現在のNBAに存在する某ダークヒーローと某悪役。’23現時点でのTS%ランキングから見るライバル関係。/チェリーピッキングと偉大な記録の違いとは?レブロン、ヨキッチ、デローザン、ベン・シモンズetc.

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現在のNBAに存在する某ダークヒーローと某悪役。’23現時点でのTS%ランキングから見るライバル関係。/チェリーピッキングと偉大な記録の違いとは?レブロン、ヨキッチ、デローザン、ベン・シモンズetc.

’23NBA2022/12/15時点でのTS%ランキング。

1位はセルティックスのグラント・ウィリアムズ。2位はナゲッツのニコラ・ヨキッチ。

・・・・・・バットマンとジョーカーじゃん。

グラント・ウィリアムズはニックネームがBatman。今年のハロウィンにて、この格好でアリーナ入り。
先日のウィザーズ戦での冗談みたいなスタッツ。Why so serious?

っていうだけの一発ネタ。

ちなみにヨキッチのウィザーズ戦でのスタッツは後日オフィシャルから4stlから5stlに変更されまして、ヨキッチは史上初の40得点12reb8ast5stl以上を同時記録した選手となりました。しかもFG85.0%のオマケつき。

条件を40/10/5/5まで下げても史上18例のみ。

当たり前ですがレジェンドしかいませんね。ヨキッチはこの中で最少の33分の出場時間で達成してるのがまた凄いです。リック・バリーの64得点も異次元。

この手の記録は条件の組み合わせ方次第で割としょっちゅう“史上初の記録”が生まれるんですけど、ヨキッチのこのスタッツは“チェリーピッキング”(※)ではなく称賛すべき記録に間違いないと思います。

※:Cherry Picking。自分に都合のよい根拠だけを選び取ったり提示すること。
NBAでよくあるのは「○○(選手名)は平均○○pts○○reb○○ast以上を○○試合連続で記録した史上〇人目の○○歳以下or以上の選手」みたいなのです。聞いている分には面白いですけどね。

“チェリーピッキング”のお手本とされる画像↓。

ベン・シモンズはデビュー後の2年間で少なくとも50勝をして、なおかつそれぞれの年のプレイオフでトリプルダブルを記録した史上初の選手

ペイサーズ時代のサディアス・ヤングはMJやレブロンらと肩を並べておりました。ってのは言い過ぎですが、オールマイティな活躍をしていた事は間違いないです。

“チェリーピッキング”だろーがなんだろーが素晴らしいことに違いはないんですけど、細かく条件を設定しすぎると“無理矢理感”も否めなくなるっていう。

まぁ祝い事は多すぎて困るもんでもなし、野暮なツッコミですね。

今回はこの辺で。ではまた。

おまけ。

NBAにいるバットマンとジョーカー。

黒のフェイスガードをつけたレブロン・ジェームズ。
右肩にジョーカー(ヒース・レジャー)のタトゥーを彫ったデマー・デローザン。
ジョーカーを意識して髪の一部を緑に染めたサディック・ベイ。

バットマンとジョーカーたちの今季スタッツ一覧。※画像クリックで拡大

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