帰ってきたザイオン・ウィリアムソンと帰っていったアンドレ・ドラモンドetc.【NBA近況】
・ペリカンズ対ブルズ
まずは、おかえりなさいザイオン・ウィリアムソン!!
こうして比べるとシェイプされてるのがよくわかります。
15分のみ出場でしたがインパクトが凄まじかったです。ゴム毬のような躍動感と重量感は健在。楽しそうに笑顔を浮かべてたのが尚更嬉しかったですね。
試合の話をしますと、プレシーズンゲームとは言え「熱い」試合でした。
ホームのブルズは終始二桁リードを許していて、その差は最大19点差にまで広がりました。
ずーっと差を縮めては離されての我慢の展開が続くなか、ブルズのルーキー:デイレン・テリーや2年目のマルコム・ヒルらが奮闘を見せ残り4分で遂に逆転。
会場や実況解説のアダム・アミン&ステイシー・キングが徐々に盛り上がっていく感じも面白かったです。
デマー・デローザンは手慣れた感じでミッドレンジとドローファウルでスコアを稼いでFG5/9の21pts。
ニコラ・ブーチェビッチは15pts,11rebのダブルダブル・・・・と3stl,4blkってのが素晴らしかったです。ロンゾ・ボールが戻ってきた暁にはロンゾ&カルーソ&ブーチェビッチでディフェンシブホットラインが完成する・・・のか?
ジャボンテ・グリーンとカルーソも相変わらずのハッスルで今からワクワクさせてくれました。
ペリカンズはブランドン・イングラムがお休み。他スターター15分程度の出場時間でした。
とは言えジャクソン・ヘイズ14pts、ルーキーのダイソン・ダニエルズ15pts、デボンテ・グラハム21pts、EuroBasket2022MVPビリー・エルナンゴメス15pts、ラリー・ナンスJr9ptsと各々が見所を作っていました。
ザイオン、ナンスJrが延長契約を手にし、コアメンバーはほぼ固まったペリカンズの残りの席の生存競争にも注目です。
試合結果は129-125でペリカンズ勝利。
この試合で1つ興味深かったのが、新ルールが適用されたと思われる「ベンチへのテクニカルファウル」。先日、リーグから公式に出された「お達し」↓。
左下のTeam Bench Behaviorの部分。ざっくり言うと「お行儀良くしてね、でないとテクニカルファウルとるよ」ってお達し。
で、この試合でブルズが好プレイをした際、興奮したブルズベンチのアンドレ・ドラモンドがベンチを離れコート内に少しの間足を踏み入れてしまい、テクニカルファウルを宣告。昨季までなら絶対に見逃されていたはずで、今までの感覚からすると「厳しすぎる」とも受け取れる判定でした。
しかし今後の事を思うと、「厳しすぎる」と思うくらいの方がよいのかな、と思います。エスカレートしてシャレにならない事になるよりは。
なにはともあれ、新天地デビュー戦で2度のテクニカルで退場になったドラモンドはドンマイ。
今回はこの辺で。ではまた。