ヤニスがヤニスらしい事をして、EuroBasket史にまた一つ名を刻む。サボニスは自分を取り戻し希望をつなぐ。

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ヤニスがヤニスらしい事をして、EuroBasket史にまた一つ名を刻む。サボニスは自分を取り戻し希望をつなぐ。

・ギリシャ対ウクライナ
ヤニス・アデトクンボが27分出場で41得点しました。FG13/18、FT15/18。

試合結果は99-79でギリシャが勝利。以上。解散。

すごーい。

気を取り直しまして、少し所感をば。

両チーム共すでに決勝トーナメント進出を決めていたからか、ウクライナはヤニスに対して特に解答を用意してない感じありましたね。イタリアはヤニスに対して気を張って、スピードに乗る前にダブルチームするなり、ボール持たれたらシュートに行かれる前にファウルするとか対策してた印象ありましたけど、ウクライナはとりあえず好きにやらしてから囲むって守り方してた印象です。当然間に合わないか、FTを与えまくってました。

いずれにせよ、今日のヤニスはノビツキーのような片足フェイダウェイも決めてて、ウクライナが何しようが止めようがなかったでしょうか。41得点は奇遇にも2001のノビツキー43得点に次ぐEuroBasket記録だそうで。おめでとう!

・ハンガリー対リトアニア
両チーム3連敗。ハンガリーは既にグループ戦敗退が決定。エースのアダム・ハンガも怪我で欠場。
リトアニアは勝てば次のボスニア・ヘルツェゴビナ戦に希望がつながり、下馬評も高かっただけにこのまま帰るわけにはいかない状況。
リトアニアは過去3試合すべて強豪相手で致し方ない部分もありましたが、課題点としてオーバーパッシング(パスの出し過ぎで攻めあぐねているような状況)も目立っていました。決勝トーナメントへ進み、勝ち抜いていくには特に迷いの見られたサボニスの復調は必須条件です。
前ドイツ戦ではサボニスにとって最悪とも言える負け方をしただけに、「よもや、このままずるずると・・・」などと心配をしていましたが、
蓋を開ければ前半サボニスFG4/4の13得点6reb3ast、バランチュナスFG6/9の12得点7reb、スコアは33-48、リバウンド数は11対26でリトアニアが圧倒。

そのまま試合結果は64-87でリトアニアが勝利。終わってみればサボニスFG7/7のパーフェクトで19得点8reb4ast、バランチュナスはわずか17分の出場でFG10/13の21得点8reb。ハンガリーはエース不在の中ゾルターン・パールが16得点と気概を見せていました。

リトアニアは今日のボスニア・ヘルツェゴビナ戦で互いに決勝トーナメントへの出場権を賭けて戦います。必見ですけど、どちらが負けるところも見たくないジレンマ。

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