米ソーシャルメディアの一風変わった14の大胆予想、脳を破壊する。クリス・ポール、デズモンド・ベイン、ハリバートン、シクサーズ、ウルブズ、デンバー・ナゲッツetc.

目次

米ソーシャルメディアの一風変わった14の大胆予想、脳を破壊する。クリス・ポール、デズモンド・ベイン、ハリバートン、シクサーズ、ウルブズ、デンバー・ナゲッツetc.

2022/9/21。レギュラーシーズン開幕まで1か月を切り各メディアが順位予想や選手ランキングを公開していく中、“NBA University”が一風変わった29個の来季’23予想を公開。

その29個の予想を翻訳、私の感想を添えて紹介。(原文は以下ツイートを辿れば見られます)

1.オーランド・マジック40勝

ドラフト1位パオロ・バンケロ、EuroBasketで躍動したフランツ・バグナー、昨季プチブレイクしたウェンデル・カーターJr、非凡なサイズ/ウィングスパンを持つモー・バンバ、豊富なガード陣。こう書くとバランスは良く思えますね。「40勝」なら然程無謀な予想とは思わないです。昨季キャブス、昨昨季ニックスのような躍進を見せるかもしれません。

2.“プロセス”時代シクサーズが初のカンファレンスファイナル進出

怪我がなければ。エンビードとハーデンは特に。私はバックスとセルティックスを高く評価していますけど、この両チームにも怪我の懸念は大きくなってきていますし、シクサーズがファイナル進出してもビックリはしません。

3.ザイオンがスコアリングタイトル獲得

ないと思いますし、そうなる事がマッカラムやイングラムetc.のいるペリカンズにとってそこまで良い事とも思いません。得点量を増やす事よりも、まず昨季成長を感じさせたチームメイトたちとケミストリーを確認/構築、怪我前の高効率スコアリングと健康を維持してディフェンスでも穴にならないよう改善を示す事の方が良いのかなー、と。
得点量の増加含め全て両立させられるポテンシャルはあると思いますけど、怪我明けの来季に期待するのは少し早計な気がします。

4.タイリース・ハリバートンが平均アシストでリーグをリード

ないと思います。「ハリバートンを低評価してる」のではなく、現在のペイサーズには傑出したスコアラーがいるわけでもないのに成長著しいハリバートンを“アシスト役として“重用するのはもったいない気がします。アシストを軽視するわけではありませんが、昨季15.3PPG,FG47.3%,3P41.4%,TS59.5%と効率の良いスコアリングをしていたので来季は多少効率を犠牲にしてでも得点力を伸ばす方がペイサーズの明るい未来へとつながるのではないかと。パサーとして優秀なのは間違いないですし、可能か不可能かで言えば可能だと思います。カーライルHC次第な面も大きいかと。

5.ジェレミー・ソーチャンがスパーズで一番の有望若手になりそう

どうなんでしょう?ケルドン・ジョンソンやジョシュ・プリモ、デビン・バッセルと上手く切磋琢磨してくれれば良いですね、とだけ。

6.デズモンド・べインがリーグで2番目のシューターとしての地位を固める

3年目ですし「シューター」に限定せんでも。昨季は得点バリエーションも増えましたし。

7.サンズが西8位に/クリス・ポールが遂に衰える

CP3だろーがレブロンだろーが衰えない人間などいませんし、二人とも既に“肉体的な衰え”は出ています。それを称賛すべきスキルやBBIQで感じさせなかったわけですが、隠しきれなくなっても不思議ではない年齢です。あまり考えたくはないです。
サンズ8位というのも昨季優勝ウォリアーズに加え、マーベリックス、グリズリーズ、ペリカンズら昨季躍進ヤングタレント軍団。クリッパーズ、ナゲッツ、ブレイザーズ、レイカーズら昨季怪我に苦しんだ元強豪チーム。昨季躍進&大改造ウルブズ。これでサンズ含め10チーム。ほぼ毎年のように予想外のシンデレラチームも出てきます。サンズに限らず「8位予想はありえない」チームはいないんじゃないかと。けど1位になったって驚きません。・・・・なんか予防線張ってばっかりで我ながら嫌になってきたな。というわけでサンズは来季西3位と予想!!

8.ナゲッツ60勝で西1位

あると思います。というか私は来季西1位をナゲッツと予想します。ウォリアーズ1位予想が多い事への逆張り、ってだけでなく一応自分なりの根拠があります。
まず昨季ナゲッツはヨキッチを含めたスターターラインナップはサンズやウォリアーズ並みにNetRtgが高く、セカンドユニットでそのアドバンテージを消失していました。モンテとバートンはいなくなりましたがマレーとMPJ復帰、KCP、ブルース・ブラウン獲得、ボーンズ、ナジら若手の成長はその損失とセカンドユニットを補って余りあると思います。’21のマレー、MPJ、ヨキッチが揃った最後の22試合でも17勝5敗と期待を感じさせるものです。
マレーやMPJの状態とケミストリーが心配なのはありますが、昨季よりもロスターの厚みが増したことは間違いなく、ヨキッチはスターター定着以降チームメイトを問わずヨキッチらしい活躍をし続けながらリムプロテクション不足をある程度帳消しにできるほど高いレベルでチームオフェンスを機能させてきて、KCPやブルース・ブラウンでPOA/ペリメーターディフェンスを強化できたことを鑑みれば、60勝も西1位も現実的な予想だと思っております。
ウォリアーズは超強豪ですが、昨季ファイナルまで勝ち抜いた疲労、ロスターの厚みを少し失った事、主力の年齢、若手起用にもある程度積極的な姿勢、これらを鑑みて西2位と予想します。The Athleticでのスティーブ・カーHCの発言を見るにレギュラーシーズンを軽視してはいませんから恐ろしくもあり楽しみでもあります。プレイオフは・・・・言うまでもないですね。

9.マーケル・フルツがMIP受賞

ジェイレン・サッグスとコール・アンソニーにもプレイタイム与えたいでしょうし流石にMIP受賞はないんじゃないでしょうか。「ファシリテーターとスコアリングガード」として彼らと併用していくにしても来季マジックにはボールを持たせたい期待の選手が多すぎますので、やっぱりないです。けどそれって良い事ですよね。

10.ウルブズ55勝で西2位、しかしプレイオフ一回戦で7位クリッパーズに敗北

ないと思いますけど、こういう具体的で他の人がしなさそうな予想、好きです。
ウルブズはゴベア加入でディフェンス向上が期待されてますけど、ゴベア一人でディフェンス問題を解決できるならそもそも昨季OffRtg1位のジャズは解体する羽目に陥っていません。(昨季ジャズのDefRtgは110.0でリーグ10位)
KATは史上屈指のシューティングビッグですが、オフェンスでゴベアと併用した際スクリーンセッター役はどちらがやるんでしょう?
ゴベアはスクリーンセッター/ロールマン/ロブキャッチャーとして優秀でジャズオフェンスの陰の主役を務めていましたが、KATのピック&ポップ3Pも大きな武器です。当然併用していくでしょうけど、KATがピックを務めた際ゴベアの立ち位置が気になります。
コーチ陣の頭の中ではしっかりと青写真が出来上がってると思いますが、それがレギュラーシーズンすぐに選手へ浸透/機能するかはまた別のお話。強豪になるにしても少し時間がかかると見て私はウルブズは西7位と予想します。

11.ウィザーズがビールをトレード

ないです。

12.ラプターズは複数のタレントを一人のタレントにまとめる派手なトレードを行う

やってほしくないですけどマサイ・ウジリは「勝てる」と踏めば躊躇わない方でしょうから、大いにありそうです。
せめてバンブリートとバーンズは・・・・・・やっぱり全員放出しないで。

13.クリスチャン・ウッドがシックスマン・オブ・ザ・イヤー受賞

それだけの活躍をしだしたら早い段階でスターターへ配置換えされそうです。今までの振る舞いを見るにウッドも自己証明にこだわりがあるように見えますし。

14.ホーネッツがタンク、1位指名権を獲得しスクート・ヘンダーソンを指名

これはオーナーであるジョーダンのフロントとしての手腕を揶揄しているって事ですかね。スクートも名前とハイライトを少し見た事ある程度で他ドラフト候補にも詳しくないですし、なんとも言えんです。

長くなってしまったの残りの15個の予想はまた別記事↓にします。

とりあえず今回はこの辺で。ではまた。

  • URLをコピーしました!
目次