【FIBAワールドカップ/NBA】アメリカ対ドイツの衝撃的な結末。セルビア対カナダの予想だにしなかった結果。
映画のありきたりなキャッチコピーみたいな記事タイトルですが。
セルビア対カナダ
95-86でセルビアが勝利。
セルビアのショットメイキングは「無慈悲」の一言でしたね。
「たまたまよく入った」ではなくて、リムへ向かうプレイや接触を厭わないフィジカルなプレイで相手ファウルを増やし、インテンシティが下がったインサイドを更に攻め立て、タフ3Pも決め出す容赦のなさ。チーム全体のFGは62.1%で、2Pに限れば71.1%にもなります。
そしてアレクサ・アブラモビッチのインパクトたるや凄まじいものがありました。15分しか出場していなかったのが信じられませぬ。
第2Q以降リードを保ったままの「完勝」と言って差し支えない内容だったと思います。
とは言え、それは今回だけのお話。
両チーム共パリ五輪の出場は決まっています。リベンジの機会はすぐです。
気が早いですが、わたくし個人的に超絶期待している事もありまして。
もしかしたらニコラ・ヨキッチVSジャマール・マレーが見られるんじゃないかと。
クレイ・トンプソンはバハマ代表参加を検討しているそうですし、ステフィン・カリーVSクレイ・トンプソンも見れちゃうかも。
まだ「可能性がある」ってだけですけど、夢見てナンボ。
続きまして。
アメリカ対ドイツ
113-111でドイツが勝利。試合前オッズ1.16対4.84の下馬評を覆しての大金星です。
前半は同点が9度、リードが6回も入れ替わるクロースゲーム。
後半もドイツが最大12点差をつけはましたが、雰囲気は常にヒリヒリ。
ジェイレン・ブランソン、アンソニー・エドワーズのエンジンがかかり始めた時は「親善試合の再現かな?」と思いました。(W杯直前ドイツはアメリカに16点差を逆転され敗北)
しかしアンドレアス・オブスト。
ドイツはオブスト含む3選手が20得点以上、デニス・シュルーダーも値千金のミッドレンジジャンパーやドライブレイアップを含む17得点。
というか、ドイツもアメリカもよう決めました。(ドイツは58/43/82、アメリカは58/48/96のシュート確率)
やはりオースティン・リーブスが狙われるシーンは見られましたが、やられっぱなしでは終わらない男オースティン・リーブス。アメリカの猛追を後押しするシーンも何度もありました。
試合終了間際のカオス含め、すんげぇ試合。
ひとます両チームお疲れ様です。
というわけで
決勝はセルビア対ドイツ。3位決定戦はカナダ対アメリカ。
セルビアはヨキッチだけでなくヴァシリエ・ミシッチ、ニコラ・カリニッチらEuroBasket2022での代表メンバーを欠いての決勝進出。
ドイツも他強豪国と比べ特にNBA選手が多いわけでもない中での決勝進出。
NBA以外にも世界中には素晴らしいバスケ人がまだまだ沢山いて何よりです。
本人たちは本意でないと思いますが、3位決定戦でアメリカ対カナダが見られるのも豪華な話。楽しみにしております。
今回はこの辺で。ではまた。