980~2020の指名順位毎の「最初の4シーズンでどれほどの選手になったか」を表したグラフ。

Starsは最初の4シーズンでオールスターに選ばれた選手。Startersはスターターとして1シーズン40試合以上出た事のある選手。Benchは
ベンチから1シーズン40試合以上出た事のある選手。Got some playing timeは最初の4シ-ズントータルで40試合以上出た選手。Cup of coffee or lessは40試合未満の選手。

概ね予想通りと言いますか、指名順位が下がるにつれ活躍度も下がる傾向に。

ただ、こういうグラフを見ると余計に夢を見たくなるのも人情。

というわけで、

2巡目指名出身選手のランキングをテキトーに。

歴代2巡目(31位以降)指名選手、キャリアWin Share(※)ランキング。PPG/TS%/ドラフト年その他併記。以下全て2024年7月時点。

※:WS(ウィンシェア)はボックススコア上の貢献度を基に、チームの勝利数を選手個人へ分配した指標です。総合指標の中では珍しく加算されていき、総出場試合数・勝利数の影響も大いに受けるので、手っ取り早く“可用性”含めた評価をするのには割と向いています。

とは言え、他総合指標と共通の欠点・留意点(ディフェンスや詳細な能力評価には向いていない等)もありますので、ちょっとしたヒマつぶし程度に捉えて頂ければ。詳細な計算式・解説へのリンク

昔はチーム数が少なく制度も違い、2巡目でも10位指名なんて事がありましたので、本記事ランキングでは全体31位指名以降の選手に絞ったランキングを載せております。※追記:おまけで記事末尾に絞ってないのも載せました。

名コーチであり名選手でもあったドン・ネルソンは3巡目指名ですが全体では19位指名。コーチ時代いっつもワルそーな顔してて好きでしたけど、笑顔も良き。

改めまして続きを。

歴代2巡目(31位以降)指名選手、キャリアPPGランキング。

歴代2巡目(31位以降)指名選手、キャリアRPGランキング。

歴代2巡目(31位以降)指名選手、キャリアAPGランキング。

1位のケビン・ポーターは最近までNBAにいたケビン・ポーターJrと血縁関係はなく、たまたま名前が被っただけです。

続きまして現役対象。

現役2巡目指名選手、キャリアWSランキング。

現役2巡目指名選手、キャリアPPGランキング。

現役2巡目指名選手、キャリアRPGランキング。

現役2巡目指名選手、キャリアAPGランキング。

とりあえず以上。

留意点としましては、2巡目指名出身にはドレイモンド・グリーン、ダニー・グリーン、デニス・ロッドマン(27位指名)のようなディフェンシブな貢献の大きかった選手が多くいます。そういった選手の貢献はPer GameスタッツやWSには反映されづらいので、実際は上記ランキング外にも「掘り出し物」が大勢です。

これからも期待すべし。

今回はこの辺で。ではまた。

おまけ。

30位以前に指名された2巡目を含んだ歴代2巡目指名選手、キャリアWSランキング。

30位以前に指名された2巡目を含んだ歴代2巡目指名選手、キャリアPPGランキング。

30位以前に指名された2巡目を含んだ歴代2巡目指名選手、キャリアRPGランキング。

30位以前に指名された2巡目を含んだ歴代2巡目指名選手、キャリアAPGランキング。

ニコラ・ヨキッチ、アレックス・イングリッシュ、ダン・イッセルとナゲッツにゆかりのある選手のランクインが目立ちますね。最近はディアンドレ・ジョーダンもいますし。

クリスマスにヨキッチとコスプレを楽しむディアンドレ・ジョーダン。
ハロウィンにテイラー・スウィフトのコスプレを楽しむディアンドレ・ジョーダン。

長くローテーションプレイヤーとして活躍し、KCPのトレード相手となったモンテ・モリスとウィル・バートンも2巡目指名出身ですから、ナゲッツは2巡目選手の活用がお上手なのかもしれません。そう考えると今オフの2巡目指名権大量放出がもったいない気もしちゃいますね。

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