【デマー・デローザン2万得点達成記念】現役選手レギュラーシーズン通算得点ランキング。もうすぐ節目を迎える要注目な選手たち。
本日(2022/10/29)のブルズ対スパーズ戦でデマー・デローザンがレギュラーシーズン通算2万得点を達成。ちょうど史上50人目の記録で兎に角おめでたい。ってことで現役選手のレギュラーシーズン通算得点ランキング、次に2万得点に届きそうな選手たちを見てみましょう。
今日の試合の結果がまだ反映されてませんので、10位デローザンが2万点未満になっていますが、デローザンは本日7点以上とってめでたく達成(一応ネタバレ回避で試合内容の詳細は伏せます)
8位のジョー・ジョンソンは昨季セルティックスで現役復帰、2分だけ出場した後、特に引退宣言をしたわけではないのでまだ現役扱いになっております。
11位ドワイト・ハワードは出来るだけ早く、どこかと契約して今季来季とベンチから一定の出場時間を得られれば2万得点を達成するかもしれません。
達成すれば勿論めでたいですけど、達成出来ずとも攻守で圧倒的存在感を放ち、一時代を築いたセンターであることに変わりはないです。
今からでも遅くない、75周年メンバーに追加しましょう。76人も77人も大して変わらんでしょう。
次に達成しそうなのは12位デイミアン・リラードでしょうか。今日の試合は欠場、「ふくらはぎの怪我で1,2週間の欠場後再評価」とのことですが、復帰後順調にいけば来季には達成出来そうです。
「2週間後に戻ってきて残り70試合全てに出場する」と仮定すると、33.4PPG以上を記録すれば今季中に達成できます。・・・・・・・イケる!
「ついでに」、というには偉大過ぎる記録ですが、リラードはブレイザーズの通算得点フランチャイズレコードも達成間近です。
現1位のクライド・ドレクスラーは開幕前にYahoo Sportsとのインタビューで「記録とは破られるためにあるけど、デイム以上にそれにふさわしい選手は思いつかないね」とコメントを残しております。
やはり紳士。紳士な分、ロケッツで優勝した時の無邪気なハシャぎ様にグッときた思い出。
リラードも優勝の瞬間は・・・・
・・・・・
・・・・・やっぱり真顔なんですかね?
話をデローザンに戻しますと、デローザンは試合前にグレッグ・ポポビッチHC(以下ポップ)への感謝を述べ、達成直後にポップは気を利かせてタイムアウト。会場や両チームから祝福を受ける時間を作り、勿論ポップ自身も嬉しそうにデローザンと言葉を交わしていました。
試合後は元チームメイトたちとも笑顔を交換、スパーズ戦で達成できたのはバスケの神様の粋な計らいですな。
そしてこの試合でもう一つ、おめでたいことが。
初のNBAフルタイム女性アシスタントコーチであり2014~22スパーズの元アシスタントコーチで、WNBAラスベガス・エーシズの現ヘッドコーチを務めるベッキー・ハモン。彼女の凱旋セレモニーが行われました。
スパーズの姉妹チームでもあるエーシズは昨季見事優勝を果たし、ベッキーは就任1年目にしてコーチ・オブ・ザ・イヤーを受賞しています。
スパーズから離れ、史上最高額でエーシズHCに就任する事が決まった時に、印象に残ったコメントがあります。
ハモン自身のコメント。
性別ではなく、私の可能性だけを気に掛けてくれたポップに感謝しています。
彼は私の中に特別な何かを見出し、若いコーチを教え、助けるのに時間を費やす事を厭いませんでした。
もう一つ、昨季までスパーズにいたロニー・ウォーカー4世のコメント。
彼女は素晴らしいコーチです。ただそれだけです。
僕らは“女性”コーチについて話しているのではなく、“男性”コーチについて話しているのでもない。彼女は素晴らしいコーチ、ただそれだけです。
セレモニーは第1Qと第2Qの間の短い時間でしたが、ポップは勿論、戦友でもあるデローザンともしっかりと抱擁を交わし、第2Qの間解説にゲスト参加もしてくれて終始温かい雰囲気。観客席にいた小さな子供もベッキーのジャージーを手にしながら嬉しそうにハシャいでおりました。
デローザン、ベッキー、関係者各位、皆々様おめでとうございます。
今回はこの辺で。ではまた。