はじめに
2022年9月30日/10月1日/10月2日に開催される「NBA Japan Games 2022 Presented by Rakuten ゴールデンステイト・ウォリアーズ対ワシントン・ウィザーズ」で注目したい選手や来季の見所を毎回ピックアップして少しづつ紹介していこうと思います。
今回は番外編です。先日カイル・クズマとドレイモンド・グリーンがポッドキャストで対談をしていたので、その二人と近いルーツを持つモンテ・モリスを加えた三人について書いていこうと思います。
観に行ける人・行けない人、両方の方が楽しめたら幸いです。
近いルーツを持つカイル・クズマとモンテ・モリスとドレイモンド・グリーン
三人共ミシガン州出身でクズマとモンテはフリント、ドレイモンドはサギノーという隣り合った地域の出身です。
そういった縁もあり、先日ドレイモンドとクズマは対談を果たしました。
他人様の故郷についてネガティブな事を言うべきではありませんが、フリントとサギノー両地域とも治安がよろしくない事で有名です。
ですが三人共その郷土愛は本物で、度々現地へ飲料水やシューズを贈ったり足を運ぶなどしています。
試合後のインタビューでもしばしば同地域の名前を出し、自分がフリント・サギノー出身であることを感謝し誇りに思っていることを世に示していました。特に“toughタフ”という単語は必ずと言っていいほど共に口にしていて、彼らのこれまでの生き方・キャリアを物語っています。
フリントとサギノー。互いに敬意を持ち同時にライバルでもある彼らはスポーツを通じて同地域の素晴らしいカルチャーも我々に伝えてくれています。
彼(ドレイモンド)にフリントの方がサギノーよりも少しだけタフだとわからせたかったんだ
そう言ってイタズラっぽく笑うモンテと、モンテを讃え雄叫びを上げるドレイモンドの姿は私にとって昨季プレイオフの中でも屈指のハイライトです。
ドレイモンド、クズマ、モンテの3人が一堂に会し、それがTVを通してでも日本で見られる。本当にバスケットの神様(MJじゃない方)に感謝です。
最後に
【Road to NBA JAPAN GAMES 2022】今回は番外編としてドレイモンドとクズマとモンテの郷土愛について書いてみました。
その過酷さを文字で読み映像で知る事と実際にその道を歩んできた事には天と地ほどの差があります。三人が歩んできた道には私が想像すらできない辛さが沢山あった事でしょう。
それを感じさせず今まで、そしてこれからも素晴らしいバスケットを見せてくれることにあらためて大きな感謝です。
今回の【Road to NBA JAPAN GAMES 2022】はここまで。お読み下さり、ありがとうございました。