【NBA2023プレイオフ】肩をすくめるヨキッチと笑うAD。相手を称えるレブロンと応えるマレー。躍動する八村塁。新たに生まれた史上初記録の数々。好試合へのNBA選手たちのリアクション。/NBA2023ドラフトロッタリー結果。/レイカーズ、デンバー・ナゲッツ

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【NBA2023プレイオフ】肩をすくめるヨキッチと笑うAD。相手を称えるレブロンと応えるマレー。躍動する八村塁。新たに生まれた史上初記録の数々。好試合へのNBA選手たちのリアクション。/NBA2023ドラフトロッタリー結果。/レイカーズ、デンバー・ナゲッツ

本日2023/5/17、ウェスタンカンファレンスファイナル第1戦レイカーズ対ナゲッツの試合結果。

両チームFG54%3P45%超え。どんだけ決めるのよ。

わーお。

なんちゅーハイアーチ。
ヨキッチの場合「もうない」とは言えないのが恐ろしいです。3年前のコレとかセルビア代表試合でのコレとかラプターズ戦でのコレとか前例があり過ぎて。3Pじゃないですけど同じハイアーチショットではこんなのも

そりゃ笑いますわね。

このヨキッチのパフォーマンスにはマレーもニッコリです。

・・・・・

・・・・・・・ジャマール・マレーじゃなくてデジャンテ・マレー。

「センターが34pts21reb14astを記録してMVPじゃない?ヨキッチは異次元だ」とTwitter上で大笑い。(エンビードへの敬意を欠いた引用で申し訳ない)

最近色々と記録続きで「もうわかったから、ヨキッチ凄いのわかってるから、もう飽きたから」って気分です。

・・・

・・・・・・嘘です。ホントはこうです↓。

プレイオフ史上初、複数回の30pts20rebを含んだトリプルダブル達成。
プレイオフ史上初、2試合連続で30得点トリプルダブルをFG70%以上で達成。
プレイオフでFG70%以上30/20/10はショットクロック導入1955シーズン以降で初。
史上最多4度目のプレイオフでの30/15/10試合。
レギュラーシーズン含めこの25年間で初、1つのQで10reb5ast2blkを同時記録。(“25年間で初”となっているのは1997シーズン以前はQ毎のスタッツが公式に残されていないためです。恐らく古のチェンバレンやエルジン・ベイラー、モーリス・ストークス辺りは何度かやってます、いや確実にやってます)
カンファレンスセミファイナルで対戦したサンズのジョック・ランデールは「皆『ヨキッチはレイカーズ相手に同じことは出来ない』と言ってたと思うけど・・・・面白いね」と“一部メディアのヨキッチとサンズへの軽視”へ皮肉たっぷり。
第1Q終了時点でトレイ・ヤングも「ジョーカーは馬鹿げてる」とTweet。
ドノバン・ミッチェル。
レギュラーシーズンからポストシーズンのキャリアPPG増加量歴代1位がジャマール・マレー、2位がヨキッチ。3位ジェイレン・ブランソン。
20代選手・全盛期中選手のキャリアスタッツが、キャリア晩年の選手・引退済み選手よりも高いのは当たり前な部分も大きいんですけど、少なくとも同世代で突出している事には違いありません。

キリがない。

そしてこの試合を素晴らしいものにした、もう一人の最大の立役者アンソニー・デイビスにも最大級の敬意を。

攻守でビーストでした。ダービン・ハムHCの見事なアジャストメントも、きっとADの柔軟さと信頼があってこそでしょう。

勿論八村塁も攻守で存在感を遺憾なく発揮。

耳の感染症で出場が危ぶまれていたとは思えない活躍ジャマール・マレー、怒涛の追い上げ3P爆撃のオースティン・リーブス、ナゲッツにとって貴重な貴重なベンチスコアリングとなったブルース・ブラウン、相変わらずのタフ3Pと粘り強いブロックとハッスルを見せたマイケル・ポーターJr等々

本当に楽しい試合でした。好プレイが続き、互いを認め称え合う姿を見ると「やっぱスポーツはこうでなきゃ」としみじみ感じます。

タフショットを決めたマレーに「やるじゃん」とグッドサインを送るレブロンとドヤ顔ダブルグッドサインで応えるマレー。

一瞬即発なギラついたライバル関係も好きですけど、お互い怪我に苦しんできた両チームですし、この調子でお願い致します。

試合内容について、ざっくばらんに私見を述べさせてもらいますと。

色々あって第3Qまではヨキッチを始めナゲッツが圧倒。

レイカーズは4Qから八村をヨキッチにつけて、ADをヘルパー・リムプロテクターとして活用するアジャストをしました。

結果ヨキッチの第4QはFG0/2の3得点とスコアリングを止める事に成功。八村の簡単に抜かれない/打たせない踏ん張りもあってADのブロックやヨキッチのターンオーバーも生まれ、負けはしたものの差を大きく縮めました。

ヨキッチに八村をつけたのは意外でしたけど、ADをヨキッチにつけない選択自体は多くの方の想定の内だと思います。
全国的に注目を集めた1月のナゲッツ対シクサーズ戦で、シクサーズがPJ・タッカーとエンビードで似たような事をして成功しましたからね。私は「ジャレッド・バンダービルトもしくはトリスタン・トンプソンなり別のビッグマンをヨキッチにつけてファウル上等でリズム狂わす・イラつかせる・あわよくばファウルトラブル狙うとかするかも?」みたいな妄想してました。3年前のドワイト・ハワードみたいに。

で、気になる所というか妄想のしがいある所に

何故レイカーズはもっと早くに同じ事をしなかったのか?

何故ナゲッツはその後のアジャストをしなかったのか?

ざっくり言うと、この二つがあります。(両ヘッドコーチを責めてるわけでも、「コーチングが悪い」って言いたいわけでもないですよ)

前者は、まぁADのヨキッチに対する1on1ディフェンスに期待していたって部分が大きいんでしょう。ダービン・ハムHCは試合前に「ヨキッチはADに任せる」旨公言してましたし、実際上手くいった部分もありました。大体においてヨキッチのショットメイキングとリバウンドが常軌を逸していただけで、ADのディフェンスは依然としてエリートでした。

結局レイカーズは前述の通り第4Qにディフェンススキームを変更して、それらが功を奏してリードを縮める事に成功したわけですけど、

これって今後への捉え方が難しいと思うんです。

「ヨキッチへの対策を見出した、対策が成功した」と捉えれば、レイカーズファンにとって希望の大きい負け方ですよね。

けど、「レイカーズは対策・手札を一枚切って、それが成功しても負けた」とも捉えられませんか?

そう捉えると

何故ナゲッツはその後のアジャストをしなかったのか?

の答えに近づける気もするんです。

つまり、ヨキッチへの守り方が変わった事や、レブロンにマレーが狙われ続けた事に対するナゲッツのカウンターアクションが少なかったのは、

ナゲッツが「まだ対策・手札を切りたくなかったから」・・・・・・・かもしれません。「今日の試合ではまだ我々の対策は見せませんよ」って判断なのかもしれません。(負けたら元も子もないので「勝てる自信があった」前提で)


ADを外へ連れ出す方法は、ADがついてるアーロン・ゴードン(ジェフ・グリーンも)がハンドラーの元へピックに行く等いくらでも方法はあると思うんですけど、そういったシーンもあまり見られませんでした。
私はビッグマン(ヨキッチ)がハンドラー役をやるInverted Pick&Rollインバーテッドピック&ロールが大好きなので正直期待してました。

まぁ、ぶっちゃけて言うとヨキッチのアウトサイドへのパスが増えた事やマレーによるプレイが増えた事も立派なアジャストですし、ヨキッチやマイケル・マローンHCの試合後インタビュー見るに、私が気にするほどレイカーズの対策を問題視してないようです(両者オフェンスよりも自軍ディフェンスにお冠でした)。ヨキッチのFGが減ってもオープンショットや良い形自体は沢山ありましたしね。

記者会見では言えない・言いたくない事も沢山あるでしょうし、

細工は流流仕上げを御覧じろ

ですな。

ヨキッチの試合後インタビューへのリンク マローンHCへのリンク 

ついでに昨季の「サプライズ選手」から今季「頼れる選手」へと飛躍を遂げたオースティン・リーブスのインタビューへのリンク。

今季のコート上でのプレイ・佇まいは「可愛い」とは程遠いんですけど、やっぱり喋ってるの見ると「近所のアパートに住んでそう感」が凄い。ケビン・ハーターと二大巨頭。

なにはともあれ

試合内容もさることながら次への妄想も捗る。一粒で二度三度美味しい試合でした。

八村は次戦スターターになるんでしょうか。乞うご期待です。

今回はこの辺で。ではまた。

おまけ。

ドラフトロッタリーが行われ、結果は以下。

ビクター・ウェンバンヤマはスパーズへ行く事となりそうです。

これがウェンバンヤマの輝かしい未来への第一歩、グレッグ・ポポビッチの更なるコーチ歴の延長となる事を願うばかりであります。

雑だけど好き。
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