歴代垂直跳びランキングとドラフトコンバインでの垂直跳びランキングと2024身長体重グラフその他。
先日、レブロン・ジェームズの御子息ブロニー・ジェームズのドラフトコンバイン結果が話題となっていました。
新しいCBAの影響でドラフトコンバインの参加選手も増えまして、ファンとしては有難い話です。以前は指名順位が下がるリスクや多くのチームに自身のデータが共有されるのを嫌って上位指名確実な選手は不参加が当たり前でした。CBA全文へのリンク
ドラフトコンバインでの有名な逸話に「ケビン・デュラントはドラフトコンバインでベンチプレス(約84Kg)を1度も持ち上げられなかった」というのがあります。
2008ドラフトコンバイン身体能力テストの一部結果。(右端がベンチプレス回数)
KDは周囲に笑われた事が相当悔しかったらしく、2017年のインタビューでは「今でも覚えている。コンバインの結果なんて関係ない。上位指名候補は参加せず家で練習すべき」とまで呼びかけていました。記事へのリンク
勿論各チーム関係者はバカじゃないので「ベンチプレス持ち上げられないからコイツはダメだ」とはなりません。ベンチプレスは山ほどある判断材料の一つ、もしくは単なる健康診断です。結果KDは2位指名で、その後の活躍は言うまでもなし。ベンチプレス回数で上位だった選手の殆どは無名に終わりました。
ベンチプレス回数で上位だった選手たち。
2008シーズンデビュー選手のキャリアスタッツ一覧。WS順。以下全て2024年5月時点。
今年のコンバインの詳しい内容は未確認ですけど、例年通りですと身長(靴ありと靴なし)、体重、スタンディングリーチ、ウィングスパン、シューティングドリル、フットワークテスト、スプリント・垂直跳び測定、約84キロのベンチプレス回数などがテストされます。スクリメージ(練習試合)もあります。ドラフトコンバインを体験取材した貴重な動画へのリンク 実際のシューティングドリルを映した動画へのリンク
今ドラフトコンバインスクリメージのロスター。
スクリメージの雰囲気ってどこかアットホームで良いんですよね。解説席ゲストに参加選手の関係者呼んだりして。
昨年のスクリメージ#1へのリンク。スクリメージ#2へのリンク。スクリメージ#3へのリンク。スクリメージ#4へのリンク。
ついでに過去ドラフトコンバインでの歴代Max vertical leap助走ありの垂直跳びランキング。
2023コンバインでのMax vertical leap助走ありの垂直跳びランキング。
2024コンバインでのMax vertical leap助走ありの垂直跳びランキング。
追記:2025コンバインでのMax vertical leap助走ありの垂直跳びランキング。
こちらはコンバイン関係なく、Sportskeedaによる歴代Max vertical leap助走ありの垂直跳びランキング(詳細な計測方法・根拠が載っていなかったので正直少し怪しい)。
1. マイケル・ジョーダン – 48インチ(121.9cm)
2. ダレル・グリフィス – 48インチ(121.9cm)
3.ジェイソン・リチャードソン – 46.5インチ(118.1cm)
4. アンソニー“スパッド”ウェッブ – 46インチ(116.8cm)
5. ジェームス・ホワイト – 46インチ(116.8cm)
6.ザック・ラヴィーン – 46インチ(116.8cm)
7. シャノン・ブラウン – 44.5 インチ(113cm)
8. ハロルド・マイナー – 44インチ(111.8cm)
9. ディー・ブラウン – 44インチ(111.8cm)
10. アンドリュー・ウィギンズ – 44インチ(111.8cm)
11.レブロン・ジェームズ-44インチ(111.8cm)
素手での跳躍力がそのままボールを持っての跳躍力に変換されるかと言ったらそうではないんですよね。垂直跳びは意外と低いっって選手も少なくありません。逆もまた然りです。
ドウェイン・ウェイド – 36インチ(91.4cm)
ラッセル・ウェストブルック – 36.5インチ(92.7cm)
コービー・ブライアント – 38インチ(96.5cm)
おまけに今季2024身長体重グラフ。
どれだけ高く跳べようが、ジャンプしてダンクしてる時点でまだまだ二流です。一流は跳ぶ必要すらありません。
ドンチッチやヨキッチもまるで子供の様です。まさに最強。
ついでにジャマール・マレーも。
戯れ言を垂れ流したところで
今回はこの辺で。ではまた。